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● 岩宿のドライブスポット

観光施設 岩宿博物館岩宿博物館

 旧石器時代の岩宿遺跡について展示。

 国道50号から、県道69号大間々世良田線を600メートルほど北上し、さらに東へ入ったところにあるが、国道上から案内標識があったので、場所はわかりやすいだろう。
 博物館は道路南側にあるが、第1駐車場は北側にある。無料で百台分以上。県道から直接の入口もあるが、そこは閉鎖されていた。

 博物館の入口まで徒歩3分。道路を横断して、丘の階段を登っていくと、博物館の入口は階段を降りて戻ったところで、受付で入場料を払うと、展示室は階段を登った2階という、なんだか遠回りな構造だった。ちなみに、職員専用の駐車場と出入口は1階に直結していた。
 入館料は大人300円。

 渡良瀬川の流れが、赤城山・榛名山・浅間山の噴火で変わって行くことを示したジオラマ模型があり、館員さんが説明してくれたが、あれは見ただけじゃわからないよなぁ。最初から口頭で説明することを前提にしたものなのかも。
 旧石器時代をテーマにした博物館なので、石器が種類や時代別にたくさん並んでいた。さわっていい石もあった。
 中央奥に、マンモスゾウの全身骨格があり、当時はこれを捕まえて食べていたらしい。(岩宿にいたわけではない)
 いくつかビデオがあり、現代の人が石器を作る様子などが、サイレントで流れていたが、いつ始まっていつ終わるのかは、よくわからず。
 展示を補足説明した、短冊のようなシートもいくつかあった。番号が揃わなかったけど。
 全体として、それほど広くはない。

マンモス象の骨で作られた住居 1階の企画展示室では、サークル活動展として、現代の人が作った土器や石器を展示。紋様飾りの付いた縄文式風の土器など、なかなかよくできていた。
 受付横では、冊子や小物をすこし販売していた。見学所要時間は約30分。

 博物館の裏手には、岩宿人の広場というのがあって、マンモス象の骨で作られた住居がある。(右写真)
 あと、1万3千年前の家を、金属で骨組みだけ示したものが2軒あったが、なんか無理があるように思えた。

 隣には、鹿の川沼という人工池、ちびっこ広場、かたくりの湯という温泉がある。
 駐車場との間には、売店があり、マンモス焼きとか表示されていた。
 第1駐車場の北側は工事中で、なにやらできそうだった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 15〜16時頃

Webリンク みどり市のサイトより、岩宿博物館のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 岩宿遺跡

 旧石器時代の遺跡。岩宿ドーム

 岩宿博物館から東へ300メートルくらい。
 道路から案内標識に従って南へ入ったところに、10台分くらいの無料駐車場がある。遺跡を見学しているのは自分ひとりだったのに、車が6台止まっていて、ほかの用途に使われているようだったが。博物館の近くなので、そこから歩いて行ったが、岩宿人の広場から徒歩3分。

 道路の南側に、遺構保護観察施設(岩宿ドーム)という、地面に開いたドアがある。中へ入ると、係のおじさんにビデオを見ていってくださいと言われた。内容は、発掘風景の写真や、発掘された石器、旧石器時代人の生活を描いたアニメなどを組み合わせたもの。アニメと言っても、動く紙芝居という感じで、低予算だったんだろうなぁと思えた。ドームの中には、地層断面があり、旧石器時代の地層を見ることができる。入場無料で、名前を書くノートが置いてあったが任意のようだ。見学所要時間は約10分。

 その横に、岩宿遺跡を発見して日本の旧石器時代の研究を切り開いたという、相沢忠洋さんの上半身像がある。

 道路の北側には、遺跡の石碑と、写真入りの説明板がある。この遺跡の発見によって、日本に旧石器時代の人々が住んでいたことがわかったとのこと。国指定史跡。

 隣には、風の谷という理容室があった。南北を山にはさまれて、ちょっとした谷のようになった場所だ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年12月23日(祝) 16時頃

 

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