★★★
Precious
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● 佐倉のドライブスポット

西印旛沼の風車のある広場。
西印旛沼の南で、国道296号から京成本線の北へ踏切を渡り、右折して線路沿いを北東へ。近くまで来ると風車が見えるので、方向はわかりやすいと思う。
鹿島川を渡る橋の手前に、茶色い屋根の休憩所の建物がある。その角を左へ入り、風車の方へ進んでいくと、その道沿いの未舗装の路肩のような場所が、駐車場になっている。けっこう奥の方まである。
休憩所は佐蘭花(さらんか)という名で、中には売店があり、菓子類を売っていた。休憩所自体は公的なので、何も買わなくても、座って休憩できる。
隣には、レンタサイクル店があり、屋形船の発着所もあった。
オランダ風車はリーフデ(友愛)という名で、中に水車がある。靴を脱いで、2階に上がれるが、小さな窓があるだけで、あまりたいした眺めではなかった。
周辺は広々としていて、チューリップの季節はきれいらしい。
「ふるさと広場」というより、「オランダ広場」という感じの場所だった。
印旛沼自転車道沿いで、飯野休憩所の名もある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2003年8月10日(日) 13時頃

略称、歴博(れきはく)。
佐倉市役所の西。国道296号・成田街道からの入口は、交差点名が「歴史博物館」だし、「歴博」という案内標識もあるので、間違えようがないだろう。
2車線道で入っていくと、いったん博物館の建物前を通りすぎて、左へぐるっと回ると駐車場へ。無料で百台分以上ある。奥へ第2駐車場という表示もあったが、その入口は閉鎖されていて、なにかあるときしか開けないのだろう。
駐車場からは、来た道を歩いて戻るのではなく、中ほどにある階段を登ると、ちょうど正面が博物館の入口だ。なかなかうまい配置だと思う。(右写真)
玄関ホールでカウンターの人からチケットを買い、大人420円。
第1展示室は原始・古代で、石器から土器・土偶・埴輪・刀剣など、ちょっと複製というのが多いように感じたが、ひととおりのものが揃っている。高床倉庫や発掘現場を再現したものもあり、よくできていた。ビデオが所々にあって、時間が書いてあるのとないのがあったが、ほぼ1本4〜5分のようだ。3つの画面が連携して表示するのもあったが、右端のが壊れていて、3分の2しか見られなかったのは残念。まあ、今の時代、ブラウン管のテレビなんか売ってないから、1つだけ壊れても修理するのが難しいんだろうなぁ。
ビデオを半分以上は見ていたら、第1展示室を出たとき、すでに1時間半たっていた。展示室は第5まであるのだが。
展示室と展示室の間には、休憩室があって、椅子と飲料自販機が置いてあるので、そこで休憩。
第2展示室は中世で、ここからはペースを速めて、説明文を必ずしも全部読まずに、見ていくことにした。
1つの展示室内もいくつかの部屋に分かれていて、順路の表示はとくになく、横の部屋へ寄り道したり、ぐるっと回って元に戻ったりして、自由度や探検度は高い。その分、見落としがないように注意しなくてはならないが。
第3展示室以外では、所々に解説シートが置いてあって、集めて回ったのだけど、あとで確認したら38番が抜けていた。最後のところに全種類置いてあるので、そこで補充できるのがよい。
第3展示室は近世で、最近リニューアルしたようで、解説シートがない代わりに、タッチパネルの情報端末があって、それで詳しい説明を読むようになっていた。ヘッドフォンで音を聞くコーナーもあって、マルチメディア対応って言うのかな。
ビデオや端末のところに椅子がないのが、疲れるところなんだけど、古地図のコーナーだけは椅子があったので、休憩を兼ねていじってみた。世界と日本の古地図を選び、拡大・縮小とスクロールができるんだけど、一番拡大しても、細かい字がよく読み取れないというのは、データの解像度が足りないんじゃないだろうか?
第4展示室は民俗で、沖縄の古宇利島のコーナーがあったので、ビデオを見てみたが、無料の橋としては日本最長の古宇利大橋は出てこなかった。もちろん、橋の博物館ではないのだけど。
第5展示室は近代で、昔の映画館や町並みを再現したものなどがあった。
その後に、選択式のビデオルームがある。考古系のは20分と長かったのでパスしたが、テーマによっては数分のもあった。
最後に、ミュージアムショップがあって、品揃えはなかなか豊富。埴輪は数百円の小さいのから数千円のもあった。馬型埴輪のぬいぐるみと、埴輪ネクタイを買ってしまった。
休憩時間も含めて、結局3時間半。パンフレットには、ひとまわりで1時間半〜2時間とあるが、それはかなり斜め見学した場合だろう。じっくり見ていたら、開館〜閉館時間までフルにかかりそうだ。それだけ内容は充実していて、見ごたえは十分すぎるほどある。
ビデオのところに椅子があったら、高齢化社会にも対応と言えるんじゃないかな。
ちょうど12時に、学校のチャイムみたいなのが鳴ったけど、なんだったんだろう?
博物館の周辺には、佐倉城址公園や植物園があるようだが、すでに疲れていたので、そちらの見学は省略。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年12月21日(日) 11〜14時頃
国立歴史民俗博物館のサイト (別ウィンドウに開く)

印旛の遺跡の出土品を、考古資料展示室に展示。
国道296号・佐倉バイパスが2つに分岐する鏑木交差点から、東へ200メートル。合同庁舎への案内標識のある信号T字路から、北へ入る。
300メートルで、道なりが右へ曲がっていくT字路(←)を左折。ここには案内表示なし。
100メートルで、信号のない十字路の右角には、右へ「考古資料展示室」への案内表示がある。
そこへ入った突き当たりの左に、中央公民館の広い無料駐車場があるので、同じような公共施設だし、車はそこに置けばいいだろう。
この手の公共施設の入口って、ガラス張りだったり、初めてでも入りやすい雰囲気になっているのがふつうだが、ここのは不透明なドアで、窓もブラインドが降りていて、中の様子がぜんぜんうかがえない。ここへ行くぞ、という目的意識を持って来た人しか、入りづらそうな感じだった。元々、展示室として作られた建物ではないのだろう。
入館無料だが、入ったところにノートが置いてあって、名前と住所を書くようになっている。スリッパに履き替えて入る。
展示室は1室で、こじんまりとしたものだが、遺跡の出土品がぎっしり並んでいた。
縄文メトロポリスという企画展をやっていて、宮内井戸作遺跡の出土品を中心として、石器・土器・耳飾り・首飾りなど。出土品の量は、ぜんぶで100トンもあったそうだ。
土偶がけっこうたくさんあって、ミミズク型や筒型など、種類毎に分類されていた。
注口土器や、香をたくのに使われたという土器などもあり、コンパクトなわりに、見どころがあったという印象。
係の人がいて、ていねいに説明してくれた。
遺跡の発掘時のビデオを1本見学。丸椅子が1個しかなかったが、人数が多いときは、持ってきてくれるのかも。
隣の作業室がガラス張りになっていて、平日に行けば、土器の復元作業が見られるそうだ。
見学時間は、ビデオ1本を含めて、約40分だった。(この企画展は6月30日まで)
(追記:後日、新しく始まる企画展の案内葉書が届いた。)
(追記:2011年9月、佐倉市春路へ移転したとのこと。)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年6月20日(土) 10〜11時頃
印旛郡市文化財センターのサイト (別ウィンドウに開く)

地ビール酒店。
国道296号をユーカリが丘駅から1キロくらい東。道路南側にあり、店の前に駐車場あり。数十台分くらいだったか。
いわゆる、酒の安売り店で、けっこう安かった。
地ビールは、入口すぐ左に置いてあり、「佐倉・芳醇麦酒」「佐倉・香りの生」の2種類。ともに280円と、これも安い。
店内に飲む場所はない。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆ (駐車場は、ほぼ満車)
行った日時 :2003年8月10日(日) 16時頃
シモアールのホームページ