★★★
Precious
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● 月夜野のドライブスポット (つきよの)
みなかみ町の南部、旧月夜野町のエリア。

利根川に面し、縄文時代の遺跡と小川がある道の駅。
JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。県道上の案内標識に従って、信号のない十字路を入ると、左側に店の建物と駐車場。右奥に、もっと広い駐車場があり、そのさらに右奥にも駐車場がある。
また、県道を100メートルほど東にも、数台分の小さな駐車場があり、そこは遊具コーナーに近い。
駐車場が細分されていて、全体の構造が初心者にはわかりにくいと思う。また、植え込みなどで、空きがあるのか外から見えにくい。
月夜野はーべすと、という小さい店がある。(右上写真)
農産物の直売が中心で、加工食品と手工芸品がすこし。このときは、リンゴが多かった。いわゆる観光みやげは期待しない方がいい。
その一角が軽食コーナーで、テーブルが2つにカウンター席だけ。外にもテーブルとベンチがあったが。
食事のメニューは、うどんが3種、カレーライス、おにぎりくらいしかない。カウンターで注文して代金を払うと、何を渡されるわけでもなく、できると品名を呼ばれる仕組み。天ぷらうどん(500円)が出てきた後、お茶が出てきた。カウンターと席の間の持ち運びはセルフサービスなのだが、お茶はどうなのか、よくわからなかった。
地粉うどんということで、駅の立ち食いとかより、待ち時間は長めだが、わりとおいしかった。やや細めで、切れやすいのだが、そういうものか?
公園は、わりと広い。名前のとおり、店よりも公園がメインの道の駅だ。
芝生広場の奥に、矢瀬遺跡がある。
園内を小川が流れていて、利根川へ注いでいる。人工的な川で、県道をはさんだ上流では、コンクリートの崖から滝のように流れ落ちていた。
矢瀬縄文橋という吊り橋と、ホタル橋という桁橋で渡ることができ、その奥に遊具コーナーがある。けっこう高いすべり台があった。
水車小屋らしきものがあったが、水車はなくなっていた。
利根川に沿ったエリアにも、矢瀬湧水(三千年の水)が、小川となって流れている。縄文時代から約3千年間湧き出ているということだが、水が出ているところはパイプで、飲用不可。ホタル祭と書かれた柵があったが、黄色と黒の縞模様というのが、完全に風情を損ねていた。
南東の奥が、矢の広場。矢を射ている武将の銅像がある。(右下写真)
県道から入ってきた道路の下をくぐる地下通路がある。縄文の道という名前で、凝った入口なのだが、シャッターが降りていた。その先は行き止まりで、交通量の少ない道なので、企画倒れだったのでは?
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 14時頃
月夜野はーべすとのサイト (別ウィンドウに開く)

水場や木柱列のある縄文時代の遺跡。
道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。
道の駅の建物から、芝生広場をはさんだ先にあり、出入り自由。
すこしだけ高いところに、説明板コーナーがあるので、最初にそこを見るべきだった。指令室のコンソールのような形をしている。手でめくる金属製の説明板がたくさんあり、かなり読みごたえがある。カラーの写真やイラスト入りでわかりやすい。
ムラの変遷を4段階に示したジオラマ模型もある。
個々のところに説明板はないので、ここでまとめて予習する形。
復元住居が2つあり、片方だけ中に入れる。ガラス越しなのだが、家族の人形があった。草壁立ちの入母屋型と片入母屋型ということで、よくある竪穴式とは書いてなかった。あと、建築中の骨組みだけの住居もある。
高床建物は、壁が一部しかなく、よくある倉庫とはすこしちがう。
木柱列は、横につながっていたり、トーテムポールのような模様がついているのが特徴的。
水場があるのも特徴で、実際に水が流れていて、木橋がかかっている。立石の祭壇もあり、よくできている。
四隅袖付炉の館では、実際の住居跡を見ることができる。
この矢瀬遺跡の出土品は、近くの月夜野郷土歴史資料館に展示されているのだが、それをちゃんと掲示すれば、見に行く人もいると思うが。
公園内には、芝生広場にも模様のついた木柱があったり、園内案内柱の上に土偶が乗っていたりするので、遺跡エリア外も要チェック。
国指定史跡。
矢瀬遺跡 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 15時頃
(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団のサイトより、矢瀬遺跡のページ (別ウィンドウに開く)

四角い炉のある、縄文時代の住居跡を展示。
道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。
矢瀬遺跡のエリアにある、地味な平屋の建物。すぐ近くまで行かないと名前が読めず、最初はただの倉庫かと思った。出てくる人がいなかったら、素通りしてしまうところだった。
入館無料で、無人。
中は薄暗い。ガラス越しに、四角い炉のある住居跡を見ることができる。横の通路からは直接見られそうなのだが、ふだんは入れないようだ。
折り畳み椅子が10脚くらいあり、テレビが置いてあるのだが、「さわらないで下さい」という表示。じゃあなんのために置いてあるのかと思ったら、スタートボタンは、ガラス窓の中央にあった。まず表示すべきは、スタートボタンはどこそこにあります、だろうに。
矢瀬遺跡の説明ビデオで、4分くらい。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 15時頃

矢瀬遺跡の近くにある、歩行者用の吊り橋。
道の駅月夜野矢瀬親水公園にあるので、駐車場はそこを利用。
公園内の小川を渡る歩行者用の橋で、渡ると遊具コーナーへ至る。
同じ公園内に、縄文時代の矢瀬遺跡があるからついた名前なのだろうが、形やデザインは、ごくふつうの吊り橋。そういう名前をつけるのなら、縄文土器とか土偶とか竪穴住居の絵とか、あしらってほしいものだ。遺跡の木柱にあった模様くらい、柱につけてもいいと思うが。
床の下は、金属の棒でしっかり補強されているのだが、そこそこ揺れた。やはり吊り橋は揺れないと。
たいして高さはないのだが、両側に緑色のネットがびっしり張られていた。小さな子どもが落ちでもしたのか? 色を茶色に合わせるべきだと思うが。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 14時頃

矢瀬遺跡の出土品を中心に、月夜野の歴史民俗を展示。
JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。道の駅月夜野矢瀬親水公園より400メートルほど西。カーブの内側にあるので、近くまで行かないと見えないが、大きな看板がある。
駐車場は建物の右横で、10台分くらい。
入館料は大人210円、駐車場は無料。開館日は土日祝のみらしい。
自動ドアを入ると、鐘が高らかに鳴り響いて、それを聞いて係の人が奥から出てくる仕組み。寝てても目が覚めるくらいの大きな音だった。スリッパに履き替えて入る。入場券の半券は、矢瀬遺跡の出土品のポストカードになっている。
展示室は、大きめなのが1つ。展示棚で仕切られていて、床に矢印があるのだが、それに従って見ていくと、時代が逆転してしまう。自分が担当者なら、並べ直すか、矢印を貼り直したいところだった。周囲を見て、関連のありそうなところをまとめて見ていった方がよい。
矢瀬遺跡の出土品が、一番の見どころだと思うが、その隣の棚に目を移すと、いきなり太平洋戦争という展開に、頭の切り替えがついていけなかった。
全体的には、石器・土器・埴輪・耳飾りなど考古遺跡からの出土品が主で、プラス民俗資料、その他いろいろ。矢瀬遺跡の出土品がなかったら、無料相当だろう。
受付の横に、パンフレット置き場がある。矢瀬遺跡と名胡桃城址のポストカードが、ご自由にお取りくださいだった。
出口の自動ドアは、入口とは別にあり、鐘は鳴らない。なるほど。
見学時間は、約20分だった。
すぐ近くに、深沢遺跡配石遺構と梨の木平敷石住居跡があるので、併せて見学するとよいだろう。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 15時頃
みなかみ町のサイトより、施設を訪れるのページ (別ウィンドウに開く)

縄文時代の石が並んだ墓地跡。
JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いに入口がある。月夜野郷土歴史資料館より100メートルほど西。
月夜野郷土歴史資料館の駐車場に車を置いて、歩いて行った。
自由見学で無料。
道路の北側に案内表示があり、奥へ50メートルくらい入ったところ。
大きな屋根がかかり、フェンスに囲まれた一画に、石がたくさん並んでいる。
手書きの説明板があり、縄文時代後期の集団墓地の跡。ここより北へ1キロの深沢で、上越新幹線の建設で発見されたものを、移築したとのこと。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 16時頃

縄文時代の石を敷いた住居跡。
JR上毛高原駅の東、県道271号月夜野下牧線沿いにある。月夜野郷土歴史資料館より100メートルほど西。道路の南側に、茶色い小屋がある。
月夜野郷土歴史資料館の駐車場に車を置いて、歩いて行った。まあ、車1台置けないこともなさそうだったが。
見学は無料で、無人。土日祝のみ開館で、時間は9:00〜16:30という表示。
小屋の中は暗くて、ちょっと不気味。遺跡の保護のためかもしれないが、知らない人が入ってきたら、怖いと思う。
住居跡は、ガラス越しの下の方にある。縄文時代中期の、床に石を敷き詰めた住居跡で、中央に四角い炉がある。上から見られるのは、構造がわかりやすいが、暗がりの中で、ぼんやりとした感じ。
説明板は、裏の明かりで透けているので、部屋が暗くても読める仕組み。写真やイラスト入りで、なかなか詳しい。
群馬県指定史跡。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 16時頃

びーどろパークの地ビール。
国道17号を沼田へ北上していくと、プリメーラのカーナビは下川田町で右折し、橋を渡って、国道291号を行くように指示した。カーナビの地図ではここも国道17号になっていて、いわゆる旧道のようだ。走りにくい道ではないものの、やはり店が多く、西側の国道17号(新道/バイパス)を行った方が速いと思えた。
旧道側から県道61号 沼田水上線へ移ると、後閑駅の1キロくらい先で、道路右側に、びーどろパークがある。店の前の駐車場はあまり広さはなく、右奥の普通車用駐車場への案内があった。
レストランは、このときは貸し切り。
ガラス細工を中心とした店が何軒かあり、種類も豊富だった。やはり、それがメインなのだろう
地ビール・地酒の販売所はさすがに小さくて、おまけという感じだった。(右写真)
地ビールは3本セットで1500円。(保冷剤付き)
ガラス工場もあり、時間が早ければ見物できたのかもしれない。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2003年6月29日(日) 17時頃
月夜野びーどろパークのホームページ