★★★
Precious
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● 安中のドライブスポット

坂本にある碓氷川のダム。
国道18号の旧道が横川でバイパスと分岐してから、西へ4キロほど。
南側へ分岐する坂道へ降りていくのだが、対向車に注意が必要な道幅。
湖畔に降りると、広い駐車場がある。あずまやとトイレあり。
ダムまでは徒歩2分くらいで、一般車両は入れない。
重力式コンクリートダムだが、中央部が橋のようになっていている、変わった形のダム。
橋の下の堤をあふれた水が、そのまま流れ落ちている。あんなので、水位の調節ができるとは思えないけど。
ダムの上のトラス橋のような鉄骨は、何の意味があるのかと思ったが、あとで調べたら、今はなき信越本線の鉄橋を模したもののようだ。
下流側は渓谷のようになっていたが、あまり流量のある川ではなかった。
案内図によると、湖を一周する遊歩道が整備されているようで、一周1200mとのこと。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2007年6月23日(土) 9時頃

旧信越本線のレンガ造りのアーチ橋。碓氷第三橋梁。
国道18号の旧道沿いで、坂本ダム・碓氷湖から西へ1キロ弱。この道はカーブに番号が付いていて、C=34のところ。
道路の上にそびえたつ、レンガ造りの橋自体が目印だろう。橋の東側には数台分の縦列駐車スペース、西側には5〜6台くらいが横並びできそうな駐車スペースがあった。どちらも未舗装。
橋の下の脇道に、「めがね橋に登れます」という案内看板があって、橋の下をくぐった後、階段を登っていく。並んで歩ける幅があり、きれいに整備された遊歩道だ。徒歩4分ほどで、橋の上に着いた。
橋の上からは、遠くの景色を望めるわけではないが、まあ下を見下ろせる。
橋の両側はトンネルにつづいていて、西側のトンネルは立入禁止になっていたが、東側のトンネルはそのまま遊歩道になっていて、内部に照明も点いていた。
明治26年から昭和38年まで使われた橋とのこと。急勾配のため、アプト式という歯形のレールを使った鉄道だったらしいが、線路は残っておらず、きれいな砂利道になっている。
レンガの欄干の内側に、金属製の欄干が設置されているという念の入れようで、観光施設としてしっかりと管理されている。国指定重要文化財。
山側に、鉄道のような橋がみえたが、あれがこの次に作られた新・信越本線なのだろう。特急電車に機関車を2両増結して走っていたが、今ではそれも廃線となり、長野行新幹線が長いトンネルで碓氷峠を越えている。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2007年6月23日(土) 10時頃