★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 群馬 > ● 月夜野のドライブスポット (つきよの)みなかみ町の南部、旧月夜野町のエリア。 道の駅 月夜野矢瀬親水公園利根川に面し、縄文時代の遺跡と小川がある道の駅。 JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。県道上の案内標識に従って、信号のない十字路を入ると、左側に店の建物と駐車場。右奥に、もっと広い駐車場があり、そのさらに右奥にも駐車場がある。 月夜野はーべすと、という小さい店がある。(右上写真) 公園は、わりと広い。名前のとおり、店よりも公園がメインの道の駅だ。 園内を小川が流れていて、利根川へ注いでいる。人工的な川で、県道をはさんだ上流では、コンクリートの崖から滝のように流れ落ちていた。 利根川に沿ったエリアにも、矢瀬湧水(三千年の水)が、小川となって流れている。縄文時代から約3千年間湧き出ているということだが、水が出ているところはパイプで、飲用不可。ホタル祭と書かれた柵があったが、黄色と黒の縞模様というのが、完全に風情を損ねていた。 南東の奥が、矢の広場。矢を射ている武将の銅像がある。(右下写真) 県道から入ってきた道路の下をくぐる地下通路がある。縄文の道という名前で、凝った入口なのだが、シャッターが降りていた。その先は行き止まりで、交通量の少ない道なので、企画倒れだったのでは?
月夜野はーべすとのサイト (別ウィンドウに開く) 矢瀬遺跡水場や木柱列のある縄文時代の遺跡。 道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。 道の駅の建物から、芝生広場をはさんだ先にあり、出入り自由。 復元住居が2つあり、片方だけ中に入れる。ガラス越しなのだが、家族の人形があった。草壁立ちの入母屋型と片入母屋型ということで、よくある竪穴式とは書いてなかった。あと、建築中の骨組みだけの住居もある。 この矢瀬遺跡の出土品は、近くの月夜野郷土歴史資料館に展示されているのだが、それをちゃんと掲示すれば、見に行く人もいると思うが。
(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団のサイトより、矢瀬遺跡のページ (別ウィンドウに開く) 四隅袖付炉の館四角い炉のある、縄文時代の住居跡を展示。 道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。 中は薄暗い。ガラス越しに、四角い炉のある住居跡を見ることができる。横の通路からは直接見られそうなのだが、ふだんは入れないようだ。
矢瀬縄文橋矢瀬遺跡の近くにある、歩行者用の吊り橋。 道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。 公園内の小川を渡る歩行者用の橋で、渡ると遊具コーナーへ至る。 床の下は、金属の棒でしっかり補強されているのだが、そこそこ揺れた。やはり吊り橋は揺れないと。
月夜野郷土歴史資料館矢瀬遺跡の出土品を中心に、月夜野の歴史民俗を展示。 JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。道の駅月夜野矢瀬親水公園より400メートルほど西。カーブの内側にあるので、近くまで行かないと見えないが、大きな看板がある。 自動ドアを入ると、鐘が高らかに鳴り響いて、それを聞いて係の人が奥から出てくる仕組み。寝てても目が覚めるくらいの大きな音だった。スリッパに履き替えて入る。入場券の半券は、矢瀬遺跡の出土品のポストカードになっている。 展示室は、大きめなのが1つ。展示棚で仕切られていて、床に矢印があるのだが、それに従って見ていくと、時代が逆転してしまう。自分が担当者なら、並べ直すか、矢印を貼り直したいところだった。周囲を見て、関連のありそうなところをまとめて見ていった方がよい。 受付の横に、パンフレット置き場がある。矢瀬遺跡と名胡桃城址のポストカードが、ご自由にお取りくださいだった。 すぐ近くに、深沢遺跡配石遺構と梨の木平敷石住居跡があるので、併せて見学するとよいだろう。
みなかみ町のサイトより、施設を訪れるのページ (別ウィンドウに開く) 深沢遺跡配石遺構縄文時代の石が並んだ墓地跡。 JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いに入口がある。月夜野郷土歴史資料館より100メートルほど西。 道路の北側に案内表示があり、奥へ50メートルくらい入ったところ。 手書きの説明板があり、縄文時代後期の集団墓地の跡。ここより北へ1キロの深沢で、上越新幹線の建設で発見されたものを、移築したとのこと。
梨の木平敷石住居跡縄文時代の石を敷いた住居跡。 JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。月夜野郷土歴史資料館より100メートルほど西。道路の南側に、茶色い小屋がある。 小屋の中は暗くて、ちょっと不気味。遺跡の保護のためかもしれないが、知らない人が入ってきたら、怖いと思う。 説明板は、裏の明かりで透けているので、部屋が暗くても読める仕組み。写真やイラスト入りで、なかなか詳しい。
月夜野クラフトビールびーどろパークの地ビール。 国道17号を沼田へ北上していくと、プリメーラのカーナビは下川田町で右折し、橋を渡って、国道291号を行くように指示した。カーナビの地図ではここも国道17号になっていて、いわゆる旧道のようだ。走りにくい道ではないものの、やはり店が多く、西側の国道17号(新道/バイパス)を行った方が速いと思えた。 旧道側から県道61号 沼田水上線へ移ると、後閑駅の1キロくらい先で、道路右側に、びーどろパークがある。店の前の駐車場はあまり広さはなく、右奥の普通車用駐車場への案内があった。 レストランは、このときは貸し切り。 地ビール・地酒の販売所はさすがに小さくて、おまけという感じだった。(右写真) ガラス工場もあり、時間が早ければ見物できたのかもしれない。
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