★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 山形 > ● 長井のドライブスポット古代の丘遺跡や土偶広場のある森林公園。 置賜西部広域農道上に案内標識があるので、入っていく道はわかりやすい。 奥へ歩いていくと、土偶群像があり、いろんな土偶が集結している。 その奥に中里堤という人工池があり、アヒルが3羽いた。せっかくだから一周してみたら、けっこう奥へ広かった。一周約15分。 池のほとりに、青いネットで囲まれたカゴがあって、山形県鳥のオシドリという表示。あんな小さなカゴに、あんな細かなネットの中に入れる必要あるのかな? 道路の向かいには、長者屋敷遺跡があり、竪穴式住居が復元されている。
古代の丘資料館古代の丘にある考古資料館。 入館無料で、受付はとくになかったと思う。 玄関ホールには、全国の有名な土偶の像が並んでいる。無造作な置き方を見ると、レプリカとかいう精巧なものではなさそうだったが。 見学時間は約10分だった。
古代の丘 土偶群像全国の土偶が集まった丘。 古代の丘の駐車場から、奥へ。案内図を見て、近道に思えた道は草ぼうぼうで、左からまわっていくことになったが、それなら右の方が近かったかも。まあ、あまり大きなちがいはないが。 いろいろな土偶の像が、小さな丘の上に集まっている。大きく2つの集団になっていて、前に7体+後に8体。 個々の土偶についての説明書きがあればいいなと思ったが、資料館でちゃんと予習してくるべきだったようだ。 一番後ろで、一番えらそーに立っているのが、青森県亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶。左足が補完されていて、愛称は、しゃこちゃん。 その前で、しゃがんでいるうち大きい方は、青森県風張1遺跡の合掌土偶かと思ったのだが、手が合っていなくて、手首を組んでいるので、島根県下山遺跡の屈折像土偶のようだ。愛称は、くみちゃん。 前の集団で、一番大きくて怪獣のような顔をしているのは、山梨県中丸遺跡の黒駒土偶。愛称は、クロコマ星人。 右端の顔がハート形しているのは、群馬県郷原遺跡のハート形土偶。愛称は、らぶりぃかおる。 その前の小さなのは、埼玉県真福寺貝塚のミミズク形土偶。愛称は、ミミちゃん。 その左の、逆三角の顔のは、長野県中ッ原遺跡の仮面の女神。愛称は、マスカレーヌ。 長野県棚畑遺跡の縄文のビーナス、愛称ビーナちゃんと、山形県西ノ前遺跡の八頭身美人土偶、俗称「やまがだのビーナズ」がいないのが残念なところ。(山形弁風に発音のこと)
長者屋敷遺跡縄文時代を中心とした集落跡。 古代の丘の駐車場から、道路の斜め向かいにある。 竪穴住居を復元したものが、4軒ある。屋根の部分を、ブルーシートで補強してあるのは、なんだかなという感じ。 周囲は森で、それほど広さはないので、全体を1枚の写真に入れることができなかった。おまけに、車を乗り入れて、なにか作業している人たちもいたし。 住居跡を保存した建物があるのだが、ドアには鍵がかかっていて、窓ガラス越しにのぞくだけだった。見学会とかでは、直接見られるのかもしれないが。 カラー写真入りの説明板があり、縄文時代の中期と晩期を中心に、旧石器時代から弥生時代までの複合遺跡とのこと。
|