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峠道 六十里越・雪わり街道

 国道252号は、新潟県柏崎市から福島県会津若松市まで、中越と会津を結ぶ国道。
 ここでは、新潟県の魚沼から、奥会津の只見まで、六十里越峠越えの区間。

守門〜只見

 国道を最初から走らず、新潟県道70号小出守門線で南から走ってきて、魚沼市細野(旧守門村)から、この国道252号へ入った。

 黄色いセンターラインの2車線道で、郊外風の景色。
 道の駅いりひろせは、これから峠越えという準備にいい位置にある休憩所。入広瀬の市街をすぎると、山へ入っていく感じになる。センターラインは白と黄色あり。

 大白川新潟県道346号浅草山大白川線とのY分岐があるのだが、カーナビは直進扱いで何も言わなかったので、一瞬どちらへ進むのか迷ってしまった。角に国道は斜め右と書いてあったけど、国道が道なりになるように交差点を作ればいいのに、というのは、都会人の感覚か?
 ここから先は冬期閉鎖区間。ゴールデンウィークの国道なら通れるだろうという感覚で事前調査なしに来たけど、あとで調べたら、ゴールデンウィークでも通れない年もあったようだ。この年の暖冬に感謝。

国道252号・六十里越 新潟県魚沼市 只見線沿い  国道252号・六十里越 新潟県魚沼市 末沢川沿い

 只見線の線路と末沢川と併走していく。ところどころにスノーシェッドがあり、残雪もけっこうあった。
 くねくねと登っていくようになり、いよいよ峠越え。ほんとは六十里もないのだが、昔はそのくらい長く感じた峠ということらしい。
 六十里越トンネルの手前には、未舗装の駐車スペースがあったが、景色は見えないに近い。トンネルの中で新潟県から福島県に入る。

国道252号・六十里越 只見町田子倉 トンネルを出たあともスノーシェッドがつづき、その出口から先は、崖崩れのため信号で片側交互通行だった。その先、道路右側に未舗装の駐車スペースがあり、田子倉湖を眺め降ろすことができる。木の枝で視界はクリアではなかったけど。
 残雪の雪山に、はるか眼下に湖という、壮大な景色のところだった。左カーブの右外側に、六十里越峠開道記念碑があり、ここはなかなかいい展望所でもある。

 田子倉駅の近くの入江で、だいぶ湖面に近くなってきたなと思ったら、そこからまた登っていく。よくあんなところに駅を作ったね。
 右側に神社があり、その先の短いトンネルを抜けた直後が、田子倉ダムの入口。

 その先は、くねくねとダムの下へ坂道を降りていく。ここは遅い車につかまってしまうとアウト。
 T字路(↑)に出て左折。川沿いの道になると、追い越し可になる。

 1キロ弱で展望台公園があり、そこから只見湖畔の道になる。ここはきれいなレークサイドライン。
 只見ダムの脇には、只見展示館歳時記念館があり、峠越えを終えたあとの、いい休憩所になっている。

 只見市街へ入っていくと、国道289号と接続。その先の国道252号は沼田街道になる。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2007年4月29日(日) 10〜12時頃

(おまけ)

小出〜広神

 新潟県魚沼市国道17号との交差点から並柳(旧広神村)の国道252号は、家が並ぶ市街の中で、ドライブ向きとは言えない。この区間のドライブには小出郷広域農道がおすすめ。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
★★★★
行った日時 :2007年4月28日(土) 17時頃

 

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