★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 奈良 > 国道309号・旧行者還林道 国道309号は、三重県熊野市から大阪市まで、紀伊半島を斜めに横断する国道。 ■ 川合〜川迫 洞川温泉から県道21号大峯山公園線を南下して、この国道309号に出たところから東へ向かった。 このあたりは、みたらい渓谷となっており、岩の渓谷を見ることができる。 1車線幅ですれ違い可能なところは限られており、舗装はされているものの、水たまりや段差があちこちにある道。それでも連休のせいか、わりと車は走っていた。 天ノ川、弥山川、川迫川(こうせがわ)と遡っていき、川迫ダムというのがあるが、それほど大きなダム湖ではなかった。2000年の地図では、国道はこのあたりまでで、その先は林道になっている。
■ 川迫〜天ヶ瀬 旧行者還林道 川合から12キロくらい奥の、地図で見ると南へ突き出したヘアピンカーブをすぎたあたりから、ようやく川を離れて上へ登っていく。 最高所の行者還トンネルの手前は、路上駐車が多数あふれかえっていたうえ、観光バスまで2台いたのは驚いた。登山の起点になっているようだ。 くねくねと降りていき、3キロ半ほどの東への突端のところは、眺めがよかった。ヘアピンカーブの外側に駐車可能なスペースがあるほか、すこし手前で道路が広がっていて、そこの方が置きやすいか。(下写真) さらにくねくねと降りていくと、国道169号に出る。行者も引き返したという道を、走破したという達成感があった。車でだけど。 大型車通行禁止の標識は見えなかったが、バスが通るべき道ではないと思う。通行止になることも多いらしい。 林道時代の1998年の「京阪神からのドライブベストコース」にも取り上げられていて、「マニアには楽しい道」と紹介されている。 行者還トンネルのところは、特に行者還峠というわけではなさそうだったが、ページ先頭のアイコンは、イメージ的に一番近い「峠越えの道」に分類しておく。
(おまけ)■ 国道309号 天川村川合〜西吉野村勢井川合から、行者還林道とは逆方向の、北西への区間。 新川合トンネルで、走りやすい2車線道。同じ国道309号とは思えない出来だった。
■ 県道49号勢井宗川野線新川合トンネルの北端から西へ向かう県道。 ところどころに民家がある、ローカルな道。西日裏には2車線幅の区間もあったが、ほとんどは1車線道で、森の中。
■ 国道169号 上北山〜川上国道309号・旧行者還林道から東へ出たところから、北上。 走りやすい2車線道に改良されており、大台ヶ原ドライブウェイの入口をすぎると、トンネルと橋でループになっているところまである。その分、車も多かった。 道の駅・杉の湯川上は、連休のためか大混雑だったので、食事はあきらめて、高原洞川林道へ向かった。
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