★★★
Precious
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● 唐津のドライブスポット (からつ)
唐津市の中央部のエリア。
唐津市街や唐津湾を一望。
虹の松原の西、松浦川の河口にあるが、遠くから天守閣が見えるので、場所はわかるだろう。
城は道路の海側だが、駐車場は向かいの内陸側にある。有料で1時間以内100円。2百台分くらい。
地下道を渡ると、売店と唐津焼の店がある。
本丸までは、階段のほか、エレベーターがあり、片道100円。階段は231段らしいが、途中に石垣や門があるので、帰りは歩いた方がいいだろう。
天守閣の入城料は大人400円。
想定して復元した天守閣で、中は博物館。城の模型が動いて説明音声が流れるというのが、なかなかの凝りよう。刀や鎧兜など城らしいものに、唐津焼があるのがご当地色。中の昇降は階段で、エレベーターはない。
5階が展望所。周囲に出て、四方を見渡せる。海に面した山の上にあるので、眺めはかなりいい。唐津湾と唐津市街を見渡し、虹の松原や鏡山を望む。四方の展望案内図と、100円双眼鏡あり。
本丸の端に、小さな売店もあるが、たいしたものはなかったと思う。飲料自販機、トイレあり。
マスコット・キャラクターの唐ワンくんは、着ぐるみではなく、等身大の写真パネルだった。最初、顔出しパネルかと思った。
大きなクレーン車で、石垣の積み直し工事中だった。
見学時間は、約45分だった。
唐津城 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2010年10月20日(水) 11時頃
唐津市文化振興財団のサイトより、唐津城のページ (別ウィンドウに開く)
日本最古の稲作発祥の地。
唐津駅の西方。赤十字病院と唐津南高校を結ぶ道路沿い。道路上に、末盧館の案内表示がある。
信号T字路の、道路がない西側にあるので、交差点の中に入口がある。遺跡らしい木の門だが、「車は中へ入れてください」という表示。駐車区画は特になく、「あいている場所に止めてください」という表示。せいぜい数台分。平日だったからかもしれないが、そんなに来る人はいないので、それで十分なのだろう。道路の向かいには「臨時駐車場」という表示があったが、地面に模様が描かれていて、一見すると駐車場らしい様相ではなかった。
メインの末盧館は有料。
屋外は無料だが、遺跡公園というよりは、末盧館の庭という感じだった。それほど広さはなく、遊歩道を一周して約3分。
土台がやたらとしっかりした竪穴住居があり、中に入れるが、中央に炉があるくらい。支石墓という石、古代米の水田がある。
国指定史跡。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年10月20日(水) 12時頃
佐賀県のサイトより、文化財のページ (別ウィンドウに開く)
末盧館(まつろかん)
菜畑遺跡にある展示施設。
入館料は大人200円。
遺跡のジオラマ模型がメインだろう。石器や土器のほか、銅剣・銅矛・銅くしろなど、銅製品が多かった。
2階の奥に、押しボタンで始まるビデオが4本ある。この遺跡だけでなく、久里双水古墳のもあり、このあと実物を見に行ってしまった。なんとか広場というのは、子どもが田植えしているだけで、見る意味なかった。
隣に、竪穴住居の中を再現したものがあり、これも説明音声が流れる。
部屋の隅に、折りたたみ椅子がたたんであったので、持ってくれば座れるという風だったが、椅子があるのなら、開いてビデオ前に置いておけば、ウェルカムな感じなのに。
見学時間は、約30分だった。
名前の由来は、魏志倭人伝に書かれている末廬国が、このあたりにあったことから。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2010年10月20日(水) 12時頃
唐津市のサイトより、末廬館のページ (別ウィンドウに開く)
竪穴式石室の前方後円墳。
県道40号浜玉相知線を、西九州道・唐津道路・国道497号の唐津インターから、南へ3キロほど。その名も「双水古墳」という信号三差路の南にある。
駐車場の入口は、県道上に案内表示がある。10台分くらい。
入園・駐車場とも無料。
トイレの入口は道路の裏側なので、最初は何の建物かわからなかったが、男女の表示が古代人なのは、遺跡公園のお約束。あずまやを併設。
なんで古墳まで離れてるんだろうなと思いつつ、広場を横切っていくと、もうひとつ数台分の駐車場があった。本来は大型車用のようだが。
竪穴式石室のレプリカ展示施設があり、内側が赤い。パンフレットのコピーが置いてあった。
墳丘は、きれいに草でおおわれている、緑の古墳。遊歩道を登っていくと、中段をぐるっと回っていき、一番奥に説明板があった。発掘時のカラー写真は、わかりやすくていいのだが、字はかすれて一部読めない状態だった。
後円部の上へ登る階段はないのだが、けもの道みたいになっていたので、登ってしまった。周囲の見晴らしは、思ったよりも素晴らしく、古代王の気分が味わえる。階段をつけるべきだと思うな。
全長108メートルとかなり大きいが、唐津市指定史跡で、佐賀県はなんで指定しないんだろうなぁ?
双水迫古墳群の5号墳の石棺が移設されているが、平らな石が地面にあるだけ。
双水迫経塚という、平安時代のものもあるが、地面に石が並んでいるだけ。この説明板もかなり傷んでいた。
景色を眺めていた数分を含めて、一周して約20分だった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2010年10月20日(水) 13時頃
唐津湾を一望の下に見渡せる展望所。
国道202号・唐津バイパスから、南へ入る十字路には、方面標識あり。入ってすぐ、道なりが右へ行くところを左折。入口近くに大きな鳥居があるので、わかりやすいと思う。
そこからは、くねくねした2車線道で山を登っていく。ヘアピンカーブに番号が付いていて、計16個。県道250号
鏡山公園線。
山頂付近に着くと、左側に鏡山神社があり、右側が広い駐車場。道路はその先へも続いていたけど狭くなる。
駐車場から神社の脇までなら、徒歩1分で、それなりに唐津湾を見渡せるけど、せっかく来たなら展望台まで歩いて行くべきだろう。
展望台は東西の両方向にある。
東方向は、駐車場から車道を奥へ行き、斜め左の遊歩道に入る。このへんは「ひれふり展望台」という案内矢印に従っていけばよい。3分ほどで展望所に着くが、そこは「ひれふり展望台」ではなく東展望台。遊歩道から特に高くはなっていないが、唐津湾と虹の松原を見渡せる、いい場所にある。展望案内図があって、「浜崎」の後ろには「あゆみ」と落書きしてあったが、「松浦」のところには「亜弥」とは書いてなかった。なぜだ……?
ひれふり展望台は、そこからさらに奥へ2分くらい歩いたところにある。ここにはあずまやとベンチがあるが、展望場所自体は、やはり遊歩道と同じ高さ。それでも、ここの方が眺めがよいので、最初の東展望台で引き返さずに、ここまで歩くべきだろう(右上写真)。ジャスコの屋上もよく見える。ここの展望案内図は木製で、字がかすれてしまっていて読めなかった。
「ひれふり」とは「領巾振り」と書き、伝説で松浦佐用姫(まつらさよひめ)がこの山の上から朝鮮へ遠征する夫との別れを惜しんで、領巾(ショールのようなもの)を振ったという話から来ているようだ。
さて、駐車場の西側には、売店が何軒かあって、けっこうきれいそうなトイレもあった。その間を歩いていくと、5分くらいで西展望台へ。その脇にも茶屋あり。こちらは2階の高さの建物がある(右写真)。ここは、唐津湾に加えて、西の松浦川沿いも見渡せて、一番眺めがよい、メイン展望台だ。
松浦佐用姫の銅像もあった。
駐車場への帰りは、斜め右へ行くと、芝生広場あり、鯉のいる池ありで、このへんは案内図を見て適宜散策してほしい。
おすすめ度 :★★★★★ (なかなか素晴らしい展望場所)
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2003年7月28日(月) 14時頃
鏡山 西展望台からの眺め (40KB、56.6kbpsで約11秒)
観光客向けの魚屋さん。
国道202号・唐津バイパスの北側、鏡山への入口から1キロ半くらい東。ちょっと脇道へ入った先だが、国道との間が駐車場なので、わりと目立つと思う。
駐車場の中央には、漁船が置いてあるのも、それらしい演出だ。(右上写真)
メインの建物の中では、魚介類をいろいろと売っていて、けっこう広くて品数豊富だった。細長いパッケージに入った焼き帆立を買ったけど、あとで製造元を見たら、札幌市かよ……
2階は団体向けの食堂で、一般の方もどうぞ、とか書いてあったけど、入りづらい雰囲気だった。
駐車場の周辺には、小さな店がいろいろと並んでいて、そこでも買い物や食事ができるので、それらも含めて「村」か?
隣の国道沿いには、「漁師村」という海鮮料理の食事処がある。店構えから見て高い店かとも思ったが、ランチなら千円弱でも食べられる店だった。まあ、おすすめできる店。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2003年7月28日(月) 14時頃
マリンセンターおさかな村のサイト (別ウィンドウに開く)
万葉垂綸石公園 (まんようすいりんせきこうえん)
万葉歌碑と石がある小公園。
西九州道・唐津道路・国道497号の浜玉インターから、国道323号を東へ1キロ強。県道306号鳥巣浜崎停車場線との信号交差点の先、道路左側にある。駐車場は7台分くらい。
入園・駐車場とも無料で、出入り自由。トイレあり。
奥側は玉島川の支流に沿っていて、国道と川に挟まれた、長細い小公園。
神功皇后が、その上に立って魚を釣ったという垂綸石がある。古事記、日本書紀、万葉集、風土記にも登場するらしい。
あとは、万葉歌碑が3個に、ベンチがあるくらい。
茨城県のロードパークや石川県のポケットパークのような感じのミニパーキングとして、ドライブの休憩所に使えるだろうが、万葉コレクターでもないかぎり、わざわざ行くほどのものじゃないと思う。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年10月20日(水) 8時頃
唐津観光協会のサイトより、万葉垂綸石公園のページ (別ウィンドウに開く)