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● 甲府のドライブスポット

展望地 山梨県立科学館の屋上科学館屋上から富士山と甲府盆地を望む

 甲府盆地を見渡す、愛宕山展望所

 甲府市街から、愛宕山スカイライン愛宕山へ登っていき、その最高所あたりで、南への分岐道へ入る。愛宕山こどもの国と同じ入口で、ゲートがあり、5時閉門という表示。

 その分岐道沿いに駐車スペースがずらっと並んでいるほか、突き当たりに山梨県立科学館があり、その右に駐車場がある。道はそこからさらに左へ延びていて、その沿道にも駐車スペースがあるが、科学館の裏口に回って行き止まり。このあたりは職員用という感じだった。

 科学館の建物の左脇の広い階段を登っていくと、科学館の屋上に出ることができて、ここが展望所になっている。
 甲府盆地を広々と見渡せて、視界はかなり広い。南には御坂山系の山並みの向こうに富士山の上の方が覗く。(右写真)
 西には、南アルプスの山並みも望めるが、展望案内図がないのが残念。

 ここの左右両サイドには、足元に目立たない溝があるので、要注意。こういうところでは、つい景色の方に目がいくと思うので、10人中9人はひっかかるんじゃないかと思うけど。

 科学館の館内見学は有料だが、トイレまでは無料で入れる。案内図を見ると、トイレが外にあるようにも見えるが、実際の無料トイレは、科学館の建物の中だった。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2000年2月24日(木) 12時頃、 2003年1月31日(金) 13時頃、 2007年6月8日(金) 15時頃

Webリンク 山梨県立科学館のホームページ

公園展望地 武田の杜 樹木見本園武田の杜 樹木見本園 見晴し展望台

 山梨県の樹木を集めた森林公園で、展望台がある。

 愛宕山スカイラインの途中に入口がある。山梨県立科学館の入口から、1.8キロほど北のカーブ外側。山梨県埋蔵文化財センター分室の入口と同じところ。
 駐車区画があるのは4台分だけだが、あと数台は置けそうだった。

 入口に総合案内板があり、山梨県内にある主要な樹木を300種ほど集めて展示したという人工の森。なにもそんなことしなくてもと思ったが、こどもの国が近いので、教育用ということか?
 「開園時間 9:00〜5:00」と書いてあったが、居酒屋やカラオケではないので、朝の5時ではなくて、夕方の5時までだろう。
 園内の案内図のほか、見晴し展望台とそこからの眺望写真も掲示されていたのは、具体的なイメージがあり、行ってみようという気にさせてくれた。
 一巡約40分〜1時間という時間の目安が書いてあるのも親切だが、できれば展望台までの直行時間もほしかったところ。

 遊歩道は並んで2人歩けるくらいの幅のあるところが多く、よく整備された森林公園という印象だった。ちょっと路面の雑草が伸びすぎかなと思ったら、ちょうど園内では草刈り機で除草作業中だった。
 遊歩道は複雑な構造をしているが、ほとんどの分岐点には、小さな案内図があるので、道はわかりやすい。
 木にネームプレートが付いている公園というのはよくあるが、それがずらずらっと並んでいる様は、ある意味壮観だった。

 見晴し展望台へ直行すると、徒歩7分ほどで着いた。山の斜面にある木製あづまやで、大きな展望案内写真があり、見えるものがよく説明されていた。南西の方向に、甲府駅や山梨大学などの甲府市街を望む。
 山梨県立科学館の屋上の方が視界はずっと広いのだけど、あちらは甲府駅など甲府市街の北西側がやや陰になるので、それを補完するという価値があるかもしれない。

 園内にトイレはあるが、簡易的なもの。
 クマに注意と表示されていた。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2007年6月8日(金) 15時頃

湖 千代田湖千代田湖

 甲府市街と昇仙峡の間にある小さな湖。

 県道104号 天神平甲府線で甲府市街から昇仙峡へ向かい、和田峠を越えると左手に湖が見えてくる。

 湖が見えてから左折したら、なにやら私有地に入り込んでしまった。いったん県道へ戻り、東岸を通りすぎてから、わかりやすい北側から湖岸の道へと左折した。

 北岸は、1〜1.5の狭い道。車を止められる場所は限られている。
 南岸は、それより広めで1.5〜2車線。こちらは容易に車を止められる。
 小さな湖だが、ほとんど湖岸を走って一周できた。
 全周にわたって釣り人が多く、湖岸から魚が泳いでいるのも見えた。元々は農業用の溜池らしい。

 県道104号 天神平甲府線に出ると、入口は「武田の杜2キロ」と看板にある脇道だった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年5月26日(金) 12時頃

公園観光施設 甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園

 古墳や考古博物館のある公園。

◆北のエリア甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園 古代の広場 竪穴住居・敷石住居跡

 中央道・甲府南インターから、国道358号を西へ100メートルほどのところに、第1駐車場の入口がある。信号はないが、右折レーンがあり、案内表示は「山梨県立考古博物館」。百台分以上あり無料。午後5時15分で閉鎖という表示。

 その西隣りに、古代の広場があり、八乙女古墳の石棺と一の沢遺跡の敷石住居跡を移設したもの、竪穴式住居を復元したものがある。(右写真)
 考古博物館構内古墳もあるが、墳丘は残っていない。

 その奥に、山梨県立考古博物館がある。(ここだけ有料)
 さらに日本庭園という広場があるが、人工池らしきところは、水が干上がっていた。冬だったから?

 丸山塚古墳は、山梨県内最大の円墳で、直径72メートル、高さ11メートル。前後に階段があり、縦走できる。(左下写真)
 上には、竪穴式石室の場所を示した輪があった。

 銚子塚古墳は、東日本最大級の前方後円墳で、全長169メートル、高さ15メートル。前と左右に階段があり、上へ登ることができる。(右下写真)
 この上にも、竪穴式石室を示した輪があるほか、後円部の周囲には、笠形木製品・突出部・立柱・円盤状木製品などの出土品の案内板があった。
 小さな子どもが斜面をすべり降りてはしゃいでいたり、部活帰りらしい中学生が古墳の上に座り込んでおしゃべりしていたり、のどかな雰囲気だった。

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園 丸山塚古墳  甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園 銚子塚古墳

 公園内を南北につなぐ車道は、閉鎖されていた。ワインディングの坂道なので、爆走するやつがいたんだろうなぁ。
 いったん国道358号へ出て、東側からまわっていく。

◆南のエリア

 国道358号・精進ブルーラインからの入口は、中央道・甲府南インターから南へ1.5キロほど。手前に交差点案内標識があるので、わかりやすいだろう。信号はないが、右折レーンあり。
 2車線道を500メートルほど進むと、道路は左へ曲がっていくのだが、そこから斜め右へ分岐するという案内標識があり、まさか正面に見える狭い道へ入っていくんじゃないだろうなぁ、と思ったら、左へ曲がった先にT字路(→)があった。
 そこからも2車線道で、止まれの十字路の先に第3・第5駐車場、右へ入ったところに第4駐車場があり、かなり広い。

 研修センターという建物は、玄関ホールに土器がいくつか展示されていた。公園の案内図パンフレットがあったので、それを持って見てまわればいいと思ったのだが…

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園 方形周溝墓 南の方に、上の平遺跡方形周溝墓がある。案内図を見ると、入口T字路の向かいに第2駐車場があり、そこの方が近そうだったが、研修センターから歩いて約6分。
 四角い溝を復元したものが3つくらいあり、あとは灌木で場所を示しているだけ。2メートルくらいの高さの小展望台があって、全体を見渡すことができるようになっている。
 案内板には、迷路とか書いてあったが、歩いていいところと、いけないところの区別がつかない状態だった。

 引き返して、北へ稲荷塚・物見塚・鍋弦塚の方へ向かったのだが、どれがそうなのかわからなかった。あとで考えると、地面にあった石の輪っかが稲荷塚だったのか?
 展望広場という場所は、ちょっとした広場にベンチがあり、まあ展望がなくもないが、わざわざ見に行くほどの景色ではない。
 そこから引き返したが、パンフレットの案内図にない道があったり、道があるはずのところになかったりと、あまり正確ではない案内図だった。
 第4駐車場の奥には、案内図にはない、東山南遺跡という説明板があり、大きな勾玉のモニュメントがあった。

 子どもの遊具エリアがあり、ほとんどの人は、そこが目的という感じだった。
 野外研修施設という建物は、へんな形で、いったいなんの研修をするのかが謎だ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年12月13日(土) 14〜16時頃

観光施設 山梨県立考古博物館山梨県立考古博物館 ナウマン象の親子

 山梨県の出土品を展示。

 甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園の北端にあり、第1駐車場から徒歩2分。

 建物前にナウマンゾウの親子像がある。
 入館料は大人210円。受付横の自販機でチケットを買い、隣の人に渡す仕組みだった。

 常設展は、旧石器時代の石器からはじまって、縄文土器は6期に分けて展示。竪穴式住居の中を再現したものもあった。
 顔面付きなど、見事な造形の土器がいくつもあったのが、一番印象的だった。重要文化財という表示もずらっと並んでいた。
 円筒埴輪がいくつか。ボタンを押すと古墳の断面が見える模型など。
 時代別に、解説シートが置いてあった。

 企画展は、甲府市内の出土品を、遺跡別に展示。この部屋の入口では、代表者の氏名、都道府県、人数を書くようになっていた。なんでここで?と思ったが、あとで企画展のパンフレットを見ると、観覧料無料とあり、企画展だけなら無料だが名前を書くということのようだ。

 一周して玄関ホールに戻ると、ビデオを上映しているコーナーがあった。何十本もあるようで、全部見ていたら1日以上かかりそうだ。図書コーナーにもなっていた。
 パソコンが2台。ウィンドウズの方は、収蔵品がアクセスのデータベースになっていたり、いろいろなデータ・ファイルがデスクトップに置いてあって、自由に見られるようになっていた。マックの方は、メニュー形式になっていて、公園内の紹介やクイズなど。やや反応が遅いので、すこし待ってから次のクリックをする必要がある。銅鏡は何に使う物でしょう?というクイズでは、結果が文字化けしてたけど、もう古くてガタが来ているのかも。
 埴輪や土偶などのグッズ売り場があったが、ガラスケースに入っていて、ちょっと気軽ではない感じ。ガチャガチャが何台かあった。
 私の見学所要時間は50分。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年12月13日(土) 14時頃

Webリンク 山梨県のサイトより、山梨県立考古博物館のページ (別ウィンドウに開く)

展望地 笛吹ラインの展望台笛吹ラインの展望台

 笛吹川沿いにある展望台。

 国道140号・笛吹ラインを、国道358号との交差点から、西へ400メートルほどのところ。道路の北側に、7台分くらいの休憩駐車場がある。青いPの標識と、銀色の展望台自体が目印。
 東から行くと、右折レーンではないのだが、車半分くらいの幅の右折用スペースがあるので、乗用車なら後続車を止めずに、右折待ちができるかもしれない。

 駐車場の脇に、土を盛り上げたところに、2階くらいの高さの展望台がある。単に「展望台」としか表示されていなかったので、タイトルは仮称。
 上に登ってみると、床にカラーで絵が描かれていた。河口湖とか絶対に見えそうにないものもあったので、展望案内ではなく、その方向に何があるという周辺案内なのだろう。市町村名は、平成の大合併前のものだった。
  堤防の上にあるので、まあぐるっと周囲を見渡せる。定員10名という表示。

 あずまやには、白黒の猫がいた。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年12月13日(土) 16時頃

 

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