★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 栃木 > ● さくら市のドライブスポットお丸山公園山の上の公園。 ▼ アクセス東北道・矢板インターから喜連川へ向かう。最初は県道74号 塩谷喜連川線で行こうと思ったのだが、工事で通行止という看板があった。反対側から来る車はけっこういたが、センターラインもない狭めな道で、路面の半分くらいは工事中のためか未舗装だったので、やめておいた。 国道4号を1キロほど南下すると、県道30号線 矢板那須線に斜め後方から接続するが、その先で新しい道と立体交差する。ここも県道30号線 矢板那須線の新道のようだ。ここを東へ。 三菱自動車の手前でカーブしてからは、2車線道になるが走りやすい道。テストコース沿いだが、当然、高い塀があり、中は見えない。 脇道の突き当たりが、公園の駐車場。 ▼ パーク&シャトル広い無料駐車場の周囲には、みやげ物店、農産物の青空市場、喜連川スカイタワー、和風の城のような温泉福祉センターがある。 奥へ歩いていくと、まずクジャクのいる檻がある。真っ白なクジャクもいた。 山の上の公園なので、遊歩道を降りていくと、途中にちょっと眺めのいいところもあった。喜連川城の城址であり、春は桜の名所らしい。 シャトルエレベーターは、山の斜面を登っていく屋外エレベーター。1台が往復するだけなので、こちら側にいない場合は、ボタンを押して呼ぶ。4方向ガラス張りで、眺めはよい。数人分の椅子が片側にあるが、あとはつかまるところもない。高低差55.4メートル、走行距離164.95メートル。あまり速くはなく、歩いているのとたいして変わらないくらい。温泉や遊具が山の上にあるので、お年寄りと小さい子供向けか?
喜連川スカイタワーお丸山公園にある、有料展望塔。 山の上の駐車場のすぐ脇にある。入口を入っていくと、右奥に入場券自販機と窓口があった。 ふつうのエレベーターで登っていく。高さ40メートルだが、展望フロアは2階の扱いだ。 展望室はオールガラス張り。山の上にあるので、4方向とも景色が眺められる。展望案内写真があり、景色がわかりやすい。天気がよければ、富士山、筑波山、那須連山が望めるらしいが、基本的には喜連川の農村と町並みを見渡せる場所という感じだった。 展望室にきれいな白い椅子とテーブルが並んでいたのが、さすがに有料という感じがした。景色を眺めながら休憩してください、という場所のようだ。有料望遠鏡と飲料自販機あり。
道の駅 きつれがわ旧喜連川町の道の駅。 喜連川市街の南東、国道293号と荒川と内川に囲まれた三角エリアにある。 総合交流ターミナルという円柱形の建物へ入ると、入口の休憩コーナーには、テレビで大相撲をやっていて、新聞ラックや観光パンフレットがあった。 ふるさと直売所という建物にも、小さめの飲食店が何軒か入っていて、ソフトクリーム、おでん、鮎の塩焼、クレープ、ラーメンなどの表示。営業時間は店によってちがうみたいだ。 情報館という小屋があり、中には情報端末が2台。道路情報とか観光情報を見られるようだったが、メニューを選んでいくと、最後のところでことごとく「ページが見つかりません」。どうやらインターネットへリンクしているようなのだが、インターネットとの接続が切れているんじゃ? 案内図によると、奥に河川公園があるようだ。
さくら市のサイトより、道の駅きつれがわのページ (別ウィンドウに開く) 勝山公園城跡や博物館があり、鬼怒川に面した公園。 氏家市街の南、国道4号・奥州街道の川岸南交差点から、県道125号氏家宇都宮線(旧国道4号)へ分岐して、南へ500メートル。 公園内には、勝山城跡とさくら市ミュージアムがあるが、それらは別項に分け、ここではそれ以外について。 駐車場から奥へ進むと、民家広場。旧森家長屋門、旧大島家住宅、旧手塚家板倉の3軒がある。門はくぐれるが、どれも中を見ることができないのは残念。 さらに奥へ進むと、森の中に遊歩道やあずまやがあり、小さな森林公園という様子だった。公園内では、勝山城跡の部分の方が広く、それ以外の部分は、おまけのような感じだった。 左奥へ進むと、鬼怒川に面した側は、崖の上なので、ちょっとした展望所。広い河川敷と河川公園を見渡し、日光連山や高原山を望む。 入口近くには、高いコンクリート製の慰霊塔がある。(右上写真) おすすめ度 :★★★☆☆ 勝山城跡鬼怒川沿いの城跡。 アクセスは勝山公園を参照。公園の半分以上を占めている。 さくら市ミュージアムの右手に「勝山の森 自然観察マップ」があり、それが見どころが詳しく書かれた案内図。 鎌倉時代の末期に氏家氏が築いた、鬼怒川の河岸段丘を利用した崖端城(がいたんじょう)。勝山というのは単に地名のようで、山城ではない。 本丸跡は、木に囲まれた広場になっている。大きなあずまやがあり、バーベキュー場になっていたのは、城跡よりも公園を優先した感じ。(右写真) 本丸を囲む空堀の東・北・西側はまわれるが、南側には中途半端な柵があり、通っていいのか微妙な感じだった。
おすすめ度 :★★★☆☆ 勝山パークブリッジ勝山公園と鬼怒川河川公園を結ぶ、歩道吊り橋。 アクセスは勝山公園を参照。駐車場から4〜5分。 中央に主塔が1本ある橋。斜張橋かと思ったが、主塔から両端への斜めのケーブルから、下へ支えるケーブルが分岐しているので、吊り橋なのだろう。上下のケーブルは、垂直ではなく、斜めのW字型になっている。 橋の下を流れるのは、草川という、ちょっとした小川。100メートルほど下流にも小さな桁橋があり、それで渡ることもできる。実用性というよりも、公園のシンボルという印象だった。 橋の中央の主塔の周囲は、すこし広がっていて、むすびの鐘がある。恋人同士で鳴らすと必ず結ばれるとかいう、非科学的な説明書きはなかったので、誰でも鳴らしていいようだ。すぐ横に、紅白模様の三角コーンが置いてあるのが、意味不明な無用の長物だった。 橋の上からは、鬼怒川と河川公園を見渡し、奥に日光連山や高原山を望む。橋につづく堤防上からも、同じような景色は見えるのだが。 鬼怒川河川公園は、大きな池や広場がある、広々とした公園。ゆうゆうパークという愛称もあり、サクラの名所らしい。
おすすめ度 :★★★☆☆ さくら市ミュージアムさくら市の歴史と美術品とノコギリを展示。 アクセスは勝山公園を参照。駐車場から1〜2分。 本来の展示であろう、さくら市の歴史・美術・ノコギリのほか、企画展の「発掘された日本列島2009」と「平城遷都1300年」の展示が混在。順路の表示にこだわらず、関連した内容をつづけて見ていった方がよかった。 ▼本来の展示らしきものこの博物館には、荒井寛方記念館というサブタイトルがあり、その画家の仏教系や聖徳太子の絵があった。 歴史展示は、なんとなく時代順で、ハート型土偶の複製品、縄文土器、鎧兜、水運の舟など。 ノコギリが壁にずらっと並んでいるのが壮観。昔のノコギリを復元したものもある。 ▼ 発掘された日本列島2009らしきもの 各地の博物館を巡回している企画展。 ▼ 平城遷都1300年 平城宮のジオラマ模型に、大極殿の復元工事を写真パネルで説明。復元に使った大きな金色の飾りや、昔の屋根瓦などを展示。 ▼ その他玄関左の廊下にも、地元の遺跡の展示があった。東山道、国府、国分寺など。ここは、この博物館独自の企画展示かなという様子。 ミュージアムショップのコーナーが2つあり、カウンターの右隣は、図書類が中心。左の廊下には、土偶や埴輪の模型など。この博物館のというわけではなく、全国の著名なものだが、土偶キューピーや埴輪キューピーも。 左奥の廊下には、おもちゃらしきものがすこし置いてあった。ガチャガチャや飲料自販機もあり、休憩コーナーのようだ。 見学時間は、約1時間だった。 おすすめ度 :★★★★☆ さくら市のサイトより、さくら市ミュージアムのページ (別ウィンドウに開く)
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