★★★
Precious
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● 新宿のドライブスポット

首都高のエコ・パーキングエリア。
首都高速4号新宿線の上り線にある。西新宿ジャンクションより都心寄りなので、山手トンネルと同時に使えないのが、残念な位置だ。
首都高のパーキングエリアなので、都市間高速のように十分な加減速区間はなく、入るときは早めにウインカーを出して本線上で減速。出るときは、こちらが「止まれ」のようなつもりでないと危ない。
店を2階に持ち上げて、限られた敷地で駐車区画を最大限に取っている。小型車36台分。
2008年4月26日に、リニューアル・オープンした。
エコなパーキングエリアを目指したそうで、1階にそのへんを説明したパンフレットが置いてあった。
周囲の壁は、全部ではないが、溶岩パネルで囲まれている。溶岩をスライスして貼り付けたもので、ヒートアイランド防止になるらしい。溶岩にコケが生えてくると、もっといい感じになるそうだ。この溶岩パネルの会社の社長さんは、首都高の全線300キロの壁を溶岩パネルにするのが夢だと、テレビで語っていた。2008年度グッドデザイン賞を受賞している。(右中央写真)
風力発電の風車が、本線からの入口脇にある。最初はプロペラを探して見つからなかったが、垂直軸で回転するタイプだった。まあ、場所狭いしね。太陽光パネルと組み合わせたハイブリッドタワーで、「風かもめ」という名前がついている。(右下写真)
太陽光発電のソーラーパネルが屋上に並んでいるそうだが、一般人は立入禁止で、見ることができないのは残念。
建物の1階には、首都高の道路交通情報を表示した大型モニターと、パンフレット置き場、携帯電話の無料充電器がある。
2階にある店は、よよぎの森というレストランと、ドトールコーヒー。どちらもセルフサービスで、席は共通。ちょっとした売店コーナー付き。
ガラス張りの外に面したカウンター席が並んでいて、森や車を眺めながら食事や休憩できる。本線をはさんだ向かいは、明治神宮の森なので、副都心という場所のわりに、周囲に緑が多いのはいい。
よよぎの森のメニューは、洋食中心だが、うどんも増えた。カウンターで注文して代金を払うと、番号札付きのレシートを渡されるが、番号を呼ばれる場合と、品名を呼ばれる場合があるようだ。エコのため、割り箸ではなく洗い箸を使っている。
五色桜大橋で使われている振動発電の紹介コーナーがあって、床の装置を踏むとパネルが光るということだが、ちょっと踏んでみただけでは光らなかった。もっとガシガシ足踏みしないとダメだったのかなぁ? こんど、まわりに人がいないときに再挑戦してみたい。
エレベーターは2基あり、右のボタンは「1」と「2」だけなのに、左のには「B1」というボタンもある。地下1階に何があるんだろうと行ってみると、物置場のような感じだった。右手のドアがスルッと開いて、その先は地上の一般道。高速道路の高さを1階と呼んでいるので、B1が地上の高さになっているのだ。外に出られるのかぁと思い、外側からパーキングエリアの写真を撮ったのだが、戻ろうとすると、ドアが開かない…
ちょうど掃除のおばさんが出てきたので、頼んで入れてもらったが、このドアは、中からは自動的に開くが、外からは暗証番号を入力しないと開かないそうだ。代々木パーキングエリアの罠にはまってしまった。
住所は渋谷区だが、首都高新宿線にあるので、新宿のページに入れておく。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年9月13日(土) 10時頃 ほか
首都高速道路サービス(株)のサイトより、代々木パーキングエリアのページ (別ウィンドウに開く)
首都高スマート新聞のサイトより、首都高社会科見学
代々木PAのページ (別ウィンドウに開く)