★★★
Precious
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● 朱鞠内湖のドライブスポット (しゅまりないこ)

朱鞠内湖の北にある、深名線(しんめいせん)の駅の跡。
道道688号 名寄遠別線を西へ走っていると、左に「白樺駅」という標識が目についた。「こんなところに駅?」と思ったが、0.1kmということなので、試しに入ってみる。
これが未舗装の、とんでもない凸凹道なのだが、「100メートルの辛抱だ」と思って進む。すると突き当たりに、「白樺駅」と手で書かれた、木の棒が1本だけ……
まさに、「なんじゃ、こりゃあ?」という状態 (笑)
車を降りて、その棒の先へ歩いて行くと、1段低くなったところに線路があった。これを見て、やっと一安心。(安心してもしかたないのだが……)
駅の跡といっても、駅舎やホームなどはなく、ただ線路が残っているだけ。鉄道好きでもなければ、行ってみるほどのことはないだろう。
もっとも、このあたりには、ほかに立ち寄るようなところは、なにもないのだが。
深名線というのは、深川から名寄まで走っていた路線で、1995年に廃止されたそうだ。もっとも、この駅自体は、それより早く1990年に廃止されたそうだが。(鉄道に詳しい友人の話による)
そりゃそうだろう。まわりになんにもないものなぁ。
おすすめ度 :★★☆☆☆ (線路が好きなら)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 13時頃

朱鞠内湖の北西にある、深名(しんめい)線の駅の跡。
道道688号 名寄遠別線を国道275号から10キロくらい行くと、左に脇道がある。小さな標識になんて書いてあったかおぼえてないのだが、迷った記憶はないので、朱鞠内湖とか朱鞠内ダムとか、それらしい名前が書いてあったのだと思う。
道道が少し右にカーブしているところで、左の脇道は未舗装である。
そこを少し入ると、T字路にぶつかる。たしか、なにも標識がないのだが、ここを左折すると、100メートルあまりで、この蕗の台駅の跡に出る。(朱鞠内ダムへ行くには右折)
白樺駅とちがって、こちらは平らで、すぐに右手に線路が見えてくる。
ただ、こちらも、駅舎やホームなどは残っておらず、線路のみ。
周囲には原生の花がちらほら咲いていて、きれいだった。
ひとまわり見たあとは、元来た道を引き返し、さきほどのT字路を直進して、朱鞠内ダムへ向かった。
おすすめ度 :★★☆☆☆ (線路が好きなら)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 14時頃

宇津内湖の上流、宇津内川に流れ落ちる滝。朱鞠内湖の西に位置する。
道道528号
蕗の台朱鞠内停車場線の途中にある。
北から来ると、道路左側に「二重の滝入口」と縦に書いた木の棒が現れる。
とくに車を置くスペースは用意されていないが、万が一(ほんとに0.01%くらいの確率のような気がするが)、ほかの車が来たときのために、道の脇に寄せて止めておく。
木の棒の脇にある、土の道を降りて行く。徒歩数分。そんなに遠くはない。
ただし、坂はかなり急で、道の状態はあまりよくない。スニーカーのような歩ける靴が必要。また、足がすべったときに備えて、両手は開けておいたほうがいい。
しだいに大きくなってくる清流の音を聞きながら、下の川までたどり着くと、目当ての滝が現れる。
それほど高くはなく、数メートルから5メートルくらいか? でも、名前通り、ちゃんと2段になっている。(どこぞの二段滝のように、着いてみたら、以前の大水で壊れて1段になっちゃいました、なんてことはない)
わざわざ遠まわりして見に来るほどではないだろうが、この道まで来たのなら、ついでに見ておくべきじゃないだろうか。
おすすめ度 :★★★☆☆ (ここまで来たなら)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 14時頃

朱鞠内湖の西にある湖。朱鞠内湖とは連絡水路でつながっているらしい。
道道528号
蕗の台朱鞠内停車場線を通ってきても、この湖を眺められるようなところはほとんどない。途中、道が左にカーブしている角の外側に、ちょっと道が広くなっているところがあって、そこからのぞけるくらい。ただ、そこも見晴らしがいいわけではなく、木の葉の間からのぞくという感じ。
また、地図で見ても、この道以外にこのあたりに道はない。人知れず森の奥にたたずむ湖、というところか。
しばらく進むと、この湖のダムが下流側から見える。雨竜第2ダムというらしい。下からなので、残念ながら、ここから湖は見えない。
おすすめ度 :★☆☆☆☆ (ほとんど展望箇所がないのが残念)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 14時頃

朱鞠内湖の西、宇津内湖の南にある廃線跡の橋。たいした橋ではない。
道道528号
蕗の台朱鞠内停車場線を南下してきて、ようやく舗装道になった先にある。朱鞠内ダムへの入口の、少し北になる。
線路が道路と並行して走っていて、たぶん深名線の線路跡。
で、この線路が、川を越えて橋の上を伸びているという、ただそれだけのこと。
まあ、ちょっと、Stand by me
的な趣があるかと思って。
線路は道路より少し高い土手の上を走っているのだが、橋の北側に、土手に登れる細い道というか踏み跡がある。
さすがに、橋の両端には柵が立っていて、橋の上には入れないようになっていたけども。
正確にいうと、鉄道の橋の名前はわからないが、並行している道路の橋の名前が「宇津内橋」だったので、タイトルはそうしておいた。
おすすめ度 :★★☆☆☆ (線路が好きなら)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 15時頃

日本一の広さの人造湖。
雨竜ダムによって作られた湖で、正式名称は「雨竜第1貯水池」というらしい。(たぶん、宇津内湖が「雨竜第2貯水池」なんだろう)
湖岸線は複雑に入り組んでいて、まるでナデシコの花のよう、と言われる。
また、いくつもの島があり、地形をさらにおもしろくしている。
まずは雨竜ダムへ向かう。
道道528号
蕗の台朱鞠内停車場線から東への脇道に入る。北から来るとその道の項に書いたようにたいへんだが、南の国道275号から来れば、道もよくスムーズだろう。
その脇道を行くと、雨竜ダムが下流側から見えてくる。その先、道が左へカーブしたところで、ダムへ向かうさらなる脇道が右にある。そこを登っていった先が駐車場。
駐車場からの眺めもわりといいのだが、その後ろに展望台があり、ダムと湖を見下ろせる。
一般人はダムのそばまで近づけないのが残念。
次に、湖畔に出る。
来た道を戻り、さっきの道の先へ行く。しばらく行くと、周囲にキャンプ場や売店やトイレなどが現れてくる。突き当たりが湖畔。
湖畔の少し手前を右に入ると、「日本最寒の地 −41.2°」の碑がある。
最後に、国道275号沿いのパーキングエリア。
道道528号
蕗の台朱鞠内停車場線から国道275号に出て、東へ向かう。数キロ行ったところの左側に、パーキングエリアがある。
湖面からの高さはわりとあるのだが、ちょっと距離があるので、景色としてはいまひとつ。まあ、それまでに、湖をすぐ近くで見てきたからかもしれないけど。
国道を通ったついでに立ち寄るならいいが、わざわざ見に来るまでのことはないだろう。
ん! いま、ドライブベストコース北海道'97の地図を見ると、その先にもうひとつパーキングエリアがある?
しまった。ここで引き返したので、そっちは行きそこねたよ……
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 15時頃

雨竜ダムと朱鞠内湖を見下ろす展望台。
雨竜ダムの駐車場の後ろに、高さ4階くらいの金属製展望台がある。
高さからいっても、朱鞠内湖を眺める場所としては、ここが一番だろう。
駐車場の脇には、黄色い花がきれいに咲いていて、記念写真を撮る人が多かった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1998年8月7日(金) 15時頃

朱鞠内湖の地図 (46KB、56.6kbpsで約13秒)