★★★
Precious
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虚空蔵山への道
佐川町・土佐市・須崎市の境にある虚空蔵山(こくぞうさん)へ向かってみた。
須崎市街から国道494号を北上。ここはけっこうくねくねしていて、センターラインがなくなる区間もある道なのだが、大型車も含めて、けっこう車が走っていた。
斗賀野トンネルの400メートルほど手前で、斜め左の旧道らしい道へ。1.5車線区間が終わり、トンネルへ向けてセンターラインが現れるところ。
森の中の1.5車線道をくねくねくと進んでいくと、3キロ強の左ヘアピンカーブの外側へ、虚空蔵林道の入口がある。
入口には、林道の標識のほかに、「佐川わんぱく街道」という案内標識や、「斗賀野ワールド」という手書き看板もあって、林道にしてはにぎやか。
昨日、蒲生田岬の未舗装道のおかげで洗車したばかりだったので、車が汚れるような道ならやめようと思いつつ向かったのだが、わりときれいな林道だったので登ってみることにした。
1〜1.5車線の舗装道だが、まあ林道なので陥没しているところとかはあった。
基本的には森の中の道だが、1キロ半ほどのところで、斗賀野の農村を見下ろせる、眺めのいいところもあった。沿道には何も建物はない。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2006年8月14日(月) 13〜14時頃
虚空蔵山わんぱく広場というところに着くと、総合案内板があった。一番上に「展望台」とあったので、まずそこへ行こうと思ったのだが、四つ辻になっていて、どちらへ行けばいいのかよくわからず……
結局、来た方向から見て中央の道は、公園の駐車場だった。左は「観光果樹農園」と書かれており、斜め右が、公園の中を登っていく道。
ここは、ぎりぎり1車線道の坂道。まあ、公園内でスピードを出せないように、わざとしているのかと思った。くねくねと登っていく。
多目的広場の先で道が分岐していて、ここも悩んだが、よく見ると右に山頂と書いてあったので、そちらへ。
おすすめ度 :★☆☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2006年8月14日(月) 13〜14時頃
この先の道が、ギリギリの1車線幅でボコボコの穴だらけだった。
ここでスタックしたらおしまいだと、クーラーのきいた車内で冷や汗をかいてしまった。一応、舗装はされているんだけど、オフロード車向け。
待避スペースなどほとんどなく、対向車が来ないことを祈るばかりの道。
ようやくカーナビで山頂の印のあるあたりへ着いても、どこが山頂なのかよくわからなかった。その先は道がやや下っていて、通りすぎてしまう気もしたので、道幅がすこし広くなっていて、車が置けて、場合によっては転回できそうな場所があったので、そこへ車を置いて歩いて周囲を探索することにした。
そのまま、前方へすこし進むと、T字路(←)があって、左が道なりのようにも見えたが、その角には右へ頂上と書かれた札がぶら下がっていた。
直進していくと、その終点で、山頂に出た。いやぁ、素晴らしい眺めだった。
最後のところでは、路面が土に覆われているような区間もすこしあったが、ここまで来たら最後まで車で進んでも同じだっただろう。
そういえば、下の方には「ハンググライダー」と表示されていたのに、山頂付近にはそれらしき場所がなかったなぁと思い、途中にあった分岐道も探ってみることにした。
ここも、ハズレでUターンもままならかなったら困るので、分岐部分に車を置いて、歩いて入ってみると、2分ほどでハンググライダー基地があった。ここも舗装がはがれているようなところもあったが、それほどの距離はない。。
おすすめ度 :★☆☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆ (対向車が来なくて助かった)
行った日時 :2006年8月14日(月) 13〜14時頃
虚空蔵林道の入口まで戻り、旧道らしき道を北へ進むと、農村の集落へ降りていく。再び国道494号に出るところまで、2キロ強。
あとで車を見たら、洗車が必要なほどには汚れていなかったので、さすがに舗装道はボコボコでも未舗装道よりマシということだろう。
今回は、入口の虚空蔵林道がわりとましな道だったので、その勢いで山頂まで行ってしまったけど、オフロード車向けの道。
これを読んで、「3ナンバーのセダンで山頂まで行けるんだぁ」などと気軽には思わないでほしい。行けることは行けたけど、警告はしましたよ。