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● 芝山のドライブスポット

観光施設 芝山町立 芝山古墳・はにわ博物館

 いろいろな埴輪を展示。芝山町立 芝山古墳・はにわ博物館

 県道62号成田松尾線・芝山はにわ道から、東へ入ったところにあるが、奥まったところにあるので、説明しにくい。とりあえず、いちばん走りやすいと思われるルートを書いておく。
 北からの場合は、芝山町役場付近から、県道45号八日市場八街線・県道62号成田松尾線の東側の旧道を南下し、500メートルほどの変則的な四つ辻が、芝山仁王尊の入口。そこで斜め右へ入り、芝山仁王尊前の大駐車場を通りすぎて、300メートルほどのT字路(←)で、芝山公園野球場の方へ入る。あとはほとんど道なり。狭い道とのT字路(→)があるが、狭い道へは直進せずに、広い方をたどって右へ。
 南からの場合は、県道62号成田松尾線の東側の旧道が、90度曲がっている中台十字路から北へ入ると、700メートルほどで、芝山公園野球場の入口のT字路(→)に出る。
 ほかにも、狭い道ならルートはいくつかある。

 博物館の前に、十台くらいの駐車場があるが、区画がやや狭め。その右隣りにも同じくらいの駐車場があるほか、芝山公園の駐車場は周囲のあちこちにあり、いずれも無料。

 博物館の入口が、いきなり古墳の石室になっているので、入るのに勇気がいる。(誇張)埴輪のトーテムポール
 入館料は、大人200円。

 第1展示室には、はにわを種類別に展示。円筒・人物・動物・家とか、わかりやすい区別のほかに、山武型とか下総型とかあるそうだ。
 説明板が、対話形式の漫画になっているのは、子どもにも親しみやすいかも。登場人物は、ゴロー君・あやかちゃん・ハニオサの3人。

 第2展示室は、古代人の服・装飾品・住居・食べ物などについて。竪穴式住居の内部を再現したものもある。
 人形劇のビデオが上映されていて、せっかくなら最初から見ようかと思ったが、けっこう長かったので、途中の一部を見たのみ。家族3人で見ていた子どもは、寝てしまっていた。

 第3展示室は、発掘の様子などを展示。床一面に大きな古墳地図があり、クイズ付き。キャラクターの設定資料なども置いてあって、ゴロー君はあやかちゃんのことをひそかに好きらしい。
 ロビーでは、古代の服を着て、写真を撮っている子どもがいた。

 博物館の斜め向かいには、はにわのトーテムポールという、わけのわからないものがある。そこで記念写真を撮っていた家族がいたので、それなりに意味があるのかもしれないが。(右写真)
 小ぶりの前方後円墳があり、殿塚古墳を3分の1に縮小した模型とのこと。はにわが並んでいて、雰囲気を出していた。(下写真)

 なお、芝山不動尊の隣にある、芝山ミューゼアム・芝山はにわ博物館は、名前が似ているが、別のもの。

殿塚古墳の模型と埴輪

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年9月13日(土) 15〜16時頃

Webリンク 芝山古墳・はにわ博物館のサイト (別ウィンドウに開く)

観光施設 芝山ミューゼアム芝山ミューゼアム

 芝山仁王尊の隣にある、はにわと仏教の博物館。

 県道62号成田松尾線の旧道を南下してきて、芝山町役場付近で、県道45号八日市場八街線との重複区間へ入る。東へ向きを変えたところにある、仁王尊入口という名の変則的な四差路で斜め右へ入るのがメインルートだったようなのだが、カーナビに従って、県道45号を直進してしまった。500メートルほど先の脇道へ右折。ここは信号なし。1.5車線道を300メートルほど進むと、道路右側の未舗装スペースに車が何台か止めてあったので、そこに並べた。
 遊歩道を歩いていくと、1分ほどで芝山仁王尊へ横から出た。
 あとで見たら、仁王尊入口交差点から斜めに入っていくと、右手に大きな無料駐車場があり、そこから階段を登ってくるのが、仁王尊への表参道のようだ。

 仁王尊の右隣の建物に、「芝山はにわ博物館」という大きな看板があった。「芝山ミューゼアム」という文字の方がずっと小さい。
 入場料は大人600円だが、ちばデスティネーション・キャンペーンとかで半額の300円になっていた。あとで調べると、どうも去年(2007年)の2〜4月がキャンペーン期間だったようなのだが、ここは延長していたようだ。600円だったら、入らなかったと思う。

 お寺の売店のような窓口で料金を払い、スリッパに履き替える。
 1階が、芝山はにわ博物館で、近くの殿塚・姫塚などから発掘されたはにわが並んでいた。いろいろな人の形や馬など、種類もあって、立派なものだった。刀や舟もあった。
 2階は、釈尊館という名の、仏教関係の展示。
 成田空港に発着する飛行機が、真上を飛んでいた。

 なお、近くにある、芝山町立 芝山古墳・はにわ博物館とは別のもの。まぎらわしい名前だなぁ。もともと、そっちへ行こうと思って寄ったんだけど、これがそうなのかと思って、ここだけ見て帰って来ちゃったよ…

おすすめ度 :★★★★ (300円という条件で)
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年3月1日(土) 11時頃

観光施設 殿塚・姫塚

 はにわの行列が発掘された、2つの前方後円墳。国指定史跡

 県道62号成田松尾線の新道・芝山はにわ道の、山室交差点より北西へ200メートルほどのところが入口。
 道路上に案内標識があり、脇にはにわもあるのだが、畑の脇の狭い道。えっ、これ?って感じで、最初は通りすぎてしまった。
 対向車があったらすれ違えない1車線道を入っていくと、300メートルくらいで舗装がとぎれて、「芝山仁王尊 芝山はにわ博物館」という宣伝看板のあるところが、車を置く場所。「殿塚・姫塚」という表示ではないのが、なんだかなぁという感じだったが。未舗装で数台分のスペース。
 看板の脇の箱には、、芝山仁王尊と併設の芝山ミューゼアム・芝山はにわ博物館のパンフレットが入っていた。なかなか商売熱心な仁王尊だ。

 その奥の左右に古墳があり、どっちがどっちだか書いてなかったが、左の大きい方が殿塚(左下写真)、右の小さい方が姫塚(右下写真)だろう。
 古墳には木がいろいろと生えていて、上にも登れる。ただし、周囲は森に囲まれていて、展望はない。
 殿塚の手前側と奥側に、説明板があった。全国でも稀な形象埴輪の行列がほぼ完全な状態で出土したとのこと。

芝山はにわ群 殿塚  芝山はにわ群 姫塚

 関東ふれあいの道の「埴輪と遊ぶみち」の一部になっているようだ。

 住所は、横芝光市になるようだが、芝山はにわ群の一部ということなので、芝山のページに入れておく。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆ (ほかに誰もいなかった)
行った日時 :2008年3月1日(土) 12時頃

観光施設食事処 航空科学博物館航空科学博物館

 成田空港の南隣りにある博物館。

 県道62号成田松尾線・芝山はにわ道の東側の新道から、西へ入ったところにあるが、案内表示があるので、場所はまあわかるだろう。
 北側から入ると、左側に十台分くらいの舗装駐車場と、右側に大きな未舗装駐車場があるが、そこは補助的な駐車場で、メインとなる駐車場は突き当たりにあった。
 南側から入った場合は、突き当たりの右がメイン駐車場になるので、迷うことはないだろう。全部で3百台分ということで無料。

 入館料は、大人500円だが、この日は「空の日フェスティバル」ということで、無料になっていた。「空の日」は1週間後だったのだが、フェスティバルは、必ずしも同期していないようだ。

 入口の部屋には、航空関係の売店とゲーム機がある。
 1階左の展示室には、旅客機の操縦室・客室・エンジン・タイヤ・胴体輪切りなどがあった。中央にある大きな旅客機の模型は、操縦して動かすことができるようだが、整理券が必要とのこと。
 吹き抜けの2階へ登ると、ヘリコプターの小型模型が並んでいたが、なんか薄暗かった。
 隣の中央部の展示室には、名機として選ばれた飛行機の小型模型がたくさん並んでいた。個々の機体の説明がないのが、味気なかったけど。航空科学博物館 YS-11旅客機
 その隣の部屋は、中央の成田空港の大きなジオラマ模型があり、説明ビデオがあった。なんか、成田空港の別館広報室のような感じだった。
 1階右の部屋には、シミュレーターらしきものがあったが、これも整理券が必要。奥には図書室とビデオライブラリー。
 整理券をもらって、ビデオをじっくり見ていけば、1日中楽しめるのかもしれないが、展示品だけ見てまわると、これで終わり?って感じだった。実質的に見ごたえがあったのは、1階左の展示室だけだったし。

 3階は展望台というか、2階の屋上に出て、成田空港に離着陸する飛行機を眺めることができる。
 5階は展望室で、ここは屋内ガラス越しだが、空港に留まっている飛行機や、離着陸する飛行機について、マイクで説明する人がいた。

 4階は展望レストラン「バルーン」。入口に食券自販機があるが、セルフサービスではなく、席に着けば、食券を取りに来て、水を持ってきてくて、継ぎ足してもくれた。メニューはまあオーソドックスなラインナップで、特に航空に関係してはいない。すこしでも飛ぶものに関係あるかと思って、鶏照り焼き丼を食べたけど、味噌汁と漬け物が付いて900円とやや高め。一番安い米を使ってるのかなという味だった。
 席のほとんどが窓に面していて、飛行機を眺めながら食事できるのが、最大の特長だろう。値段の1/3は展望料かと思うほど。長細い構造で、空港内の飛行機には奥の方が近いが、離着陸する飛行機は手前の方が間近に見られる。

SA330 ピューマ 東京消防庁 ゆりかもめ 1階から3階の階段の壁に、歴代の名機をデフォルメした描いたイラストが説明付きで並んでいて、実はこれが一番おもしろかった。

 屋外には、飛行機やヘリコプターがずらっと並んでいる。YS-11旅客機など、中に入れるものもけっこうあった。プロペラが回転するものは、別料金のようだったけど。
 屋外に飛行機がたくさんあったのはさすがだけど、館内の展示は、無料の小松航空プラザに負けてるように思った。ここも今日は無料だったから文句はないけど。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★★★
行った日時 :2008年9月13日(土) 13〜14時頃

Webリンク 航空科学博物館のサイト (別ウィンドウに開く)

 

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