Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 群馬 >

● 水上のドライブスポット (みなかみ)

 みなかみ町の北部、旧水上町のエリア。

観光施設 とんねる館とんねる館

 関越トンネルについて展示。

 関越自動車道関越トンネルの南端にある、谷川岳パーキングエリアの下り線側にある。
 上り線側とは、つながっていない。

 建物の入口が、トンネルの坑口の形なのが凝っている。すぐ先にある関越トンネルの入口に似せてあるので、見比べるといいだろう。
 入館無料で、無人。営業時間9:00〜17:00と表示されていたが、民営化されたから「営業」なのか? なにか売ってるわけでもなく、意識しすぎだと思うが。

 内部は、あまり広くはない一室で、壁に説明パネルとビデオ画面が並んでいる。
 「トンネルができるまで」というタイトルのビデオは、実際には、できるまで編と、トンネル内の設備編とが交互に流れる。椅子の代わりに、太い鉄棒があるのが救い。
 トンネル内で事故が起きたらの説明らしきビデオは、運転手と助手席のアベックが演技していた。
 消火栓の説明ビデオの前には、実際に消火栓のホースがあり、画面と連動しているようだった。水の代わりに光が出るらしく、子ども向けのゲームみたいだったが。
 以上の3つのビデオが同時に流れているので、けっこうにぎやか。
 さらに、ボタンでスタートするのもあり、最大で4つの音声が同時に流れる。それは、関越トンネルの模型を使った説明で、模型のランプと連動していた。
 非常電話のブースもあり、通報の練習ができるそうだ。誰がするんだ?と思ったが、やはり子ども向けか。

 外には、関越トンネルの縦坑付近からの湧き水がある。谷川の六年水という名前。
 パーキングエリアとしては、売店も軽食コーナーも小規模。チェーンの着脱所でもあるので、駐車場は広い。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年11月13日(金) 10時頃

Webリンク NEXCO東日本のサイトより、高速道路の展示館のページ (別ウィンドウに開く)

道の駅 道の駅 水上町水紀行館道の駅水上町水紀行館 入口より

 利根川の諏訪峡にある道の駅。

 国道291号沿いで、関越道・水上インターと水上温泉街の間にある。入口は、信号はないが、右折レーンがある。
 駐車場はわりと広く、区画線が書いてない場所もあるので、定数以上に止められそう。

 物産コーナーは、満点横町という名前で、まずまずの品揃え。山だけあって、漬物とか農産物の加工品が多かった。川魚や木工品とかも。野菜コーナーもすこしある。
 通路は狭く、人が多いときに奥へ通り抜けようとすると、まるで迷路を楽しめる。
 漬物、こんにゃく、ホタルイカなど4つ買ったら、ひとつずつ紙を巻いたり、シールを貼ったうえ、まとめて袋に入れてくれて、さらに空袋を3つ入れようとするから、いらないと言ったけど、ふつうそれは聞いてから入れないか?

 軽食コーナーは、通り抜けただけだが、基本的なメニューだけという様子。

 休憩&情報コーナーには、大きな芸術的な絵が展示されていた。期間限定だろうが。
 休憩室は、シンプルに長テーブルと椅子が並び、奥には、そば打ち体験の部屋。
 フリークライミングの部屋もあるが、有料で誰も登っていなかった。近くに無料で登れる山がいくらでもありそうに思うが。

 水産学習館というのは、有料の淡水魚水族館で、入らなかった。道の駅水上町水紀行館 電気機関車EF16

 屋外では、テントで野菜を販売。
 無料の足湯があり、利根川を眺めながら入れる。
 上越線を走っていたという昔の電気機関車EF16も置いてある。(右下写真)
 諏訪峡遊歩道の案内図があり、ここを起点に、諏訪峡を散策できる。

 水上町は、合併して「みなかみ町」になったが、国道上の道の駅の標識は「水上町」のままだった。建物には単に「道の駅 水紀行館」と表示されていた。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2009年11月14日(土) 13時頃

Webリンク 道の駅 水紀行館のサイト (別ウィンドウに開く)

景勝地 諏訪峡諏訪橋遊歩道

 利根川の渓谷。

 関越道・水上インターと水上温泉街の間にある。
 駐車場は、道の駅 水上町水紀行館を利用するといいだろう。そこに諏訪峡遊歩道の案内図もある。

 道の駅の脇は、清流公園で、利根川沿いに池や広場がある。このへんはまだ渓谷ではない。
 並木の遊歩道を南へ向かうと、支流の橋を渡るために、すこし遠回り。
 途中から遊歩道に沿って、与謝野晶子の歌碑が点在している。西の国道291号へ出る分岐はいくつかある。

 笹笛橋という吊り橋で対岸へ渡ると、そのあたりから渓谷らしくなっていき、崖沿いの道へ。
 崖を水が流れ落ちているところがあり、あとで案内図を見ると、珠簾の滝だったようだ。雨上がりだったのに、たいした水量もなく、滝と呼ぶほどのものではなかったが。

 諏訪橋大橋の下をくぐっていく。川下りしているゴムボートもいた。
 ふつうの靴で歩いていける、よく整備された遊歩道だが、仮設のような鉄板の階段があり、そこはちょっとおっかなかった。

 すこし上へ登り、もみじ公園という名の場所へ。かなり狭いが、きれいに赤くなった木々に囲まれた場所だった。
 案内図では、その先の遊歩道は通行止とあったので、それより奥へは進まなかった。
 写真を撮りながらのんびり歩いて、片道23分だった。

 道の駅より上流側には、紅葉橋があり、そこで一周できるようだ。行かなかったが。
 みなかみの森駐車場を起点にしてもいいようだ。

写真有 諏訪峡 写真集

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 13時頃

歩行者橋 笹笛橋笹笛橋

 諏訪峡を渡る、歩行者用の吊り橋。

 諏訪峡遊歩道の一部で、利根川を渡っている。
 焦茶色の吊り橋で、東側は主塔が橋の端。西側の主塔より外は、コンクリートの桁橋になっている。
 しっかりとした吊り橋で、ほとんど揺れなかった。諏訪峡の渓谷部の端にあるので、高さはそれほどでもない。平成21年3月と書いてあり、真新しい。

 橋の上からは、南に諏訪峡諏訪峡大橋、西に関越自動車道の高架橋を望む。あとで調べると、北の山が谷川岳らしい。展望案内はない。

 橋の西側は、与謝野晶子歌碑公園。あずやま、ベンチ、与謝野晶子の歌碑が数個ある小公園。

 橋の東側は、笹笛童子公園。笹笛を吹いている少年と少女の銅像があり、近づいていくと、いきなり歌が流れ出した。センサーで自動的に起動するようだ。「笹笛橋」という歌の歌詞が3番まで書いてあり、けっこう長い。あとは、あずまやとベンチがあるくらいの小公園。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年11月14日(土) 13時頃

ダム湖 矢木沢ダム・奥利根湖矢木沢ダム・奥利根湖

 車で行ける、利根川の最上流部。

 須田貝ダム・洞元湖の手前で、県道63号 水上片品線から、斜め西へ入っていく。その先から矢木沢ダムへの道は通行時間制限あり。

 矢木沢ダムの手前からくねくねと登っていく道となるが、最後にダムへまっすぐ向かう道は一般車通行禁止。左へ回っていき、ダムと同じ高さまで登ると、両側に駐車場所がある。
 一般車通行禁止のすこし手前に、右へ入っていく分岐があり、案内図には「キャンプサイト」と書かれていたが、混雑しているときは、そこが第2駐車場になるような雰囲気だった。

 駐車場からダムの方へ歩いていくと、1〜2分で建物があるところに着き、「←展望台」「ダム天端→」と書いてある。あとで調べたら、「天端」というのは「てんば」と読み、ダムの一番上の端の、ふつうは通路になっているところらしい。なんとなく言わんとしていることは想像できたけど、ATOK16でも変換してくれない業界用語だ。

 そこにある建物はネイチャービュー矢木沢という名前で、「展望資料室 3F」と書いてあるが、展望台と展望資料室は別物なので、誤解のないように。
 展望台
は、屋外を左手の端まであと1分くらい歩いたところで、奥利根湖を見渡せる。(右写真)
 展望案内図あり。

 3階の展望資料室へは、外の階段が先に目に入るが、建物内にエレベーターがある。1Fに飲料自販機あり。
 周囲の自然について説明したパネルが展示してあった。椅子に座って、説明を音で聞けるようだが、誰も聞いている人はいなかった。というか、係の人以外、誰もいなかったのだけど。「展望…」という名だけど、窓ガラスに縞模様が入っているので、写真を撮るには適さない。入室時間9:30〜16:30。

 ダムの上は、歩いて反対側まで行ける。途中からはダムの下を眺め降ろせるが、対岸にあったのは慰霊碑くらいで行き止まり。景色をちがう角度から眺められるくらいの意味しかなかった。
 もう少し紅葉が進んでいれば、もっといい景色だったかも。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年10月17日(日) 16時頃

Webリンク 水資源機構のホームページより、矢木沢ダムのページ

ダム湖 奈良俣ダム・ならまた湖奈良俣ダム

 日本最大級のロックフィルダム。

 県道63号 水上片品線から、北へ入っていくところは、わかりやすいと思う。ダムを下から見上げる場所から、2キロくらい東がダムへの入口。

 2車線道を進んでいくと、奈良俣トンネルを出た先がT字路(↑)。左へ行くと、すぐに道路沿い左側に駐車場が並んでいる。
 その先に、奈良俣サービスセンターという売店・軽食らしい施設があるが、もう閉店していた。その近くに車を止めたら、もうすぐゲートを閉めるから、ゲートの外に止めるように言われてしまった。

 ダム自体はゲートの外側にあるので、時間が遅くてもダムを見学することは可能と思われる。
 あのゲートは、なんの意味があるのだろうか?

 ダムの上は、車は通れないが、歩いて通ることは可能。ダムの上の道というと、実用本位の味気ない作りが多いなか、両側に岩が並んでいたりして、観光デザインにも配慮した作りのようだ。(右上写真)

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年10月17日(日) 17時頃

Webリンク 水資源機構のホームページより、奈良俣ダムのページ

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所