★★★
Precious
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● 太田のドライブスポット
戦国時代の山城の跡。
カーナビに従って行ったのだけど、国道122号・太田バイパスから西へ入る六差路では、大型貨物車進入禁止。たしかに、狭いところがあった。
県道316号太田桐生線との交差点も、直進方向が右へずれている変な四差路だった。
あとは道なりで、くねくねとした峠越えの坂道へ。松風峠をすぎて、下っていく坂道の途中に、山頂方面へのT字路(→)がある。
そこから県道321号金山城址線に入るが、金山ドライブウェイという名前もあるようだ。最初のうちは2車線道だが、くねくねとした道で、道幅にあまり余裕はないので、対向車には注意が必要。上の方はセンターラインがなくなり、1.5車線。
車道の突き当たりに、駐車場がある。三十数台分で、無料。金山モータープールなんて名前もあるらしい。ここは関西か?
駐車場の端に、トイレの屋上が展望台になっている。南方向に角度は限られていたが、太田市街から関東平野を望み、東京の高層ビル群まで、なかなかの展望がある。1階のトイレは、外から丸見えだったが。
横の階段を登ったところに、金山城跡の案内図がある。西城という場所で、北から西側の山なみを望める。(右上写真)
南西へ遊歩道を行くと、1分半ほどで、見附出丸へ。山の斜面が、南方向の展望場所になっている。
北東の山頂への車道は、一般車進入禁止。それとは別に遊歩道があり、金山城跡の見学コースになっている。
西矢倉台からは、東から南の関東平野の眺めがある。
物見台は、ぐるっと素晴らしい展望場所だった。
月ノ池のところで、いったん車道と合流し、2手に分かれるが、左の大手虎口(おおてこぐち)が順路だろう。石垣の右上に、家、カマド、井戸があった。
日ノ池の奥が、御台所曲輪で、ケヤキの大木や藤棚があり、東側の景色を望める。
左へ階段を登ると、実城(みじょう)という山頂部で、新田神社がある。ここはあまり展望なし。
引き返して、南側には閉まった店があった。桜の季節がベストシーズンのようだ。
南曲輪からは、南側の眺めがよく、パノラマ案内図もある。関東の富士見100景の石碑もあったが、地点名がなぜか「中島記念公園」となっていた。中島知久平さんの銅像があり、あとで調べたら、、中島飛行機の創始者らしい。記念公園と言っても、あったのは銅像だけで、飛行機もあればいいのに。
無料休憩所の中には、金山城跡のパンフレットと、記念スタンプが置いてあった。
駐車場から山頂部まで、見学時間を含めて約30分。帰りは車道を歩いて戻ると、10分かからなかった。
国指定史跡で、日本百名城や、とるぱにもなっている。
城跡として見どころがたくさんあったし、イラストや写真入りの説明板も詳しい。城って天守閣がないとなぁ、と思っていたのだが、まちがっていた。
金山城跡 写真集
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年3月7日(土) 16時頃
(追記) 史跡金山城跡ガイダンス施設が、南のふもとの県道321号金山城址線沿いにできたらしい。
太田市のサイトより、金山城跡のページ (別ウィンドウに開く)
埴輪の並ぶ帆立貝型古墳。
国道122号・太田バイパスの竜舞交差点から、県道38号足利千代田線を東へ約200メートル。左へ入る脇道に、小さな案内表示があったが、行列で走っていたので、最初は通りすぎてしまった。
その脇道を北上し、400メートルほどで右へ入ったところにある。広い田畑の中にぽつんとあり、古墳自体が目印。ただし、地面から盛り上がってはいないので、近くまで行かないと見つけにくい。
駐車場はないので、道路脇に寄せて止めるしかないが、車はたまに通るだけだった。
帆立貝の形に円筒埴輪と朝顔型埴輪が並び、円丘部に家・盾・太刀の埴輪、造出部に人と馬の埴輪が並んだ姿が復元されている。実物は、国の重要文化財に指定され、群馬県立歴史博物館にあるとのこと。
全長22.5メートルと、それほど大型の古墳ではない。高さは1メートルくらいしかなく、埴輪を見やすくした?
約半周できるが、反対側は水路と田んぼ。
説明板が2つ、ベンチあり。木の箱があったが、中はからっぽだった。昔はパンフレットでも置いてあったのか?
群馬県指定史跡。
帰りは、西の県道256号竜舞山前停車場線へ出たが、その角にも、小さな案内表示があった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年3月7日(土) 15時頃
太田市のサイトより、塚廻り古墳群のページ (別ウィンドウに開く)