★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 徳島 > ● 美波のドライブスポット潮吹岩/潮吹展望台潮を噴き上げるという伝説の岩を望む、断崖の上の展望所。 県道26号由岐大西線を由岐から3キロくらい東のところ。道路上に「潮吹展望台」という案内標識があるので、わかりやすいと思う。T字路を海側への脇道へ入っていくと、終点部に十台分くらいの無料駐車場があり、そこがそのまま断崖の上の展望所。あずまやとトイレらしきものあり。 現地にあった説明板によると、満潮時に波が寄せると落雷のような音響と共に海水を30m余り吹き上げるという話と、明治25年に暴風雨で座礁したアメリカの船の乗組員を地元の人が救出したという話が紹介されていたが、タイトルが「由岐町の民話・伝説」とあったので、そのたぐいの話かもしれない。 海岸線の景色を眺めるには、いい場所だと思う。(右写真)
えびす洞/恵比須洞太平洋の荒波に浸食された、徳島県最大の海蝕洞。 県道25号日和佐小野線沿いの、恵比須浜と大浜海岸の間。カーブの外側(海側)に、数台分の駐車スペースがある。その奥が遊歩道の入口だが、現地の表示ではなぜか、ひらがなと漢字の両方の表記があった。 遊歩道へ入っていくと、すぐに左右に分岐しているが、何の案内書きもないのがやや不親切。えびす洞は右下かとも思えたが、左上の方が眺めがよさそうだったので、先に左上へ進むことにした。 3分ほどで、あずまやと小さな神社のあるところに着いた。そこが遊歩道の一番高いところで、入口の説明板に書いてあった展望台らしかった。丸い地球の絵があったが、地球が丸いことを感じられるほど、視界が広くないのが情けなかった。絵を取り付けてから周囲の木が成長してしまったのか? 標高50メートルとのこと。アップダウンがかなりある遊歩道なので、休憩にはいい。 そこからさらに3分ほど進むと、えびす洞へ。海面にあいた岩穴で、波が中へ打ち寄せているのが見えたが、ほんとはもっと荒波のときがいいのだろう。 遊歩道の途中からは、ウミガメが産卵するという大浜海岸を望めるところもあり、頂上部の展望台よりも眺めがよかった。
波切不動明王/恋人岬大浜海岸の北端にある岬? 県道25号日和佐小野線を東から来ると、白い燈台という名の青いホテルの200メートルほど先の、右カーブの外側。「波切不動明王」という立て看板がある。 階段を数段登ったところに、あずまやと石像があるだけの場所だが、大浜海岸のちょうど北側に位置する高台なので、海岸を横から見下ろせる。 昔はここで海岸から旅立つ恋人を見送ったということで、恋人岬なんていう名の説明板もあったが、観光客向けに名付けた雰囲気がぷんぷんしたのは、私の気のせいだろうか?
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