★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 広島 > 国道375号 江の川沿い 国道375号は、広島県呉市から島根県大田市(おおだし)まで、中国地方を南北に横断する国道。 江の川は、中国地方最大の川で、中国太郎と呼ばれ、広島県内では可愛川(えのかわ)という名もある。 ■ 三次市作木町・大津〜門田(もんで) 梨の里ループ橋から県道437号大津横谷線を南下してきて、国道375号に入った。両国トンネルで島根・広島県境を越える作木大和道路(さくぎだいわどうろ)と旧道との合流地点より、半キロほど南にある、信号T字路から南へ。 白いセンターラインの2車線道で、江の川沿いを走っていく。両側を山に挟まれ、川の景色もよく見える。道幅は十分で、走りやすい道。 県道62号庄原作木線との角には、川の駅常清(じょうせい)があるが、開店前だった。県道を東へ入ると、常清滝があるので、寄り道もいい。 対岸が、島根県から、広島県の安芸高田市に変わる。
■ 三次市・作木町門田〜三次町JR香淀駅の先では、香淀大橋が対岸へ渡っている。 集落が点在し、狭いところが現れる。昔ながらの1車線道と、改良された2車線道が、両極端に混在し、チェンジ・オブ・ペースが必要な道。待避場所はわりとあるので、1車線道をえんえんとバックするはめにはならないだろう。 江の川の流れに沿って、⊂型にぐるっと向きを変えていく。この区間は、南北にショートカットする門田トンネルを建設中で、南の国道433号へ抜けるのなら、2車線道がつながりそうだ。 (追記:2010年4月27日、門田トンネルが開通したらしい。) 川毛の集落に入ると、国道433号とのT字路(→)がある。そちらへ向かうと、式敷大橋で江の川を渡り、JR式敷駅(しきじきえき)がある。 国道375号を東へ進むと、やはり1車線と2車線が混在。土曜の朝だったせいか、対向車があまりなかったのは幸い。工事中のところもあり、徐々に改良が進められているようだ。
両国橋江の川を渡る、赤い2連のアーチ橋。 県道4号甲田作木線の東端部にある。 鋼製の赤いアーチ橋で、欄干は水色。 橋の上は、白いセンターラインの2車線道で、下流側に歩道がある。
丹渡橋江の川を渡る、赤いトラス橋。 橋の東側は、広島県三次市作木町で、国道375号とのT字路。 鋼製の赤いトラス橋で、欄干は灰色。 橋の上は1車線道で、よく見ると下流側に歩道らしきものがあるのだが、数十センチの幅しかない。まるで平均台を歩くようだ。
三国橋江の川を渡る、赤いアーチ橋。 橋の東側は、広島県三次市作木町で、国道375号とのT字路。 鋼製の赤いアーチ橋で、欄干は白だが、だいぶ汚れてしまっていた。 橋の上は1車線道で、歩道はない。道幅がせまいせいか、欄干が横へ広がった所があり、歩行者が車をよける場所のようだった。景色を眺めるバルコニーという風ではない。 橋の補修工事の看板が2つ並んでいて、同じ会社名なのに、期間がずれているのが意味不明だった。
香淀大橋(こうよど)江の川を渡る、トラス橋。 橋の南側は、三次市作木町で、JR三江線の踏切をはさんで、国道375号とのT字路。 薄緑色のトラス橋だが、だいぶ汚れてしまっていた。欄干は金属の灰色で、こちらの方が新しそう。親柱は、合流する川のようなデザイン。(右下写真) 橋の上は、センターラインはないが2車線幅あり、下流側に歩道がある。このあたりの橋としては、わりと広め。
唐香橋江の川を渡る、赤い吊り橋。 橋の北側は、三次市作木町で、国道375号とのT字路。 赤い吊り橋で、欄干も赤。両サイドに、赤いポニートラスがついていて、補強しているようだ。 橋の上は1車線道で、ぎりぎり車1台分の幅しかない。まあ、地元の車しか通らないのだろうが。
(周辺道路)■ 国道375号 西条〜三次三次市街より南の、山陽自動車道と中国自動車道を南北に結ぶ区間。 西条市街で4車線に広がるところがあるが、ほとんどは2車線道。 三次市街の南で、備北広域農道と交差し、その南にみよし風土記の丘がある。
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