★★★
Precious
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ふじあざみライン
富士山須走口五合目まで登る道。県道150号
足柄富士公園線。
国道138号を御殿場から北西へ向かうと、須走で高架道になる。そのまま進むと有料道路の東富士五湖道路になるので、国道138号をたどる場合と、このふじあざみラインへ行く場合は、側道で下へ降りる。高架下の十字路を直進し、その先の分岐で斜め左へ行くと、この県道に合流する。このあたり、標識や看板は整備されていた。
最初は、両側を自衛隊の演習場にはさまれた区間。並木に挟まれた幅広い2車線道が、ほとんどまっすぐに走っていく。ちょっと日本離れした光景で、さすがに富士山というべきか、さすがに自衛隊というべきか? (右写真)
脇道がいくつかあるが、もちろんすべて一般人は立入禁止だ。
その区間をすぎると、くねくねと登っていく坂道となる。
はじめのうちはわりと広め、上の方もまあまあの幅の2車線道。とにかくくねくねとカーブがつづき、追い越しはまず無理。
途中になぜか下り坂になる箇所があるが、あまりに単調に左右の登りカーブがつづくので、ワンポイントというか、ワンフェイク入れてみました、という感じ。
道の傾斜は、富士山スカイラインよりも急な印象だった。
途中には、とくに展望所とか駐車場というような休憩所はない。このへんは、無料の県道だからかもしれないが、ちょっとさびしい。道路脇に駐車が可能なスペースは、ところどころにある。
山菜取りだかなんだか知らないが、止めてある車がわりとあったけど、カーブのつづく道なので、場所を考えて欲しいぞ。ほとんどの車は考えてるのだが、1台だけ、カーブの先で本線上の1車線をふさいで止まっているバカもいた。
突き当たりの5合目では、右側に山小屋が現れるが、そちらへの道はバスの転回所とかで、一般車は進入禁止。
その先へさらに登ると、左側に上下2段階に、未舗装の無料駐車場がある。けっこう石がごろごろしてるんだけど、ふつうの石じゃなくて、溶岩が固まったような火山の石なのが、富士山の風情という感じで許せる。
人より車の数が多いのは、登山者のなんだろう。第2駐車場と第3駐車場と書いてあったけど、第1駐車場はどこにあったんだろうか?
駐車場から山小屋までは、歩いて戻って1〜2分。
山小屋では、みやげ物や軽い食事などを売っていた。富士山スカイライン5合目の売店のような観光客向けという感じではなく、登山者向けという感じだった。
トイレもあったが、100円程度のチップ制と書いてあった。できるなら、下で済ませてきた方がよい。
この日は、天気は晴れだったのだが、富士山の中腹だけは雲に覆われていて、残念ながら景色はまったく見えなかった。
全長約12キロ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2001年10月13日(土) 12〜13時頃