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● 小山のドライブスポット (おやま)

展望地 足柄城址

 足柄峠より富士山を望む公園。

 県道78号 御殿場大井線の、県境の足柄峠より少し西にある。

 東側から行くと、県境の足柄峠の先で、道路右側にトイレがあり、その両脇に数台分の駐車場がある。
 道路左側には、一里塚足柄之関(複製品)というのがあり、これはまあたいしたものではない。その脇から足柄城址遊歩道が延びている。

 最初は階段を登り、森の中を歩いていくと、まあ城址なので、あまり見るものもなく、県道の上をまたぐ橋となる。ここまで5分弱。
 その橋を渡った先に、芝生の広場が広がっていて、その奥に富士山が姿を現す。

足柄城址より富士山を望む 手前の御殿場の平野をはさんで、富士山の端から端までを一望の下に見渡せる、見事な富士山展望場所になっている。
 視界は全部で270度くらいあり、周辺の見晴らしもいい。
 この日は風が強かったが、気候のいい日はピクニックによさそう。

 遊歩道は「三の郭」というところの先から、森の中へ入っていくが、ちょっと下へ降りたところで、大きな水たまりで道がふさがれていた。前日の雨のせいだろう。

 なお、最初に書いた遊歩道入口から県道を西へ進むと、遊歩道の橋の下をくぐった先にT字路(↑)があり、県道は右だが、左へ入ったところの道路両側が実質的に駐車スペースになっていた。ここからの方が、展望場所には近い。徒歩2分くらい。

 また、足柄之関の斜め向かいの神社の入口には、足柄山の金太郎が熊に跨った石像があったので、これもチェックしておきたい。

おすすめ度 :★★★★★ (素晴らしい眺め)
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2003年3月2日(日) 12時頃

道の駅 道の駅 ふじおやま道の駅 ふじおやま 用沢公園の花壇

 富士山のふもと、小山町の道の駅。

 国道246号沿いの東側、下り線側にある。
 北から下り線を行くと、道の駅専用の左折レーンから、北側の脇道へ入る。
 出口と、上り線からの入口は、角の信号十字路から南側の脇道経由になっている。
 駐車場は、その脇道からさらに入る形で、時計回りの一方通行。中央部が大型車用で、それを取り巻くように普通車用区画が並んでいる。大型車が視界をさえぎるので、奥の方が空いているのかどうか見えないのが難だが、出口寄りの方がすいていた。

 中央の広場に、金太郎の人形がいて、水が出ている。成分表が貼ってあったけど、特に名水だとかは書いてなかった。このあたりは、富士山の伏流水が豊富そうなので、基本的に水がおいしいところなのだろうが、ただの水飲み場かも? ポリタンクで水を汲んでいる人がいて、金太郎だけの写真を撮れなかったけど。

 駐車場から見て、右手に用沢公園という小公園があり、小さな噴水と小さな花壇がある。いちおう、ちゃんと水が出ていた。

 建物は横に広く、内部でいくつかに分かれている。
 みやげ物売り場は、中規模。富士スピードウェイのレーシング関係のコーナーがあるのが、一番の特長だろう。あとは小山町というよりは、富士山・御殿場・小田原あたりまでの周辺地域の特産品を揃えている。御殿場高原ビールもあった。
 農産物直売所も中規模で、「みくりやの郷」という名前。
 食事処は、食券自販機式のようだった。道の駅 ふじおやま 用沢公園の噴水

 観光案内所のようなところには、2つの大型ディスプレイと、それを操作する装置があったが、調整中との表示。タッチパネル式の観光案内端末は、トップページのメニューだけオリジナルで作って、そこからはインターネット上の公式サイトへ行くみたいだった。プリンタ付きで、こういうのはいいと思う。

 左奥に、レーシングカーが2台展示されていたが、その手前には、工芸品の出店が2店あって、そのアンマッチさが妙だ。
 ここまでは、建物の中でつながっている。

 左端の部屋だけは独立していて、テーブルとベンチと飲料自販機が並んでいる。無料休憩所ということのようだが、それならそうと大きく表示すればいいのに。壁の大型ディスプレイには、天気予報が表示されていたが、光線の具合からか、見づらかった。ネクスコ中日本の「NEO Road」が置いてあった。

 富士宮焼きそば、信州おやきの売店もあり、なかなかカバーエリアがワイドだ。
 曇り空で、富士山が見えるような天気ではなかった。

(追記:2012年2月にリニューアルしたらしい。)

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2009年6月13日(土) 11時頃

Webリンク 道の駅ふじおやまのサイト (別ウィンドウに開く)

駐車場橋 竹之下ポケットパーク竹之下ポケットパーク 東名足柄橋

 東名足柄橋を望む場所。

 県道150号足柄停車場富士公園線が、東名高速道路の上を越える跨道橋の、南東脇にある。
 JR足柄駅前から、県道を北西へ1キロのところ。

 道路の北東側に、周囲よりすこし高くなった場所があるだけの、ミニ休憩所。名前の表示も地味だった。右隣に、6台分くらいの駐車場があるのだが、このときは前の道路を舗装工事中で、駐車場も閉鎖されていた。交通量は少なかったし、工事中交互通行だったので、道路脇に止めてしまったけど。

 北方に、東名足柄橋を望む。
 コンクリート製の斜張橋で、東名高速の上り線専用の橋。下り線を跨いでいる。
 ここから東京寄りの区間は、開通当初の上り2車線と下り2車線が、ともに下り線となり、後からできた3車線の上り線が、この橋になる。77キロポストのところ。
 斜張橋につづく高架橋の部分では、鮎沢川馬伏川を跨いでいるが、斜張橋の部分は陸上にある。以前からあった下り線と、なめらかにクロスさせるために、わざわざ橋脚間をかせげる斜張橋にしたのだろう。
 H型の柱が2本あり、青い線がアクセントになっているが、だいぶ色が落ちてしまっているのが残念。
 優れた橋に贈られる土木学会田中賞と、静岡県都市景観賞の優秀賞を受賞している。東名足柄橋

 橋の展望場所としては、角度的に、もうすこし横から眺めたいところではある。
 透明なケースの中に、ケーブルの断片のようなものが置いてあった。なにも説明が書いてないのが投げやりだが、場所的に考えて、東名足柄橋の記念品なのだと思う。(右上写真)

 道路の向かいには、爪切り地蔵というのもあった。金太郎が爪で彫ったという言い伝えがあるらしい。

 その後、東名足柄橋の下の方へ行ってみたが、橋の説明板や受賞プレートなどは見あたらなかった。
 横からの写真は、橋の西側にある集落の坂の上から。電線がじゃまだった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年6月13日(土) 11時頃

 

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