★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 和歌山 > 那智山スカイライン那智山というか妙法山へ登っていく有料道。 ■ アプローチ国道42号から那智の滝の方へ向かう。県道43号 那智勝浦古座川線から県道46号那智山勝浦線へ移る接続は道なり。 ヘアピンカーブで登っていくところで、雨が降り出してしまった。雨の中で有料スカイラインを走ってもお金の無駄だだなぁ、と思ったので、道路脇の駐車スペースに車を止めて、しばし思案…… 那智の滝付近は、500円の有料駐車場がいくつも並ぶ観光地帯。滝の見物にスカイラインの料金は不要だ。
■ 那智山スカイライン その道の終点部で、中央に料金所があり、そこが駐車場兼那智山スカイラインへの入口。 スカイラインの道は、1.5車線幅で、くねくねした道。舗装がつぎはぎのところもあり、快走できる道ではなく、山を登るための道だ。 途中に、那智山見晴台という展望所があり、ここで景色を眺めなければ、この有料道路へ来る意味はない。 そこからいったん引き返したものの、走っているうちに雨がやんできたので、思い直して、スカイラインの終点まで進んでみることにした。 全体的には森の中のワインディング坂道で、道路からの眺めがそんなにいいわけではないが、降りていく途中では那智の滝を遠望できる場所もあった。(右上写真) 終点の阿弥陀寺近くでは、スカイラインらしい眺めの区間もあったので、「スカイライン」を味わうためには、見晴台より先まで走るべきだろう。逆方向の方がいいかも。(右下写真) 有料道路の終点には、反対方向に「ここから有料道路」という表示があるだけで、料金所はなかった。よく見ると、17時で閉めると書いてあるのだが、このときすでに16時52分。これから戻っても間に合わない。 妙法スカイラインという名もあるようだ。 熊野交通(株)の運営だが、公式サイトにこのスカイラインのページは見あたらず、この有料道路で儲ける気はあまりないようだ。
(追記:2006年1月に、はがねいちさんよりメールでいただいた情報によると、料金所は利用内容の自己申告制で、スカイライン利用で400円、駐車場利用で500円、両方利用だと900円とのこと。夕方以降は、もう徴収しないらしい。) (追記:2007年4月より無料になったらしい。) ■ 阿弥陀寺〜那智高原阿弥陀寺から先の道も、似たような1.5車線道。 遠くの山並みを望める区間があり、ここの方がスカイラインというイメージに近いくらいだった。 3キロ弱で那智高原公園へ出る。公園内には、那智の滝を遠望できる展望台があった。
■ 大越林道 那智高原〜小阪那智高原公園から、「那智・勝浦」と案内矢印に書かれている方へ。阿弥陀寺から来た方向からは、左斜め後方へ降りていく形になる。 有料道路から時間切れで追い出された道なので、どんな道になるのかと心配したが、舗装されている1.5車線道だった。これまでの道とそんなに遜色はない。このときは対向車なし。 ずっと降りていくと、県道に出たので左へ。
■ 県道43号 那智勝浦古座川線 小阪〜井関那智山スカイラインの南側を回っていく。2車線区間も一部にあったが、1.5〜1車線のカーブの多いローカルな道。観光で走るような道ではないが、有料道路を避けたい向きには、使えるルートなのではないだろうか。 井関で、冒頭の県道46号那智山勝浦線との交差点に戻る。
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