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道路 森 龍神〜田辺

 龍神から田辺へ向かう、県道29号 田辺龍神線

 龍神国道425号から南下し、半キロほどで県道198号 龍神中辺路線と分かれて右へ。
 カーブを重ねて2車線道を登っていくと、眺めのよい道になっていく。

 4〜5キロのところに、道路右側に休憩用の駐車場がある。周囲の山並みを望める展望所とも言える場所だが、そんなに遠景が見えるわけでもなかった。
 和歌山県のほぼあらゆる観光地にある「和歌山県朝日夕陽百選」という記念碑がここにもあり「虎ヶ峰」というタイトルで「紀伊水道の水平線に沈むまで茜色の夕陽がまぶしく…」と書かれていたが、この場所から水平線など望むべくもなく、たぶん虎ヶ峰の山頂からの眺めの説明なのだろう。だったら山頂に立てておけよ。

 この道のフィーチャーは、虎ヶ峰トンネルを抜けてから。
 こんな山の上の方に、こんなにいい道をよく作ったなぁと感心してしまった、素晴らしい県道スカイラインだ。カーブは多いが、道幅は十分に広い。
 残念ながら展望場所は特に用意されていないので、落ち着いて景色を眺めるなら適当な場所に車を止める必要がある。

和歌山県道29号 田辺龍神線 虎ヶ峰

 降りていくと、大沢からは集落が出てきて、わりと普通の県道へ。右会津川沿いのルートになる。

 道の駅 紀州備長炭記念公園は、午後5時すぎだったので、施設はもう閉まっていた。

 秋津川の集落をすぎて、再び山あいに入っていくと、奇絶峡沿いの道となる。紅葉の季節がよさそうだ。2車線道がつづく。

 田辺の市街へ入っていき、その後はみなべ方面へ向かったので、県道の最後の方は走っていない。
 国道42号の100メートルほど手前の橋へ右折して川の対岸へ渡るのが、地元の車の流れだった。カーナビ通りに国道42号の側道で対岸へ渡ったら、たしかに信号待ちが長くて、後ろを走っていた車に先に行かれてしまった。(手前の橋は信号がない)

おすすめ度 :★★★★★ (虎ヶ峰の区間が秀逸)
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2005年8月9日(火) 17〜18時頃

(おまけ)

 右会津川の北側の道で、国道424号へ出て右折。この時点で国道42号・田辺バイパスは未完成で、国道42号と合流する交差点の手前から渋滞だった。
 田辺市街では128円/Lというガソリンスタンドの表示が見えていたものの、みなべへ行ったら129円/Lが相場で失敗してしまった。

 

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