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● 下部のドライブスポット （しもべ）

道の駅 しもべ

　国道３００号・本栖みち沿いの、川をうまく使った道の駅。

　角川博の「蛍駅」という歌をご存じだろうか？
　この道の駅のテーマソングらしく、ここへ行くと、この歌をリピート状態で聞かされる。ポスターが何枚も貼られ、ＣＤやカセットも売っている。下部というと、やはり下部温泉が有名で、そうなるとやはり演歌なんだろうなぁ。

　あとでガイドブックを読んで知ったのだが、この道の駅は「ホタル」をテーマにしたところらしい。ホタルドームという施設があったらしい（有料）。それにしては、それらしいグッズなどを見た記憶がないのだけど……

　さて、順序が逆になってしまったが、入口を説明しよう。
　入口は２つある。中の駐車場は別で、つながっていないので、どちらから入るかは、よく考えなくてはいけない。（歩いては行ける）
　西側入口（身延寄り）を入ると、道路沿いの駐車場へ。トイレに寄るだけならこちらが便利。
　東側入口（本栖湖寄り）からは、少し奥の駐車場へ。みやげ物店とそば処へ直行したいのなら、こちらが便利。

　ただし、西口の駐車場から奥へは、つり橋を渡っていける。歩くといってもほんの数分なので、個人的には、このコースがおすすめ。つり橋の名前も、国道側から見ると「よってけ橋」、奥から見ると「またきて橋」なので、やはりその順番で渡るのが順路だろう。

　２つの入口の間には、小高い山があるのだが、ここに木製の階段が作られていて、展望台のようになっている。高いところは好きなので、こういう配慮はうれしい限りだ。５階くらいの高さがあるんじゃないだろうか。
　まあ、道の駅の場所自体が、山の中なので、特に遠景が見渡せるというわけではない。どちらかというと、足元の川を見下ろすのが主だろう。
　ちょうど道の駅の中を川が流れていて、それを活かしたうまい作りになっている。

　そば処は、水車小屋のついた凝った外観。昼食時しか営業していないようで、もう閉まっていた。

　「民家→」という矢印があったので、なんだろうと思ったが、現役の民家ではなく、昔の民家を保存したのだか、復元したのだかしたもののようだ。でも、中には座ってる人がいた。住んでるわけではないのだろうが、地元の人か？

　その他に、バーベキュー場、カモのいる池、子供用の遊戯施設などがある。

　この一連の場所には、「下部農村文化公園」という名前もあり、西側入口付近の駐車場とトイレの部分だけが、道の駅のふうな園内表示も見られる。しかし、「道の駅ガイドマップ関東版」には、奥のみやげ物店の写真が道の駅として掲載されており、区分けがあいまいだ。
　はっきりと、ぜんぶが道の駅としてしまったほうが、すっきりすると思うけどなぁ。公園にしても、そんな名前じゃ観光客を集められないと思うし。

●営業時間　　９：００〜１８：００（１１〜４月は〜１７：００）
●休館日　　　水曜日、年末年始（１２／２８〜１／１）
●駐車場　　　普通車５１台、大型車６台、身障者１台

おすすめ度　：★★★★★　（展望台に、つり橋に、川をうまく使った構成）
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：1998年9月6日（日）　16時頃