Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 群馬 >

● 伊勢崎のドライブスポット

公園観光施設風車 赤城見台公園

 古墳広場のある公園。

 県道103号深津伊勢崎線を、国道17号・上武道路から南へ500メートルほど。北関東自動車道の南側にある。
 公園の駐車場は北西端にあり、西側の県道から出入りするようになっているが、火曜が休園日で閉まっていた。休園と言っても、管理事務所と駐車場が閉まっているだけで、公園自体への出入りは自由。北隣りの北関東道沿いの道が、交通量も少なく、路肩が広いので、そこに車を置くことができた。駐車場は百台分くらいあり、無料のはず。午前9時〜午後5時という表示。
 管理事務所の脇に、園内案内図、飲料自販機、トイレがある。

 南へ歩いていくと、多目的広場の先に、木製の展望台風車がある。そこからいちおう赤城山を望むことができるが、このあたりはどこからでも見えるので、ここがとくに赤城山がよく見える場所というわけではない。公園の周囲の木より低いので、あとは公園内を見渡せるくらい。風車は用途不明だが、実用性はなさそうだった。中央部はジャングルジムのようになっていて、基本的には子ども用遊具か?

 その先に古墳広場があり、円墳がいくつかある。説明板は全体で1つで、蟹沼東古墳群と呼ばれていて、70基を越える古墳が存在するうち10基が保存されているとのこと。どの円墳が何という個別の説明はない。説明板がなければ、子どもが公園を走り回るための小山と見分けがつかない感じだった。自由に登り降り可。
 その先に、砂場など子ども用の遊具がいくつかある。

 東隣りに、いせさき聖苑というのがあり、あとで調べたら、葬儀場のようだ。

赤城見台公園の風車  赤城見台公園 古墳広場

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 10時頃

公園観光施設 五目牛史跡公園 (ごめうし)五目牛史跡公園

 古墳を保存した小公園。

 国道17号・上武道路が、北関東自動車道の下をくぐって西側の最初の信号の角にある。国道17号と、北関東道沿いの脇道との間にはさまれている。交差点名は特になかった。
 駐車場は、北関東道沿いの脇道側にあり、4台分で無料。

 中央に赤堀33号墳という円墳がひとつある。説明板には、最大直径47メートルと書いてあったが、地上からは、そんなにありそうには見えなかった。斜面を登るのは自由という感じ。
 入口脇の園名石と、あずまやの屋根が、家型埴輪を模したものということ。
 あとは、子ども用遊具とトイレがあるだけで、ローカルな小公園という感じだった。ドングリがたくさん落ちていた。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 10時頃

公園観光施設 一ノ関古墳史跡公園一ノ関古墳史跡公園

 石室のある古墳。

 国道17号・上武道路赤城見大橋交差点から、国道462号を南へ100メートルほど。
 道路西側にあり、北から行くと、中央分離帯があるのでそのまま入れないが、すぐ先で中央分離帯は終わっていて、そこに脇道への右折レーンもあるので、Uターンはしやすい。
 駐車場は4台分で、そのうち1台分に車イスのマーク。道路から入って90度曲がった区画になっているうえ、中に木があって狭い。ここに複数台止めるのは、難易度が高いだろう。

 一ノ関古墳は、前方後円墳だが、国道粕川にはさまれていて、前方部の大半が粕川の浸食で削り取られているという、かわいそうな場所にある。現存する墳丘は全長28メートルとのこと。
 わりと大きな横穴式石室があり、中には入れないが、のぞくことはできる。入口の床がスロープ状になっているのは、たいへん珍しいとのこと。周囲は屋根と壁で保護されていた。
 裏側に階段があって上へ登ることができ、赤城山・榛名山・浅間山を望むことができる。まあ、このあたりはどこからでも見えるけど。

 ただ古墳と駐車場があるだけの場所なので、あまり公園という様子ではない。
 伊勢崎市指定史跡。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 10時頃

公園観光施設 鶴巻古墳史跡公園鶴巻古墳史跡公園

 石室のある円墳。

 県道291号境木島大間々線を、県道2号前橋館林線との交差点から、北へ約1キロ。
県道から東へ入ったところにあるのだが、案内標識はなかった。南から行った場合は、「鶴巻古墳西」のバス停の先で、信号のないT字路(→)を右へ入る。右角には「下田運輸」の駐車場があり、県道の向かいには「ており庵」という、うどん・そば店があった。
 東へ1.5車線道を入っていくと、右手の田畑の先に古墳自体が見えてくるので、その横へ来たあたりで、T字路(→)を右へ入ると、10台分くらいの無料駐車場がある。

 鶴巻古墳は、帆立貝型古墳で、直径34メートル。階段で縦断して登ることができる。
 奥側に横穴式石室があり、柵の間からのぞくことができる。この石の積み方の美しさが、最大の特長らしい。崩れないようにか、金属の棒で補強してあったけど。

 古墳のほかには、あずまやが1つあるのが、かろうじて公園らしいところ。
 「ASITAカルタで結ぶサイクリングロード」の一部になっていて、その案内図があった。あとで調べたら、ASITAとは、赤堀町・境町・伊勢崎市・玉村町・東村のイニシャルらしい。赤堀町・境町・東村は伊勢崎市と合併したので、今ではITカルタか?
 伊勢崎市指定史跡。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 11時頃

観光施設 相川考古館相川考古館

 重要文化財の人物埴輪4体などを展示。

 県道24号高崎伊勢崎線を、県道2号前橋館林線との本町1丁目交差点から、南へ約200メートル。
 道路西側の狭い脇道の角に、相川考古館駐車場という案内柱があり、その脇道へ入ったところに、7台分くらいの無料駐車場がある。

 入口は県道側にあり、入館料は大人500円。
 この日は、私が最初の入館者だったようで、発券後に館内のドアを開けてまわっていた。庭の周囲に、いくつかの建物がある。

 受付横の古そうな建物へ入ると、昔の機織機と、それで織ったらしい着物があった。あとはなにやら工事中。
 スリッパで奥の部屋へ進むと、1階と2階に、埴輪・土器・石器などの出土品が並んでいた。説明書きがあるのもあるが、ただ並べてあるだけというのも多く、そのへんは博物館とは違うところなのだろう。ここの創始者である相川之賀さんの略歴コーナーや、板の石碑もあった。

 収蔵庫という建物は、一転して新しそう。ここもスリッパに履き替えて入るが、重要文化財となっている人物埴輪が4体ある。さすがに見事な造形だった。あとは、昔の商店の看板があったかな?

 さらに茶室があり、県の重要文化財で江戸時代のものだが、最近修復工事をしたということで、板などはけっこう新しくなっていた。

 受付の向かいには、のれんがかかった小屋があり、小物類の売店だった。埴輪4体の絵はがきセットが300円。茶室の絵はがきを、おまけでくれた。

 4体の国重文埴輪は見事だったが、公営じゃない分、割高かな。見学所要時間は約30分。
 鶴巻古墳と同じく、「ASITAカルタで結ぶサイクリングロード」の一部になっていて、その案内図があった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 11時頃

Webリンク 相川考古館のサイト (別ウィンドウに開く)

観光施設 赤堀歴史民俗資料館

 旧赤堀町の歴史を展示。

 国道50号西久保町五差路から、県道73号伊勢崎大間々線を北へ約200メートル。最初の信号を右へ入り、約300メートルで、信号のないT字路(←)を左折する。いずれも道路上に案内標識がある。
 北へ300メートルほどの右側に資料館があり、その先に駐車場がある。40〜50台分くらいだが、周辺の公民館や商工会館と共用。けっこう混んでいたが、南隣りの幼稚園の南側にある駐車場も利用できるようだ。赤堀歴史民俗資料館

 入館・駐車場とも無料。
 建物前には、台所山古墳の箱式石棺が展示されている。一部、コンクリートブロックになってたけど、もうちょっとそれらしく補修できなかったのかな?
 玄関へ入ると、紙に代表者の氏名・住所(市町村まで)・人数を書くようになっている。
 玄関ホールには、こたつなどの民具が展示されていた。

 1階展示室が考古系。中央右に埴輪コーナーがあり、説明書きは裏側にあった。わりと大きな馬型埴輪が2体あって、市指定重要文化財とのこと。
 ほかには、古墳の石棺、刀剣、土器、勾玉、青銅鏡など。唐三彩という、中国製のきれいな模様の石もあった。

 2階展示室が民族系で、ここ赤堀出身の人が発明したという球形洗濯機がある。
 企画展は、「カイコと暮らし」で、本来は21日までなのだが、借り物の展示物を明日返却する予定ということで、まだ見ることができた。養蚕の道具や、昔の養蚕の様子を描いた屏風絵など。
 古民家の内部を復元したコーナーもあった。

 無料なのに、館員さんがほとんどつきっきりで案内説明してくれた。見学所要時間は約1時間。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 14〜15時頃

Webリンク 伊勢崎市のサイトより、赤堀歴史民俗資料館のページ (別ウィンドウに開く)

食事処 上州田舎屋上州田舎屋

 上州の郷土レストラン。

 国道50号沿いで、西久保町五差路から東へ1.3キロほど。道路の北側にあり、道路沿いには店名看板のほか、「釜めし」と表示した大きな釜があった。
 建物前の駐車場のほか、その左隣りも店の駐車場のようだ。ただし、左側の駐車場に入ると、犬に吠えられる。

 席は全部座敷席で、案内してくれる。
 群馬県の名物らしいおっきりこみを食べたが、なかなかおいしかった。山梨県のほうとうに、やや似ている。880円。
 価格帯は千円前後で、わりと手頃だろう。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 13時頃

Webリンク だんべーのサイトより、上州田舎屋のページ (レシートにここのURLがあるので、準公式サイトだろう。別ウィンドウに開く。)

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所