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● 松本のドライブスポット

全国殉国学徒英霊慰霊塔

　北アルプスを望む慰霊展望塔。

　美ヶ原林道沿いで、美鈴湖から東へ１キロほど。
　Ｔ字路で西側への分岐があり、その角にわりと大きな案内看板がある。名称はなんだかわかりにくいが、「展望台」と補足があったので、立ち寄ってみることにした。
　しかし、そこから分岐して登っていく道は、ぎりぎり車１台分の幅しかない。両側の草が車のボディをこするのがイヤな人は、車で登らないほうがいいだろう。対向車が来ないことを祈りながら進む道。
　３００メートルほど進むと、丘の頂上に塔があるが、そこもなんとかＵターンできるくらいのスペースしかなかった。

　わりと凝ったデザインのコンクリート製の塔で、３〜４階くらいの高さ。
　昔は松本市街を見渡せたのかもしれないが、木がのびてしまってごく一部しか見えなかった。天気がよければ北アルプスの一部は見えそうだったけど。
　双眼鏡の台座らしきものだけが残されていて、それがいっそう侘びしさをつのっていた。
　テレビの受信アンテナが取り付けられていて、そのケーブルが美鈴湖の方へのびていたので、テレビ受信塔としては現役のようだ。

おすすめ度　：★☆☆☆☆
人気度　　　 ：★☆☆☆☆
行った日時　：2007年7月27日（金） 18時頃

松本市立考古博物館

　松本市の古代歴史の博物館。

　県道６３号松本塩尻線の「中山小学校南」信号付き十字路から南西へ入る。
　県道２８７号町村白川村井停車場線を２００メートルほどで、左側に博物館がある。その建物の先の脇道へ、駐車場の案内表示があったが、その脇道からどこへ入るかは、もう案内表示はなかった。すぐに左へ入って、建物脇の何台分かのスペースに止めてしまえばよかったようだ。
　奥には、市の出張所や公民館などがあり、敷地はつながっているので、そこの駐車場でもよさそうだった。いずれも無料。

　入場料は大人２００円。
　展示室へ入ったところに、土偶と石棒のコーナーがあった。あとは、土器やはにわなどが並び、考古博物館らしい品揃えだった。人物埴輪はあまりなかったと思う。
　土器の破片の組み立てパズル、木の実をつぶす石器、昔の服、耳飾り、弓矢などが置いてあり、子どもが遊べるように配慮されていた。鍵を開けてみましょうというコーナーは、やりすぎじゃないかと思ったけど。

　玄関には、パンフレットがたくさん置いてあり、周囲の史跡めぐりの手書きの案内図もあった。時間があれば、そこをまわるのもおもしろそうだ。絵はがきなどの小物の販売もあった。

　隣には、中山古代公園がある。

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　 ：★☆☆☆☆
行った日時　：2008年5月23日（金） 15時頃

松本市のサイトより、松本市立考古博物館のページ　（別ウィンドウに開く）

中山古代公園

　古代の住居の跡がある、小公園。

　松本市立考古博物館の隣にあり、駐車場は共通。公園の入場料は不要。

　炉のある家というタイトルで、縄文時代中頃の竪穴式住居を復元したものがある。網戸があるが開いていて、中に入れるようになっていた。中央に石で囲んだ炉があったが、その隣にはなぜかブロック塀に使うような近代的なコンクリートブロックが置かれていた。

　カマドのある家という場所は、古墳時代後半から平安時代の家を復元したものという説明書きだったが、家はなく、跡になっていた。粘土でつくったというカマドは残っていたが。

　石囲い炉は、縄文時代中期の竪穴住居の中にあったものを移設したものということ。

　公園といっても、それほど広さはなく、博物館の屋外展示という感じだった。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★☆☆☆☆
行った日時　：2008年5月23日（金） 15時頃