★★★
Precious
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● 大田のドライブスポット
大田区の歴史と民俗と文学などを展示。
国道1号・第二京浜の上を新幹線がまたぐ、馬込橋の横の信号付き交差点から、南への脇道に入る。歩道橋に「南馬込」という表示があったが、歩道橋の名前なのか、交差点の名前なのか、微妙なところ。
狭めの2車線道を400メートルほど進むと、右へ入る十字路には、信号はないが、道路上に郷土博物館の案内標識が出ていた。
坂道を降りていく途中、100メートルほどの左側にある。
建物前に、5台くらいは駐車可能なスペースがある。駐車場とは表示されていなかったので、ここに止めていいのかなぁ?と思ったが、すでに車が1台止まっていたので、いいのだろうと判断。さらに坂を下ったところも、塀が凹んでいて、5台くらいの駐車スペースのようだった。
入場無料。自動ドアが開くとキンコンと音が鳴る仕組みになっていて、受付の人が博物館と特別展「雪ヶ谷貝塚」のパンフレットを差し出してくれた。質問や記入などは特になし。
展示室は、2階と3階。
2階は古代歴史系で、特別展のためかもしれないが、縄文土器、石器、骨、貝などが、ずらっと並んでいた。多摩ニュータウン遺跡の土器のコーナーもあったのは、同じ東京都つながりか?
順路は特にないようで、どのように見ていくか悩んでしまった。展示は大人向けの感じだったが、粘土に縄の模様を付ける体験コーナーもあった。
3階は郷土系で、実にいろいろなものがあった。昔の民家の中を再現したものはよくあるが、ふつうの食事が、わざわざ食品サンプルで展示されていた。
東京湾の埋立は、透明なパネルを動かして、重ね合わせて見る仕組み。町工場の模型は、ハンドルを回すと動くということ。ベルトが外れてしまっていて、空回りだったが。
さらに、鍛冶屋や染物屋の道具、木舟とそれを作る道具、海苔の養殖、長距離飛行の記録を作った飛行機の模型、羽田空港の歴史、祭りの衣装などなど。
2階・3階とも、トイレの前の通路にも、展示品があった。ここは文学系か。
ヘピの抜け殻もあったなぁ。
玄関脇に、はにわが1体、表のガラスケース内に、ミニはにわが1体。中の展示品には、なかったけど。
東京都の「歴史と文化の散歩道」の品川池上コースになっていて、表にその案内板があった。
(追記) 2009年11月3日、開館30周年により、常設展示をリニューアルしたとのこと。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2008年11月9日(日) 14時頃
大田区のサイトより、大田区立郷土博物館のページ (別ウィンドウに開く)
(余談)
南馬込では、新幹線がアーチ橋で国道1号の上をまたぐが、並走しているはずの横須賀線はどこを走っているのかと思ったら、道路の下をくぐっていた。国道サンドイッチ状態。
さらに国道をまたぐ歩道橋があり、その国道1号はすぐ北の松原橋で環七通りと立体交差し、その下には都営地下鉄が走っているという、なかなかすごいところだ。
羽田空港の飛行機を眺める公園。
国道357号・東京湾岸道路の京浜島にある唯一の交差点から、東へ入る。交差点案内標識に「つばさ公園」の表示があった。
そこからの道は、22〜6時は通行止の表示。突き当たりの交差点を右折すると、その片側2車線道の左側が、ずっと公園だ。
駐車場は、歩道を横切って入ったところに、縦列駐車する形のものが2つあったが、何の案内表示も「P」の標識すらないので、わかりにくい。ほとんどの車は、道路脇に縦列駐車していた。どうせなら、片側1車線でいいから、道路脇を駐車スペースにしてしまえばいいのに。アメリカみたいに。
北端近くに、三角形の小広場、トイレ、飲料自販機がある。
あとは、運河沿いに広い遊歩道がずっと延びていて、対岸の羽田空港の飛行機を、のんびりと眺められる。このときは、東側のC滑走路から離陸していたので、北寄りの方が、飛んでいく飛行機がよく見えた。
道路沿いのガードレールに、飛行機のレリーフがこれでもかっていうくらい並んでいたのが、つばさ公園という名前らしくなっている。ワンパターンだったけど。
南端近くに、2階くらいの高さの展望台が2つある。ここの方が、羽田空港内の飛行機はよく見えた。(右上写真)
京浜島の南端の角には、すこし高くなったところにあずまやがあり、見渡しがいい。ここは、京浜島緑道公園という表示で、飲料自販機・トイレあり。
そこから西へ、海沿いの緑道が延びているが、こちらの遊歩道は狭め。
入園・駐車場とも無料。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年2月8日(日) 14時頃
海上に建設中の滑走路を望む。
羽田空港には、黄色い舗装の循環車線があって、そこからあちこちへの案内表示がたくさんある。「迷った車は循環車線へ」と表示されているんだけど、そこを何周しても、展望台への案内表示はなかった。
海側の第2ターミナル前で一番右の車線へ入り、「首都高横浜」という方へ。その先の分岐で左の「首都高横浜 整備地区」の方へ進み、トンネルをくぐった先で、左へ入る角には、やっと展望台への案内表示があった。あとは、案内表示に従っていけばよい。
なお、本当の目的地は横浜ではないので、向かいの第1ターミナル前では、「首都高横浜」の方へ行かずに、循環車線へ。
東京空港整備事務所のサイトにある案合図を印刷して持っていったんだけど、それでもわかりにくかった。羽田空港の道、複雑すぎ。
プレハブ3階建ての建物があり、その屋上が展望台になっている。
駐車場所の表示は特になく、建物前の堤防沿いに適当に並べる。
階段に、受付をするように表示されていたので、1階へ入ると、代表者の名前と市町村と何回目かなどを記入。赤と黒のパンフレットをくれた。「ご案内しますか?」と聞かれたが、いいですと答えて、階段を上へ。階段は外にあり、入る人をチェックしているわけではないので、受付しなくても入れそうだったが。
3階の部屋には、D滑走路の説明パネルがあった。埋立部・桟橋部・接続部・連絡誘導部と4つに分かれていて、なかなか難しい。説明してもらえばよかったかも。
屋上からは、建設中のD滑走路を望む。大きなクレーンがいくつかあるが、日曜日で工事は休みだったようで、動いていなかった。その奥には、東京湾アクアラインの風の塔。
空港自体は見えないのだけど、南から着陸してくる飛行機が、途中まで見える。このときは、西側のA滑走路へ着陸していて午後だったので、逆光だったけど。
南の方には、川崎浮島ジャンクションと、東京湾アクアラインのピラミッド型の浮島換気所を望む。(右下写真)
千葉県の工場やビルも、うっすらと見えた。
あとで気づいたんだけど、入ったときに時刻を記入したから、出るときも受付へ寄るべきだったのかも? そうは言われなかったし、そういう注意書きもなかったけど。
入館・駐車場とも無料だが、D滑走路の工事が終わったらなくなるだろう。
(追記:2010年8月30日、工事完了により閉鎖されたらしい。)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年2月8日(日) 15時頃
関東地方整備局
港湾空港部のサイトより、D滑走路建設工事のページ (別ウィンドウに開く)
首都高の遺産。
国道131号・産業道路の糀谷南交差点から、東へ入る。700メートルほどで、東糀谷6丁目交差点、信号付き十字路を左折。新呑川を渡り、道が右へ曲がっていくと、左側に3台分のコインパーキングがある。昼間20分/100円。
周辺の他のコインパーキングは、下記のs-parkのサイトを参照。
車で来た方向から右へ進み、新呑川にぶつかったら、左へ川沿いの遊歩道をずっと進む。この道は、「武蔵野の路 大井・羽田コース」の一部になっている。
遊歩道が左へ曲がっていくところで、右へ階段を登ると、羽田可動橋が見える。徒歩7分。
川沿いが階段状の親水護岸になっていて、橋は見やすい。下水の放流口をはさんで、羽田可動橋に隣接している護岸は、立入禁止になっていて残念だった。このときは、カモなどの水鳥がたくさんいたほか、上空にはカモメが飛んでいた。
可動橋ではあるが、今では使われていないので、船が通れるように回転して開いた状態、道路が分断した状態のまま。説明板などはなかったので、予習して行った方がいい。
遊歩道を先に進むと、可動橋につづく高速道路と運河沿いに、ずっと遊歩道がつづいている。内陸側には、水再生センターが広がっているので、途中からは抜けられない。大森緑道公園という表示があったが、ただ遊歩道の脇に木があるだけだ。
首都高羽田線が海底トンネルを出てきて、合流するのだが、向こうの方が高いので、よく見えなかった。
10分ほどで、やっと内陸側への道がある。そちらへ向かうと、東京労災病院の向かいの歩道に、森ヶ崎公園への案内図がある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年2月8日(日) 15〜16時頃
s-parkのサイトより、羽田可動橋付近のページ (別ウィンドウに開く)
森ヶ崎水再生センターの上にある公園。
駐車場はないので、ドライブスポットとは言いがたいが、羽田可動橋の近くにあるので、ついでに書いておく。
羽田可動橋から大森緑道公園で北へ回って、東京労災病院の脇からのつづき。公園の案内図に従って、南へ入り、最初の角を左へ入ったら、病院職員用駐車場で行き止まりだった……まぎらわしい案内図だ。
その次の角を左へ。そこには、案内矢印があった。あとは道なり。
水処理の四角い池の上を橋で渡り、公園内に入ると、噴水があるのだが、水が出ていなかった。水再生センターの真上にあるんだから、水をケチらんでもいいと思うが。
右奥の角に、展望台がある。2階くらいの高さだが、公園自体が3階くらいの高さにあるので、水面からはまあ高さがある。
羽田空港や、そこから飛び立つ飛行機が見えたが、よく見たいなら双眼鏡を持っていった方がいいだろう。羽田可動橋も見えるのだが、下半分が木に隠れていて、分断した様子がよくわからないのが残念。
ベンチもあるのだが、全体が高い柵で囲まれていて、なんか牢屋の中から外の景色を見ているみたいで、こういうのは好きじゃないなぁ。
あとは、子ども用の遊具、アスレチック場、日本庭園、広場などがある。
入口が住宅街の奥まったところにあるが、近くの交差点には案内矢印がわりとあった。
ただし、羽田可動橋のところに書いたコインパーキングの角のは、まぎらわしい角度なので、要注意。路面に「とまれ」と書かれた道の方ではない。そこから公園まで、約6分。
上記のs-parkの1/8000の地図を印刷して持っていったんだけど、粗すぎて役に立たなかった。このあたりを歩き回るなら、もっと拡大した地図を持っていった方がいい。
このあたり、飲料自販機がけっこうあるが、競争が激しいのか、ふつう120円のが110円というのがときどきあった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年2月8日(日) 16時頃