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● 富士見のドライブスポット

観光施設公園 水子貝塚公園・縄文ふれあい広場水子貝塚公園・縄文ふれあい広場 竪穴式住居

 縄文時代の住居や住居跡を再現した貝塚公園。

 国道245兼463号・浦和所沢バイパスを、所沢インターから北東へ約5キロ。県道266号ふじみ野朝霞線へ左折して、北西へ向かう。200メートルほどの水子交差点を斜め右へ進むと、500メートルほどで「水子貝塚公園」という名前の信号付き十字路があるが、そこはまだ公園ではない。駐車場は2つあり、直進と左折した先にある。
 直進した先100メートルの左側が正門だが、十数台分と狭め。左折した先150メートルの右側が南門で、40〜50台分くらいあった。無料。
 公園の利用時間は、4〜9月は午前9時〜午後6時、10月〜3月は午前9時〜午後5時という表示。

 北東の端にある資料館は、縄文時代の土器から、昭和時代の瀬戸物まで、発掘されたものが展示されていた。粘土に縄の跡を付けるものとか、土器のパズルも置いてあり、子どもも遊べるようになっていた。
 隣の展示館には、発掘された住居跡や骨を実物大で再現したものがある。発掘に使う道具も並べられていて、なかなか手がこんでいた。10時0分から1時間毎に貝塚の映画を上映するとあったが、ちょうど最終回が終わったところだった。先にこっちを見ればよかった。
 資料館・展示館とも無料で、通年午後5時まで。休館日は下記の公式サイトを参照。この貝塚は、国指定史跡になっている。

 中央に広場があり、その周囲を遊歩道が周回している。一周582メートルとのことで、歩いている人や走っている人がわりといた。自転車は乗り入れ禁止。

水子貝塚公園・縄文ふれあい広場 竪穴式住居の中 広場の一角には、縄文時代の竪穴式住居を再現したものが5つ、丸太で骨組みを再現したものが2つある。住居の中には入れないが、そのうちの1つには、当時の家族の暮らしが再現されていた。これも手がこんでいる。(右下写真)
 広場の中には、白い石敷きのエリアがあり、それが貝塚の場所を示しているらしい。

 南東端に2階半くらいの高さの展望台があるが、縄文広場を見渡すためのもので、遠景が望めるわけではなかった。
 そのほか、関東地方の貝塚を紹介したパネルなどが、遊歩道に沿って配置されていて、勉強と運動ができるようになっている。
 園内案内図に「池」とあったところへ行ってみたが、ただの水たまりだった。
 飲料自販機は、南門の駐車場を出て、南へ数十メートルの道路脇にあった。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年4月22日(火) 16時頃

Webリンク 富士見市のホームページより、水子貝塚資料館のページ (別ウィンドウに開く) 

観光施設公園 難波田城公園難波田城公園 水堀

 難波田氏の城跡と古民家がある。

 北東側の県道113号川越新座線から、南西へ入る信号付き十字路には、案内表示あり。150メートルほどの右側に、公園の駐車場があるのだが、公園名の表示が、背景が黒で文字が灰色という、見つけてほしくないようなものだった。まあ、そのあたりにほかに駐車場はないので、駐車場自体を目指して行くといいだろう。駐車場内は、奥への通路の先にも、数台分の区画があり、合わせて20台分くらい。ここでは、東駐車場と呼んでおく。

 さらに200メートルほど先に、南駐車場があり、そこの表示は普通だった。二十数台分くらい。そこから公園との間には、畑が30メートルくらいあり、その先にも小さな駐車場があったが、普通車区画は2台くらいしかない。

 西側の富士見川越有料道路からは、しののめの里入口という信号付き十字路から北東へ入る。この道は新しいようで、開通していない地図も多いが、快適な2車線道ができている。500メートルほどの左側に、南駐車場がある。
 なお、富士見川越有料道路の料金所は、もっと北の方にあり、このあたりは無料で通行できるので、こちらからの方がアクセスしやすい。

(追記:2009年8月1日、富士見川越有料道路は無料になり、国道254号富士見川越バイパスへ。)

 入園・駐車場とも無料。利用時間は共に、4〜9月は午前9時〜午後6時、10月〜3月は午前9時〜午後5時という表示。

 東駐車場から東門をくぐって入ると、正面方向へ「曲輪1・2」、左へ「曲輪3・4」というシンプルな案内矢印しかない。帰りに気づいたのだが、駐車場内に案内図と総合説明板が裏向きにあった。設置する向きが間違ってるぞ。
 正面の復元木橋を渡っていくと、曲輪2(馬出曲輪)へ。右手の門の先が、曲輪1(本城)で、難波田氏館趾という石碑もあるのだが、わりと狭くて、その先は住宅地になっていた。
 奥へ進むと、湧き水があったが、飲むべからずという表示。その先で、資料館の裏に出る。

難波田城公園 追手門 曲輪3・4の方には、追手門がある。そこが城本来の正面入口らしく、唯一、ちゃんとした門だった。(右下写真)
 以上の東半分が、城跡ゾーン水堀が巡らされていて、橋は限られているので、自由に行き来できないのは、さすがに城だ。曲輪が土塁に囲まれている様子はわかるが、どこまで復元したもので、どこが公園として整備したものなのか、よくわからなかった。
 建物としては、あずまやが2軒あり、公園色が強い。

 資料館の西側が、古民家ゾーン古民家が数軒あり、自由に出入りできて、昔の機織機や農機具が置いてあった。1軒には、昔のラジオが展示されていたが、これは平成21年8月20日までとのこと。
 剣玉・竹とんぼ・竹馬などの遊び道具がいろいろ置いてあって、庭が子どもの遊び場になっていた。ふるさと郷土賞の石碑があった。
 小さな売店と、飲料自販機あり。その奥に、南駐車場がある。

 資料館の見学時間を含めて、一周見て回って約50分だった。
 東駐車場の脇道の向かいには、南畑直売センターという地元野菜の店があった。土日のみ開店との表示。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2009年4月19日(日) 15〜16時頃

観光施設 難波田城資料館難波田城資料館

 難波田城や地域の歴史を展示。

 難波田城公園の中にあるので、アクセスはそちらを参照。
 入館無料で、受付は特になし。

 常設展は、長方形の部屋が1つで、順路は反時計回り。時代が中世からスタートするのが、城跡らしいか。
 難波田城について、昔の絵図やジオラマを展示。水堀が今以上に巡らされていたようだ。
 ボタンを押すと始まるビデオがあって、このあたりを占めていた扇谷上杉氏・難波田氏らと、相模から攻めてきた後北条氏との戦い。絵自体は動かないのだが、カメラが動いているので、画面に変化はある。話の場面は、河越城や松山城が主で、難波田城が出てこないのが、なんだかな。

 そこから現代へ向かって、時代が流れていく。内容は、あまり難波田城に関係なくなっていき、地元の歴史という感じだった。
 太平洋戦争を経て、最後は団地の室内模型というのが、なぜだかよくわからず。

 企画展は、「戦国の集落と城主」というテーマで、古文書などが展示されていた。

 見学時間は、約25分だった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年4月19日(日) 16時頃

Webリンク 富士見市のサイトより、難波田城資料館のページ (別ウィンドウに開く)

 

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