★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 埼玉 >
● 所沢のドライブスポット
所沢飛行場の跡地に作られた広い公園。
西武新宿線の、その名も「航空公園駅」の東側に広がる。国道463号の北側、主要地方道56号
さいたま上福岡所沢線の西側。
わりと市街地に近いわりに、北・東・南の3か所に無料の駐車場があるのが、うれしい。
ただ、前に日曜日の昼過ぎに行ったときは、満車で入れなかった。今回は、東側の駐車場が10時前で余裕。12時すぎでも、若干の余地があった。
園内は芝生の広場を中心に、広い遊歩道が巡らされている。広くて明るい公園だ。
水鳥のいる池や噴水、裸足になって入れるような小川もあり、よくできている公園だと思った。
このときは、ちょうど桜の季節で、桜の木がけっこうあって、なかなかよかった。菜の花畑もあった。
中央部の航空発祥記念館の前に輸送機C-46(右下写真)、西端の駅前に旅客機YS-11が屋外展示されている。このへんが、ほかの公園とは違う、航空記念公園の航空記念たるところだろう。
約50ヘクタールとのことで、けっこう広い。約一周してみたが、歩きでがあった。
最後の方は、駐車場へ戻る道がわからなくなってしまったくらい。
なお、ゴミ箱はなく、ゴミはお持ち帰り。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2003年4月12日(土) 10〜12時頃、4月19日(土) 11時頃
埼玉県のホームページより、所沢航空記念公園のページ
(追記)2006年5月より、無料駐車場が有料になってしまったらしい。30分までは無料という話と、2時間まで無料という話がある。
所沢航空記念公園にある航空博物館。
航空記念公園には無料駐車場が3つもあるのに、この記念館の隣の駐車場は有料。そんなところに誰が止めるんだろうなぁ、と思ったら、この記念館の入館者は2時間まで無料とのこと。
つまり、単に「有料駐車場」というよりは、「入館者優先駐車場」という感じだ。以前、無料駐車場が満車で、その日はあきらめたことがあったのだが、この記念館に入るなら、そんな必要はなかったのだ……
案内図や入場料や営業時間は、下記のオフィシャル・ページを参照のこと。
入場券は入って右手の自販機で買う。「展示館」と「大型映像館」の2つに分かれており、両方とも見れる「共通割引券」を含め、チケットは3種類ある。さらに、大型映像館は、上映時間別にボタンが分かれているので、よく考えてからボタンを押そう。
展示館は、大きく1階と2階に分かれている。順路はまず、1階の「研究室」というところで飛行の原理を勉強して…となっているが、あまり順路にこだわらずに、見たいところから見ていけばいいところだと思った。
1階に展示してあるヘリコプターは、中に入れるようになっている。
2階には、フライトシミュレーターがあったが、これは競争率高そう。辛抱強く並ぶか、すいてるときを狙うべきだろう。
見るだけでなく、いろいろ体験できるようになっているのが、よくできた博物館だと思った。
大型映像館は、1日5回の上映で、このときは「ジェーン先生と森の仲間達」という、ジェーン・グドール博士と野生チンパンジーの話を上映していた。
チンパンジーと大画面は、あまり関係ないんじゃないかと思ったけど、通常映画の10倍の大きさということで、さすがに迫力があった。飛行機から撮影したシーンでは、画面が傾くと、自分の席の方が傾いているんじゃないかと思うくらい。
割安な共通割引券で、両方とも見ることをおすすめしておく。
入口近くにある売店とレストランは、入場券を買わなくても入れる。
みやげ物店「Flying Spirits」は、あまり広くはないが、飛行機関係のグッズがぎっしり詰め込まれていて、そのへんが好きな人にはいい店だと思う。
レストラン「Wing」は、さすがにメニューまで飛行機には関係なさそうだったが、ガラス張りで公園の広場に面していて、明るい感じだった。(未利用)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2003年4月12日(土) 11時頃
所沢航空発祥記念館のホームページ
(おまけ)
航空発祥記念館のレストランの入口に出ていたメニューは、喫茶店のような軽食中心のようで、あまり魅力を感じなかったので、公園の周辺を回ってみた。公園の北側に「パークタウン商店街」というのがあり、その中に「甚作」という、そば屋がある。「あげもちそば」というのを食べてみたが、小さなもちを揚げたものが4個乗っている、なかなかおいしい手打ちそばだった。
甚作のホームページ
所沢航空記念公園に屋外展示されている飛行機。
航空公園駅前にある。近くに駐車場はないので、車だと公園の駐車場から歩くことになるが、広い公園の西端にあるので、10分くらいはかかりそう。
金網に囲まれていて、ふだんは外から見るだけだが、年に何回か一般公開されて、そのときは機内に入れる。公開日は、航空発祥記念館のWebサイト(上記)を参照。
一般公開日でも、行けばすぐに入れるわけではなくて、入れ替え式。
行列にしばらく並んでいると、前部のタラップを登って客席へ。
定員が60人くらいで、係の人が人数をカウントしていたが、このときは満員になっていなかったので、並んでいなくても入れる状態だった。
客席に着席したあと、この飛行機についての簡単な説明があった。
国産初の旅客機で、いまでは大半が引退しているそう。この機体は、最後は大島から帰ったあと、入間基地でいったん分解して、この所沢へ運んで組み立てたそうだ。
その後、後ろの席の人から順番に、操縦室を見物。 入れるのは操縦室の後部のみで、操縦席に座ったりはできない。記念写真の2〜3枚は撮れるが、行列ができているので、あまりじっくり見れる雰囲気ではなかった。
見終わった人から順にタラップを降りて出る。
全員が外に出たら、次の組へ…というシンプルな仕組みなので、入れる時刻が特に決まってるわけではない。タイミングが悪いと、20分くらい待ちそう。
係の人に聞けば、次の組の搭乗までどのくらいか、見当を教えてくれる。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2003年4月19日(土) 11時頃
崖の上の城跡と、崖の下の公園。
関越自動車道と柳瀬川が交差する西側にある。柳瀬川に沿って長細い公園で、駐車場は、東端と西端の2つある。
一番アクセスしやすいのは、南の清瀬市の旭が丘団地の西端から旭が丘通りを北へ向かうと、柳瀬川を渡った先の右側に、西側駐車場がある。北の県道179号所沢青梅線からの道は、分岐点に案内表示があるが、狭くて対向車とすれ違えないところもあるうえ、曲がりくねった坂道もある道。
東側駐車場へは、県道179号所沢青梅線から、関越道のすぐ西隣にある脇道へ入っていく。ここも見えづらいが公園の案内表示があった。このアクセス道は200メートルくらいだが、ずっと1車線幅の坂道なのに、途中ですこし曲がっているため、対向車が入ってきていても見えない。もしも対向車が来てしまったら、どちらかがずっと坂道をバックして戻る覚悟が必要。
どちらの駐車場も30台分くらいで無料。午前8:30〜午後5:00という表示だった。
西側駐車場から奥へ、JR武蔵野線の高架橋をくぐっていくと、右手に野球場があり、左手に階段がある。そこからとにかく上へ登っていくと、4分ほどで、本丸跡にある城山神社へ着いた。埼玉県指定史跡になっている。(右上写真)
崖の上にあるので、その縁からは、東から南にかけてちょっとした展望場所になっている。(右下写真)
「滝の城横穴墓群」の説明板があったが、穴はどこにあるのかわからなかった。
左奥へ進むと、二の丸跡と社務所があり、そこに滝の城跡と公園の案内図と説明を書いた紙が置いてあった。
そこから「滝の城址公園 240m」という案内矢印の方へ進むと、三の丸跡や堀跡を見たあと、階段を下っていく。
公園の中央部に出ると、管理事務所、花壇、藤棚、野球場、テニスコート、トイレがあり、飲料自販機は通常120円のが110円だった。
奥へ進むと、子ども用遊具のある広場を経て、池がある。その池へ流れ込む小川に滝があったのだが、壊れてしまったそうで、滝の跡になっている。
その先は、小さな丘があって、昼寝場所になっていた。上へ登っていく遊歩道があり、崖を登っていくが、いったん降りて、小川を渡って、また登ったところに、森の中のあずまやがあった。そこからは、竹林の中を降りていって、崖の下へ戻る。この遊歩道は、城山神社の方とはつながっていないようだ。展望はない。
東側駐車場には、園内案内図がないのは、ちょっと不親切じゃないかな。最初にそっちへ行ってしまったものだから、うろうろと40分くらい歩き回ってしまった。
園内には、午後5時までと、何度も表示されていた。
柳瀬川との間には、柵がずっとあるのだが、野球場の脇に柵が途切れているところがあって、その堤防の上も、散歩コースになっているようだ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年4月22日(火) 15時頃