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道路 海 下北半島 西岸    

 野辺地(のへじ)から下北半島の西岸を北上して、本州最北端の大間崎へ。

国道279号 むつはまなすライン  野辺地〜むつ

 国道279号は、北海道函館市から青森県野辺地町まで、津軽海峡を渡って下北半島を縦断する国道。なぜ北海道側が起点なのかと思うけど、ここでは、終点側の野辺地からむつ市までの、下北半島西岸の区間。

国道279号 むつ市奥内 野辺地国道4号から分岐。市街地を抜けると、ほとんどずっと直線の2車線道になる。黄色いセンターラインがかなりつづき、その後、ようやく白になった。
 直線が主体で走りやすい道なものの、車が多めの準幹線道で、平地で眺めもあまりよくない。そんなにいい印象がない。

 横浜町では、沿道のところどころに菜の花畑がある。道の駅よこはまも、菜の花をテーマにした道の駅だ。

 後半も、前半と同じような感じの道がつづき、シーサイド区間もほとんどない。

 むつ市街に近づくと、県道176号 赤川下北停車場線が直進扱いで、国道は斜め右へ。旧道という感じの、2車線道がつづく。このあたりは交通量がめっきり増えた。

おすすめ度 :☆☆☆☆
人気度    :
★★★★
行った日時 :2002年5月2日(木) 12〜14時頃

国道338号  むつ〜脇野沢

 国道338号は、北海道函館市から青森県大間町津軽海峡を渡った後、下北半島の西岸を南下していき、むつ市からは東岸に移って南下し、おいらせ町までという、くねったルートの国道。

国道338号 川内町 ここでは、むつ市から西進。北側のバイパスは広めの道だが、南側の旧道は狭め。
 大湊で合流後、黄色いセンターラインの2車線道がしばらくつづき、なかなか海は見えてこない。
 自衛隊の大湊基地をすぎると、ようやく海沿いに出る。やっと海が見えたところで、海側に十分な駐車スペースがあるのがうれしい。

 海沿いの2車線道が基本の道。シーサイド・ルートとして雰囲気のいい方。ただし、川内付近は、家並みの間の1.5車線区間もあった。

 脇野沢で、国道338号はT字路(→)を右折。直進すると県道175号 九艘泊脇野沢線で、九艘泊(くそうどまり)へ向かう。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2002年5月3日(金・祝) 7〜8時頃

県道175号 九艘泊脇野沢線県道175号

 九艘泊(くそうどまり)へ向かう県道

 海沿いを行く、2〜1.5車線道。
 漁港をつないでいく、ローカルな雰囲気のシーサイド・ロード。のんびり走りたい道だ。

 九艘泊の漁港で行き止まり。同じ道を戻るしかない。
 漁港の手前、道路右側に公衆便所(と書いてある)があり、その周辺が駐車場になっているようだ。区画線は消えかかっていて、あってないようなものだが、まあ、小さな漁港なので、迷惑にならないように停めておけばいいんじゃないだろうか。
 ここに「北限のニホン猿とむつ湾展望のみち案内板」というのがあるが、現在地が書いてないという、素晴らしい作り。
 もうひとつ、「貝崎園地周遊マップ」というがあるが、こちらは文字が現在地しか書いてなくて、まるで子供が書いたような絵地図。
 どちらもあまり役に立たない。

 その先へ歩いていくと、猿の住む海辺公園海峡展望台がある。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2002年5月3日(金・祝) 8〜9時頃

国道338号 海峡ライン  脇野沢〜大間  Precious Road

 下北半島の斧の刃の部分。

国道338号 海峡ライン 脇野沢 脇野沢まで戻って、国道338号を北へ向かう。

 道の駅わきのさわの先には、家並みの間の1.5車線区間があったが、そこから先は、きれいな2車線道になり、山の中へ登っていく。上の方に行くに従って眺めがよくなり、ほとんどスカイラインだ。
 通行する車も少なく、車の試乗テストっていうのは、こういうところでするんだろうなぁ、なんて思える道だった。

 昔、ここへ来たときは、国道なのに未舗装の道がえんえんとつづいて、沿道にはなにもなく、聞こえるのは鳥のさえずりと虫の羽音のみ。とんでもないところへ来ちゃったなぁ、と思ったものだ。今では、全線舗装された道になっている。

 登り切ったあたりで、道路右側にちょっとした駐車スペースがある。西方向に、平舘海峡を挟んで津軽半島を望める。ここに「海峡ライン」と書かれた岩があった。
 さらに3キロくらい進むと、左カーブの外側に流汗台という展望駐車場がある。ここからは、南方向にむつ湾を望めて、なかなか眺めのいい場所だ。

 山を降りていって、野平で東から来る県道253号 長後川内線と接続した後は、対向車がままあるようになった。海が見えるところもあるが、そんなに眺めのいい道ではない。
 仏ヶ浦へ近づくと、センターラインがなくなり、その先には仏ヶ浦展望台がある。このあたりは、けっこうくねくね。

国道338号 大間町奥戸 その後は、海沿いの崖の上あり、崖の下の1.5車線あり。
 漁港を通りすぎていく、ローカルなシーサイド道路。

 佐井の市街に入ると、家並みの間をくねくねとし、直角のカーブもある。
 2車線道だが、沿道に人が住んでいるところがわりと長くつづく。このへんは、ちょっといまいち。

 大間港の近くで国道279号に接続。大間崎へは、国道を離れて北に向かう。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2002年5月3日(金・祝) 9〜12時頃

 

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