★★★
Precious
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● 倉吉のドライブスポット
伯耆の国の国分寺跡。
中部広域農道の途中から、県道34号倉吉赤碕中山線を東へ寄り道すると、案内標識があり、県道312号倉吉環状線へ左折。1キロ強の左側にある。ちゃんとした駐車場はないが、道路と門の間に、車1台分以上の長さがあるので、5台は並べて止められる。
入場・駐車とも無料。トイレあり。
奈良時代に聖武天皇の命により建造され、平安時代に消失したとのこと。復元された建物が1つもないのが寂しい。
塔跡は、台と柱の位置が、コンクリートで示されている。(右写真)
金堂跡、講堂跡、東方建物跡、回廊跡は、土が盛り上げてあるだけ。
柵列跡も、根元だけ。
ベンチや植木など、公園としてはきれいに整備されている。
国指定史跡。法華寺畑遺跡と共に、日本の歴史公園100選。
案内図に、奥の西方へ、伯耆国庁跡とあったので、暑い中、3分くらい歩いてみたが、案内表示は何もなく、見あたらなかった。あとで調べたら、もっと奥にあったようだ。代わりに、ヒマワリ畑を見ることができたので、無駄足にはならなかったが。
伯耆国分寺跡 写真集
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2011年8月16日(火) 10時頃
奈良から平安時代の役所跡。
伯耆国分寺跡の北側にあり、徒歩1分。
県道312号倉吉環状線を南から行くと、右へ90度カーブした終わりに、左へ急角度の分岐道があり、そこへ入ったところ。反対方向からだと、道なりに左カーブせずに、直進方向になる。名前の表示は、県道からは見づらい。
道路右側の公園入口前に、数台は縦列駐車できる。
入場・駐車とも無料。トイレあり。
伯耆国分寺跡よりも、むしろきれいに整備されている。
入口に、全体の説明パネルと、100分の1の模型がある。大きさは150メートル四方。伯耆国庁に関連する役所跡で、伯耆国分尼寺だった可能性もある。
周囲の板塀があった場所には、太い柱がずらっと並び、なかなか壮観だった。
四辺の各中央に、同じ大きさの四脚門があり、そのうち1つが復元されている。正面の南門を大きくするのがふつうなのに、同じ大きさなのが、この遺跡の特徴。(右写真)
建物跡は、柱の根元が復元されているだけで、個別の説明書きはないので、見て回る意味はあまりなかった。
広い中、日射しを遮る物がほとんどないので、真夏に見学するには適さない。
北東の隅には、墓地があり、そこには車で入れるが、行き止まり。
伯耆国庁跡と共に、国指定史跡。伯耆国分寺跡と共に、日本の歴史公園100選。
法華寺畑遺跡 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2011年8月16日(火) 10時頃