★★★
Precious
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山手トンネル
首都高速C2中央環状新宿線のトンネル。
東京の副都心をむすぶところを、こんなにスイスイ走れてしまっていいのだろうかと思えてしまう、うれしい道。このごろは、渋滞も多くなったようだけど。
ジャンクション部を除くトンネル本線は、全線片側2車線。
トンネルながら、多少の路肩があり、高さもあるので、あまり圧迫感はない。照明も明るく、走りやすいトンネルだ。
こまかなカーブがわりとあったり、ちょっときつめのカーブもあるのは、既存の山手通りの下に作ったのでしかたないだろう。アップダウンもけっこうあり、都会の地下だから、ほかにもいろいろ埋まっているのをよけたのだろう。
5号池袋線・熊野町ジャンクション〜4号新宿線・西新宿ジャンクションの区間が、2007年12月に開通。3号渋谷線・大橋ジャンクションまでの区間が、2010年3月に開通した。さらに、B湾岸線・大井ジャンクションまでの区間は、2013年度に開通予定。
熊野町ジャンクションと西新宿ジャンクションは、都心方向からの出入りができないが、大橋ジャンクションは、両方向へ出入りできる。
途中の出入口は、すべて右車線に接続する。山手通りの中央分離帯の部分がランプになっているためのようだ。
■ 内回り 熊野町→西新宿
山手トンネル自体のすこし手前から書く。C2中央環状線の内回りを走っていくと、板橋ジャンクションで5号池袋線へ左から合流し、1キロほど先の熊野町ジャンクションでC2は右へ分岐する。開通当初、C2をたどっていくには、ここで片側3車線の道を1キロない間に2回車線変更して、左端車線から右端車線まで横断しなくてはならなかった。
2008年8月3日に、この場所でタンクローリーが横転して炎上する大事故があり、復旧工事に2か月以上を費やしたが、その際に改良されて、中央車線からもC2へ入れる車線の引き方になり、車線変更は左端から中央への1回でよくなった。ただし、左端車線と中央車線の間の線が、早い段階で黄色になってしまい、車線変更できなくなってしまうので要注意。熊野町ジャンクションまで300メートルという標識は、あと300メートル以内に車線変更すればいいという意味ではない。その標識のすぐ先で車線が黄色になるので、事実上は、「C2への車線変更はここまで」という意味だ。
C2への分岐路は2車線あり、長い坂を下っていくと、山手トンネルへ入る。
地下へ入るとすぐに、地下鉄有楽町線と副都心線の上を通過。
西池袋出入口をすぎ、中落合からは大江戸線が山手トンネルの下を並行に走る。中井駅のエレベーターは、山手トンネルの内回りと外回りの間を通っているらしい。
落合で東西線の下をくぐり、中野坂上では、丸ノ内線の2メートル下、大江戸線の5メートル上をすり抜ける。
中野長者橋出口の先で大江戸線と分かれ、西新宿ジャンクションでは、京王新線と京王線の下をくぐる。
西新宿ジャンクションで出ると、ずっと坂道を登っていく。(右写真)
ほとんど直角に近い右カーブのところは、30キロ規制。高速道路でそんなところを作っていいのか?
4号新宿線が混んでいると、西新宿ジャンクションを先頭にした渋滞になってしまう。渋滞4キロとか、初台まで15分というときもあった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆ (西新宿ジャンクションのスロープを除く)
景色のよさ :★☆☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2008年3月29日(土) 15時頃、 2008年11月1日(土)
21時頃 ほか
■ 内回り 西新宿→大橋
西新宿ジャンクションと初台南入口との合流部は、左から右への車線変更禁止。
千代田線の下をくぐると、富ヶ谷出口が分岐。
京王井の頭線の下をくぐると、大橋ジャンクションでは東急田園都市線の下をくぐる。
大橋ジャンクションに近づくと、右車線が左車線へ合流して1車線になり、右カーブしていく。(右写真・走行方向と反対向きに撮影)
そのカーブの途中に渋滞末尾の車が止まっているかも、という備えが必要。混んでいるときでなくても、ジャンクションで減速する影響で、車が詰まっている場合がある。ジャンクション内の渋滞状況を示す電光表示でもあればいいのにと思うが。
再び2車線に広がると、右の都心方向が赤、左の東名高速方向が青と、色分けされている。実際の分岐点までは距離があるが、ここで追い越そうなどとせず、最初から目的方向の車線へ入ってしまった方が無難。
ジャンクション本体では、左へぐるぐると螺旋カーブしながら登っていく。密閉されてトンネルのようになっているのは、近隣への環境配慮のためらしい。カーブの内側は、車線部分よりも広くなっているので、それなりに見通しはある。大型トラックに隣に並ばれると、圧迫感があるが。
最後に左右に分かれて、外へ出ると、こんどは下り坂で3号渋谷線に接続。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
景色のよさ :★☆☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年6月20日(日) 16時頃
■ 外回り 大橋→西新宿
3号渋谷線から大橋ジャンクションに入ると、都心方向からが左車線、東名高速方向からが右車線の2車線道になり、右へぐるぐると螺旋カーブしながら下っていく。
最終的に、右車線が左車線へ合流して1車線になるので、都心方向からの場合は左車線キープ、東名方向からの場合は早めに左車線へ入った方が無難。左車線の方が螺旋の外側なので、カーブもゆるい。
1車線になると、こんどは左カーブして山手トンネルへ。トンネル本線へ入ると、再び2車線に広がる。
富ヶ谷入口との合流部は、左から右への車線変更禁止。すぐ先に、初台南出口と西新宿ジャンクションへの分岐が右にあるので、それらから出るなら、早めに右車線にいた方がよさそう。
西新宿ジャンクションで出ると、内回りと外回りから出てきた車線が、90度カーブして横に並ぶ。左車線から右車線への合流点までは、わりと並走距離が取られていた。4号新宿線へ左から合流。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★☆☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年9月26日(日) 13時頃
■ 外回り 西新宿→熊野町
4号新宿線を西から進んでいき、西新宿ジャンクションで左へ分岐すると、坂道を登っていく。これからトンネルへ入るのに、上へ登っていくのは違和感があったが、3号渋谷線方面へも向かうためには、本線の上で立体交差させる必要があったのだろう。
西新宿ジャンクションは、3段構成の高架橋になっていて、最上段がこの4号からC2への道。中段が逆方向のC2から4号への道。下段が4号新宿線の本線。(右写真)
直角に近い急カーブでを曲がると、こんどは長い坂を下っていく。山手通りの中央へ分け入って、山手トンネルへイン。
本線の様子は、反対方向と似たようなものなので省略。途中に、中野長者橋入口と西池袋出口がある。
終点の熊野町ジャンクションに近づくと、坂を登っていって地上へ出て高架線へ。開通当初は、そこで1車線に絞られていたのだが、2010年11月3日より、2車線のままに改良された。ただし、右車線上に、斜め左への矢印がまだあるのがまぎらわしい。それは、高松入口から入ってくる道が右から合流するためのようだが、5号池袋線に合流したところで、左車線はなくなるので、右車線にいた方がいい。
その先、C2をたどっていくには、1キロほど先の板橋ジャンクションで右へ分岐しなくてはならない。開通当初は、片側3車線のうち、右端の1車線だけがC2への車線だったので、1キロない間に2回車線変更して、左端車線から右端車線まで横断しなくてはならなかった。火災事故からの復旧工事の際、中央車線からもC2へ入れる車線の引き方に改良され、車線変更は左端から中央への1回でよくなった。
板橋ジャンクションから東へ進むと、五色桜大橋へ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★☆☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2008年3月29日(土) 9時頃、 2011年2月26日(土)
8時頃 ほか
山手トンネルには、首都高バイク隊というのが巡回している。黄色い2輪車で、トンネル内で渋滞していても現場にたどりつけるようにできたもの。夜は警察の白バイとまぎらわしいが、高速道路を巡回している黄色い4輪車と同じく、スピード違反の取り締まりはしない。赤いランプを早い間隔で点滅していて、直後につくと、チカチカしてまぶしいくらい。あまり制限速度にこだわらず、流れに合わせて走っているのが良心的だ。
山手トンネルの換気塔は、プレストレストコンクリート技術協会賞・日本コンクリート工学協会賞・グッドデザイン賞を受賞している。山手トンネルの交通管制システムも、グッドデザイン賞を受賞している。
蛇足ながら、山手トンネルは「やまてとんねる」、山手通りは「やまてどおり」と読むが、JRの山手線は「やまのてせん」なのが、まぎらわしい。
なお、山陽自動車道の福山サービスエリアの東にも、同名の山手トンネルが存在する。
首都高速中央環状線のホームページ (別ウィンドウに開く)