★★★
Precious
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● 狭山のドライブスポット

米軍から返還された墓地跡地を整備した県営公園。
西武池袋線・稲荷山公園駅の北側にある。
南から行くと、狭山市役所の東側から北へ。西武池袋線の踏切を渡った直後のT字路(←)を左へ入ると、右側に公園の駐車場がある。
北から行くと、広瀬橋通りと国道16号との十字路からさらに南へ。ここに交差点名はなく、北西の角にスリーエフ。突き当たりのT字路(↑)を右へ行くと、公園の周囲をぐるっと回って、駐車場へ。
駐車場は、入口と出口が別で、約100台分とのこと。利用時間は、4〜9月がAM8:30〜PM7:30、10〜3月がAM8:30〜PM6:30という表示。
入園・駐車場とも無料。
駐車場の西隣りに狭山市立博物館があり、中央に管理事務所がある。施設としては、あとはトイレがいくつか、電光ニュース付きの飲料自販機があるくらい。
全体として、森林と芝生広場になっている。木の種類の多さや生え方からすると、自然林ではなく、かなり計画的に植えた感じ。
園内を周回する広い舗装歩道があり、一周約1200mという表示。そこ以外にも、踏み跡のような遊歩道はいくつもあり、自由に好きなところを歩ける。
赤いツツジが点在して数本、きれいに咲いていた。北東の角には、白いツツジが1列あった。ただ、ドライブ天国(2006年版)にツツジのマークがあったわりに、全体としてツツジが少なかったなと思ったら、帰り際、博物館の脇の道路沿いに、ツツジが一番たくさん咲いていたのが車窓から見えた。
オオヤマザクラやサトザクラが数本咲いていたが、案内板によると約300本の桜があるらしい。
多少の起伏と、一部崖もあったが、名前のように山という感じではなかった。
近くに航空自衛隊の入間基地があるためか、ヘリコプターがブンブンと飛んでいて、あまり静かな公園とは言えなかった。
ほぼ一周して、30分弱だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年4月22日(水) 16時頃

狭山市の博物館。
狭山稲荷山公園の南端にあるので、アクセスや駐車場はそちらを参照。
有料エリアの外に、狭山市の散策路の紹介ビデオがある。選択式だが1本10分くらいあり、見なかったけど。
アケボノゾウの像があり、ボタンを押すと、挨拶をしゃべった。これはお子様向け。
公園内へガラス張りの喫茶店もある。
入館料は、大人150円。入館券が白黒のコピーで、置いてあった「入館のしおり」も青い紙に白黒コピーだったのは、経費節約?
1階には、丸いホールに、昭和時代の店が再現されていた。内容からして、企画展の一部のようだった。
2階の常設展示室へ入ると、狭山の地質や自然から始まるのが、よくある地域の歴史民俗博物館よりも総合的。アケボノゾウの骨格があり、ナウマンゾウやマンモス以前にいた小型象らしい。入間川の水棲生物のビデオでは、けっこういろいろな種類が出てきた。映像だけで、説明音声は特になし。
その後に、人類の歴史が始まり、旧石器時代の石器から。縄文式土器や、竪穴住居の模型がある。弥生時代の遺跡は、狭山市内になかったそうだ。
中央部に、狭山市の文化財を紹介する、選択式のビデオがある。前にある地図で、説明中の場所のランプが点滅するのは、場所がわかりやすい。古代遺跡の紹介がなかったのが残念だったけど。
マジックシアターなるものは、故障中だった。
後半は郷土民俗系になり、狭山茶や養蚕の仕組みについて、模型で展示。
馬車鉄道の実物大模型があり、乗客のお兄さんが妖しく美形だった。誰の趣味だろう?
最後には、未来の車があって、基本は歴史系ながら、なかなか幅広い展示内容だった。
企画展示室は、「昭和のくらし展〜とうさん・かあさんが子どもだったころ〜」というタイトルだったが、ほとんど昭和のおもちゃ展。当時のおもちゃがずらっと展示されていた。昭和末期のガンダムやマクロスはなかったので、懐かしく感じるのはたぶん40代以上だろう。ウルトラセブンの解説文は、なかなか高度だった。
入口に、過去の企画展のパンフレットがいくつか置いてあり、埼玉の古生物、狭山の橋をもらってきた。
見学時間は、1時間弱だった。
丸形郵便ポストが、博物館前から公園へ入ったところに、屋外展示のようにある。けっこう現役なのもあると思うけど。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年4月22日(水) 15〜16時頃
狭山市のサイトより、狭山市立博物館のページ (別ウィンドウに開く)

入間川のダムというか堰。
国道299号が入間川の北を走る区間で、その南側を旧道のように並走している笹井ダム通りへ入る。両端とも国道から斜めに接続する、信号のない交差点で、道路上に案内標識はないが、道路脇に道路名の標識があった。東側は、とんでんの先。
その1.5車線道の中央付近に、角に消防団の建物のある、信号のない地味な十字路があり、そこから南へ入る。ダムへの案内表示はない。
あるいは、国道299号の道路上に、北へ「笹井小学校」という案内表示がある信号付き十字路で、反対の南へ入ると、上に書いた地味な十字路へ出るので、直進。
その突き当たりの川沿いに、十数台分の砂利敷きのスペースがある。
道路の名前は笹井ダム通りだが、現物には笹井堰と表示されていた。ダムというイメージほどの高さはない。北側の方にだけゲートのようなものがあり、全体で数か所から、あふれた水が流れているという状態。北端には、魚道のようなものがあったが、そこに水は流れていなかった。農業用河川工作物と書いてあったので、農業用水を得るためのものなのだろう。
上流側には、カモが十羽くらいいた。水が湛えられているが、湖というほど横に広がっているわけでもない。
堰の近くの川には、立入禁止の表示。
脇に、宮地児童公園があり、すべり台・ブランコ・砂場がある。
笹井自治会館もあり、縁側でおじさんが将棋を指していた。
国道との間の道沿いには、大福・草もちという表示のある店らしきものがあった。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年4月22日(水) 16〜17時頃