★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 埼玉 >
● 寄居のドライブスポット (よりい)

中間平緑地公園の入口にある展望所。
県道361号 三沢坂本線の北端・釜伏峠から、県道ではない道を北東の秋山方面へ降りていく途中にある。
峠から降りてくると、森を抜けたところで、道路左側に「公園駐車場」と書かれた数台分の未舗装の場所があり、その先、道路右側に展望所がある。
最初の小さな駐車場を通りすぎてしまっても、展望所の先の道路左側に、もっと大きな「公園駐車場」があるので、こちらでもOK。ここも未舗装で、臨時駐車場風。
木製の階段数段くらいの高さしかない台だが、丘の斜面のいい場所にあるので、東から南の方向にかなり広く見渡せる。寄居の市街や、その南の山々を望める。隣にトイレあり。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆ (ほかに数組)
行った日時 :2002年10月13日(日) 16時頃

森の中を散策できる公園。
中間平の展望所から少しだけ坂を下ったところに、左(西)へ入る脇道がある。その突き当たりが、公園の駐車場。ここは舗装されている。
正面に案内図があるが、これは「日本水の森」という周辺地域の案内図だった。けっこう複雑に散策路が巡らされている公園なのに、園内の案内図がないのは不親切だと思うなぁ。
右手の斜面の上に展望台がある。斜面の階段を歩いて登って1〜2分の距離。2〜3階くらいの高さがあり、丸太を基本にした、ちょっと凝った作りだ。(右写真)
山の中なので、あまり視界は広くないが、西方向の山の稜線を見渡せる。ふだんは山と森しか見えないが、夕暮れ時には、ちょうど正面に夕日が沈んでいくのを眺めることができる。夕日用の展望台かも?
正面の方向に、数メートルの幅の並んで歩ける舗装路が延びていて、それが中心散策路になるようだ。山の斜面にあるので、右側には上の方へ、左側には下の方へ階段散策路がいくつも分岐している。ただ、上の方へ登っても、見晴らしがよくなるわけではなかった。
途中にトイレとあずまやがあり、そのあたりから、下の方に風布川沿いの谷を見下ろすことができる。
なんとなく散策するだけなら、そのあたりで引き返しておくのが無難だと思う。道はその少し先で未舗装路になり、駐車場から1キロとある地点に、T字路(→)がある。
右へいく道は、ここまでと同様に並んで歩ける幅のある道だが、3分くらい行ったところで、行き先が「折原 秋山」とあったので、そっちへ降りてしまうのかと思い、引き返した。森の中の道で景色は見えない。
さきほどのT字路を直進した先には、もう1つあずまやがある。森の中の隠れ家みたいな感じで、景色はない。そこが緑地公園の終点のようだ。
あずまやの先は、細い山道で森の中を降りていく。道の上に倒れ込んでいる木がそのままになっていたことから、あまり通る人はいないみたいだ。景色が見えるところはなく、森の中を歩きたい人向け。
最後に畑の間を抜けて、舗装道に出たが、そこには、その道について何の案内書きもなかった。一見して、家の間へ入っていく私道のような道なので、それが緑地公園への道だとはわからないだろう。(左写真)
この緑地公園は桜の名所らしいので、その季節にはにぎわうのかも?
けっこうお金をかけて整備している風なのに、県道からの案内看板などがないので、基本的には地元の人向けの公園のようだ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆ (ほかに数組)
行った日時 :2002年10月13日(日) 17時頃、 10月19日(土) 16時頃
中間平緑地公園の場所

日本水
(やまとみず)
風布川の源流で、名水百選のひとつ。
寄居町と皆野町の境、秩父高原の釜伏峠から北西への道を進むと、1キロ弱のところに「←名水 日本水入口 徒歩10分」という看板があった。その未舗装の脇道に入ると、左手に数台分の駐車スペースがある。
しかし、そこからの遊歩道の入口には、「日本水の水源については岩盤の崩落が予測されるので立入を禁止します」とあった。残念。臨時に置いたというより固定式の看板だったので、当分の間はつづきそうだった。
さらに北西へ半キロくらい進み、塞神峠から右へ進んで北東の風布へ降りていくと、1キロ行かないところの道路左側に、日本水の水飲場がある。(右写真)
民家がすこしあるところで、道路脇に蛇口がいくつか並んでいるだけ。看板は目立たない。
多少道幅が広がっていて、水を汲む間、車を停めてても、通行車の邪魔にならないくらいはある。
箱が置いてあって、任意の募金式。
逆方向からだと、皆野寄居バイパス・寄居風布インターを出て、左(西)へ2キロくらい狭めの道をくねくねと登っていったあたり。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2002年10月19日(土) 16時頃
日本水の水飲場の場所

日本の里
(やまとのさと)
風布川沿いの休憩所。
風布の集落の中心部付近。皆野寄居バイパス・寄居風布インターを出て右側。
秩父高原の釜伏峠・寒神峠から降りてくると、インターの先の道路右側に「日本の里 観光案内所」というのがある。案内所は閉まっていたが、広い駐車場は自由に使えた。
そこから階段を十段くらい降りると、川沿いの遊歩道が公園のようになっている。渓流では子供が水遊びをしていた。
橋を渡って奥へ歩いていくと、水車小屋がある。説明書きによると、ホタルが集まるらしい。
さらに奥に風布館というのがあって、なんとなく道の駅のみやげ物店のようなものを期待したのだが、奥の方にうどん・そば等の店があるだけだった。その店の前にも駐車場がある。
名水の里ではあるが、水を飲めるようなところは見あたらなかったので、名水を飲むなら西へ2キロくらいの日本水の水飲場へ。
おすすめ度 :★★☆
人気度 :★★★☆
行った日時 :2002年10月19日(土) 16時頃、 2004年11月7日(日) 16時頃

荒川の白鳥飛来地。
国道254号が荒川を渡る玉淀大橋の上から、東の方に見える。
橋から南へ200メートルほど、川の博物館への案内標識がある交差点を左折。その道が坂を下っていき、川の縁に出たところ左側に入口がある。
料金所に300円と表示されていたが、もう夕方だったせいか、誰もいなかった。
石がごろごろした広い河原で、オフロードカーなら奥まで進んでもいいかもしれないが、普通の車なら手前の方の平らなところに車を置いて、あとは歩いた方が無難だろう。
このときは、ちょうど対岸寄りを水が流れていたが、見物に来ていた人が、前はもっと手前だったと言っていたので、水が流れる場所は年や水量によって変わるのかもしれない。
とくに柵とか注意書きなどはなく、自由に見る形。白鳥は、50〜60羽くらいいた。
川の対岸には河原はなく、ちょっとした崖になっているが、そちらから見下ろしている人もいたので、向こうからなら入場料なしで見れそうだ。
その対岸にある建物がラブホテルというのが、白鳥の写真を撮るのになんともなぁ、という感じだった。逆に見れば、白鳥が見えるラブホテルということになるのだろうけども。
本来はオートキャンプの場所で、300円というのは、そのゴミ処理費用のようだ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2008年2月17日(日) 17時頃

荒川と水車について展示。
国道254号が荒川を渡る玉淀大橋より、南へ200メートル。東へ入る信号T字路には、案内表示が出ている。道なりに川原の近くに降りて、T字路(→)の道なりは右折だが、直進方向が駐車場の入口。
入ったところが第1駐車場で、奥へ順次第2・第3とある。このときは第1が満車で、第2の終わりの方に整理係の人がいて、そこへ。第1駐車場は舗装されているが、第2は草地にプラスチックのネットをかぶせたようなものだった。
入場料は大人400円だが、中学生以下は無料。駐車料金は普通車300円で、こういう郊外の場所なら、無料がふつうだと思うが、近くにあるかわせみ河原が、協力金という名前の駐車料金300円を取っているので、それに合わせたように思える。
大水車があるのが、一番の目玉。その下には、浅いプールや噴水があり、子どもの水遊び場になっていた。
荒川わくわくランドは別料金だが、ウォーターアスレチックとのこと。子ども向けの体験コーナーのようなテントや、出店もいろいろあり、大勢の子ども連れでにぎわっていた。
奥にも、ふつうサイズの水車が2つあるが、そちらは動いていなかった。説明音声が流れていて、途中からだったので、最初から聞こうと思ったが、終わったら静かになってしまい、スタートボタンは見あたらず…
前庭に、荒川の大模型もある。全長173キロの、1000分の1なので、173メートルの長さ。なかなか大がかりなものだ。
建物が2つあり、左が本館。
玄関ホールでは、氷の彫刻を製作中で、大勢の人が取り囲んでいた。
第1展示室が、常設展示のようだ。
部屋全体が薄暗いうえ、暗くてよく見えない展示窓が多数。これもスタートボタンは見あたらず。3画面のビデオを壁に上映中だったが、内容は川というより郷土芸能で、誰も見ていなかった。展示室と上映室を分けたら、という気が。
昔の船や家などがあり、主に荒川の歴史について。故障中という表示がいくつか。最後が見沼通船堀で、パナマ運河の小型版のようなものだが、こういう模型こそ、動かして見せたらいいのに。
第2展示室では、特別展「埼玉圏の原始・古代人」。
最初に、木舟の出土品と復元品があるのが、川の博物館らしかったが、あとはあまり川とは関係ない。旧石器時代から時代順に、石器や土器を展示。埴輪は写真しかなかったのが残念。
銅釧(どうくしろ)もあったが、それがブレスレットだとか、今は青緑色だけど昔は銅メダルの色をしていたとか、子どもにもわかりやすい説明を書けばいいのに。
カマドの復元品の中で、赤い光が動いて、火が燃えているように見えるのが、子どもに唯一受けていた。最後に、土器の写真を裁断した平面土器パズルがあり、これだけ低年齢向け。
タッチパネルの情報端末コーナーもあるのだが、全部子どもの集団に占領されていた。クイズをやっていたみたいだが。
アドベンチャーシアターは別料金で、画面に連動して座席が動くとのこと。
屋上が展望台になっているのだが、エレベーターは身障者専用で、外の階段を登って行かなくてはならない。そのせいか、人がにぎわう園内で、ここだけはほかに誰もいなかった。景色は北側の半分弱で、展望案内図には、遠くの山の名前がいろいろ書いてあったが、夏空ではぜんぜん見えなかった。園内と荒川が見渡せるくらいのもの。場所自体が川沿いの低いところにあるので、寄居市街も端を横から見るだけ。
別棟のレストハウスの1階に、ミュージアムショップがある。あまり川にこだわらず、化石、本、虫や鳥のおもちゃなど、いろいろと売っていた。生きたカブトムシやクワガタムシも。
休憩室は、何十人分もあるのだが、子どもの団体に占領されていた。
2階はレストランらしい。
特別展が目当てで行ったもので、常設展示物は見方がよくわからなかったし、あまりおもしろくなかった。
水遊び場やイベントで、家族連れの集客には成功していて、夏休み時期に大人1人で行ってしまったのは、失敗だった気がする。だけど、ほとんど大人向けの特別展を、なんでそういう時期にやるかなぁ?
おすすめ度 :★★☆☆☆ (特別展がなければ星1つだなぁ)
人気度 :★★★★★
行った日時 :2009年7月26日(日) 11時頃
川の博物館のサイト (別ウィンドウに開く)