★★★
Precious
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● 長生のドライブスポット

九十九里有料道路の、海に近いパーキングエリア。
一宮川の河口に面していて、太平洋に近い。
施設があるのは道路の海側だが、両方向から出入りできて、来た方向へ戻ることもできる。
利用時間は、午前6:00〜午後9:30という表示。
駐車場の脇の川沿いが遊歩道になっていて、ベンチが並んでいる。海に近いので、川と海を眺めながら休憩できる。(右写真)
その遊歩道を海の方へ歩いていくと、河口から海に突きだした堤防へ行ける。
左手には、九十九里浜の砂浜がのびている。(左下写真)
右手には、太東崎を望める。(右下写真)
奥の方に、高さ2メートルくらいの小さな丘があり、その頂上にあずまやがある。一応、360度の眺め。
飲料自販機は、ふつう120円のが110円。市価より高い観光地はよくあるけど、安いというのは素晴らしい。千葉県道路公社は、いい仕事をしている。
一宮休憩所という建物の1階は、みやげ物売り場と軽食コーナー。あまり広さはなく、すれ違いが難しい狭い通路もあるくらいだが、海産物を中心に、海に近いパーキングエリアらしい品揃えをしていた。地元の米やトマトも売っていた。
食事は、食券自販機によるセルフサービス。できあがるまでは、店内のみやげ物を眺めて時間をつぶせる。のり磯ラーメンは、青のり・青さのり・とろろ昆布が乗ったあっさり塩味。600円と安くはないが、海のラーメンという感じがする。
2階が展望休憩所になっている。テーブルが5個あり、店で買ったものでなくても食べられそうなほか、1階のテーブルが満席のときに使えそうで、融通がききそうだった。
ドアから外に出て、周囲の景色を眺めることもできる。2階なので、それほど眺めがいいわけではないが。
ここの飲料自販機は、種類は少ないが、ふつう150円や120円のが100円だった。「今なら」と表示されていたので、期間限定かもしれないが。コカコーラのビンの自販機もあり、これも100円。
千葉県道路公社の立派なパンフレットのほか、近くの観光施設のパンフレットが置いてあった。九十九里有料道路の空中写真を展示。中瀬大橋を作った石井亀吉さんの説明パネルもあった。
パソコンが1台置いてあったが、何用とも書いてない。電源が切れていたので、スイッチを押すとWindows
XPが起動したが、そこでおしまい。インターネット・エクスプローラーを起動すると「お気に入り」に観光案内のページがいくつか入っていたが、通信エラーの表示が出て、インターネットにはつながっていないようだった。まあ、観光案内が見られますとは書いてないので、文句は言えないが。
なお、1月に行ったときは、午後4時でもう閉まっていた。
住所としては、一宮町ではなく、長生村になるのだが、一宮川の河口にあるというネーミングか?

おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年3月1日(土) 15時頃、 2009年6月20日(土)
14時頃、 2011年1月10日(祝) 16時頃

九十九里浜へ渡る、木製の歩行者橋。
九十九里有料道路を走っていると、長生インターと一宮パーキングエリアの間で、内陸側に見える。
九十九里有料道路の南端の出口から、県道30号飯岡一宮線・九十九里ビーチラインを、北へ1.5キロ。特に案内表示はなかったと思うが、十字路を右折。300メートルほどで、道なりに右カーブしているところ。
駐車場はないが、数台の車が道路脇に縦列駐車していて、ここに用のない車は通らないようなところ。
そのカーブから奥へ入ると、池のように広がった幸治川を横断しているのが、この木橋。なんか風情がある。
橋の手前側は、川に沿った歩道があって、犬の散歩をしている人がいた。
橋の出入口には、中央に車止めがあって、4輪車は通れないようになっているが、2輪車なら通れそうだった。
茶色の塗料がだいぶはげていたが、木の素材を生かすなら、べつに塗らなくてもいいだろうに。
橋を渡った先は、九十九里有料道路の下をくぐり、砂の遊歩道を歩いていくと、砂浜は工事中で立入禁止になっていた。
向こう岸に左右への道はないので、行き止まりで、まったく利用価値はない橋になってしまっていた。まあ、ハイシーズンの夏までに工事して、整備しようということだったのかもしれないが。
道路より内陸側は、公園のようになっていて、広場とトイレがあった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2008年3月1日(土) 15時頃
(追記) 九十九里有料道路の一宮パーキングエリアの2階に、この中瀬大橋の説明パネルが置いてあった。戦後、浜へ出るには船しかなくて不便だったところ、石井亀吉さんという青海苔漁を支えた網元が、機械なしに砂の川底に杭を打つという困難を乗りこえ、執念で架けた百メートルあまりの木造橋らしい。今の橋は架け替えたものらしいが、同じ木造橋なので、風情は残っているようだ。そんないわれのある橋なのに、現地に説明板がないのが残念だが。