★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 東京 > ● 青梅のドライブスポット釜の淵公園多摩川の川原に囲まれた公園。 JR青梅駅の南、国道411号が多摩川の南を走る吉野街道の区間から、北へ入る信号T字路には、かんぽの宿への案内表示がある。郷土博物館への案内表示もあるが地味だった。右折レーンなし。 多摩川が岩盤にぶつかり、Ω型に蛇行した内側にある。川沿いの遊歩道や、川へ降りていく階段があり、川原が遊び場のメインか? 内陸部は、ちょっとした広場があるほかは、遊歩道が巡らされた森。 森の中に、板垣退助像が現れるのが唐突。有名人なんだから、もっとちゃんとした場所に設置すればいいのに。「板垣死すとも自由は死せず」というかっこいい言葉が刻んである。そのときは、死ななかったらしいけど。
青梅市郷土博物館青梅市の歴史や自然を展示。 釜の淵公園の中にあるので、アクセスはそちらを参照。ネットで調べると、川遊びができる時期は駐車場が混むらしいので、博物館が目当てなら、冬とか天気の悪い日がよさそう。そこで1月の午前中に行ったのだが、さすがに川原には誰もおらず、無料駐車場も半分空いていた。 玄関ホールには、太平洋戦争中の爆撃機・B29と飛龍のエンジンの一部、動物のはく製が展示されている。文化財のポストカードが数種類あって、自由に持ち帰れる。 常設展示室は、中規模なのが1室で、無料だからそんなものだろう。周囲は時計回りに時代順で、中央が独立テーマという感じ。 企画展示室は、テーマが多摩川の漁労で、川魚の捕り方と、それに使う道具。 月間青梅の文化財という小コーナーは、岩宿時代石器だった。 屋外にも、大きな木桶、荷馬車などが展示してある。5分の1サイズという水車小屋もあるが、動いていなかった。 隣には、旧宮崎家住宅という古民家がある。中に入ることができて、昔の道具が展示されていた。囲炉裏で休憩している人もいた。
鮎美橋(あゆみばし)多摩川を渡る、歩行者用の斜張橋。 釜の淵公園から東へ渡る橋。 路面のタイルが部分的に色が違うのは、デザインなのか、修理の跡なのか? 昭和58年製ということで、タイルが浮き上がっているところもあった。きれいな形の照明灯も、だいぶ汚れているのがあって、掃除しないのかな? 上流側・下流側とも、多摩川の川原を見渡せるが、蛇行した場所なので、あまり遠くまでは見えない。奥からマンションが見おろしているのが、東京らしい景色。 橋の西側は、公園の遊歩道が各方向にのびている。下流の郷土博物館の先へ進んだところに、鮎美橋と桜堤と人面岩の写真が掲示してあった。
柳淵橋(りゅうえんばし)多摩川を渡る、歩行者用のアーチ橋。 釜の淵公園の本体と、西のプール脇の駐車場をつなぐ橋。 アーチと水平部分をつなぐのが、斜めのケーブルなので、ニールセン・ローゼ橋のようだが、ケーブルはX字型ではなくW字型なので、トラスド・ランガー橋にも似ている。 上流側・下流側とも、多摩川の川原を見渡せるが、蛇行した場所なので、あまり遠くまでは見えない。西方には、住宅地の奥に、奥多摩の山なみ。 橋の西側は、直角に接続した階段で、駐車場へ降りる。脇には、若鮎の像という、横倒しの鮎ではなく裸婦像がある。鮎美橋と名前が逆か、像の設置場所が逆なのでは?
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