★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 岡山 > ● 岡山市北区のドライブスポット吉備サービスエリア山陽自動車道のサービスエリア。 スマートインターがあるうえ、高速道路の外からも利用できる。 上り線の外部用駐車場は、従業員用とは別にあり、7台分だが、向かいに2台くらいの未舗装スペースもあった。 下り線のエリアには、「古代文化の里−吉備路」をテーマにした和風空間の公園がある。 吉備の回廊という、柱で囲まれた通路が入口。桃太郎のモデルとなった、吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀った吉備津神社の回廊がモデルとのこと。(右上写真) その回廊の先に、展望広場がある。鬼のモデルとなった、温羅(うら)が住んでいた鬼ノ城がモデルとのことで、柱とベンチの上に、鬼の面がある。桃太郎絵巻の説明板は、いわゆる桃太郎のおとぎ話ではなく、吉備津彦命と温羅の話を紹介。 右の方は、草地の広場になっていて、石の散策路が巡らされている。ベンチが点在し、それぞれの前に、桃太郎の家来となった犬、猿、キジがいる。 公園の前には、復刻堂商店という、レトロな雰囲気の飲料自販機コーナーがある。その前にも、子どもが跨ることができる、犬、猿、キジがいた。 レストランのテーブルには、吉備津彦命と温羅の伝説を書いた三角ポップが置いてあって、注文待ちの時間に勉強できる。 上り線のエリアには、自然ふれあい広場がある。小川のある小公園だが、いろいろな生き物がいるという説明板。こちらは一転して、あまり吉備路の伝説に凝ってはいなかった。 おすすめ度 :★★★★☆ 西日本高速道路サービス・ホールディングスのサイトより、吉備サービスエリア下りのページ (別ウィンドウに開く) 津島遺跡弥生時代の水田を中心とした遺跡。 岡山県総合グラウンドの中にあるので、まずそこへ向かう。駐車場は3か所あるようで、下記の公式サイトの交通案内に詳しい。 竪穴住居が1軒、高床倉庫が1軒、掘立柱建物が2軒、復元されている。(右上写真) その奥の地区には、湿地という表示があり、遊歩道が妙な形で巡らされている。部分的に、短い草が生えていたり、長細い水たまりになっていたり。どう見ても湿地とは言えない姿だった。植物がもっと生長すれば、見ばえのする状態になるのかも? 水田という表示もあったが、やはり部分的に草が生えているだけで、あとはコンクリート。どうやらコンクリートの凹凸で、水田のあぜを表現しているようだ。コンクリート舗装の遺跡というのは、なんか味気ない気がするが、耐久性はいいのかもしれない。 右奥にも、高床倉庫のようなものがあったが、シンボルモニュメントという名前になっていた。高床倉庫とは違うのかは不明。これも中には入れず、真っ赤な消火器付き。 遺跡の奥にある桃太郎スタジアム内に、遺跡&スポーツ・ミュージアムがあり、出土品などが展示されている。 おすすめ度 :★★★★☆ 岡山県総合グラウンドのサイト (別ウィンドウに開く) 遺跡&スポーツ・ミュージアム津島遺跡と、2人の女性アスリートについて。 岡山県総合グラウンドの桃太郎スタジアムの1階にある。駐車場等は、津島遺跡を参照。 スタジアム中央の玄関ホールへ入ると、床の一部がガラス張りになっていて、その下に遺跡が展示されている。真上から見て回ることができて、これはなかなかすごい。 展示室は1部屋で、右側がスポーツで、左側が遺跡だったので、左から時計回りに見始めたが、時代順は逆だった。 端末装置があって、遺跡の発掘時の写真などを見ることができる。埋め込まれたボールを回転させてポインタを動かす方式で、見たいものだけ見るには便利だろうが、その項目以下の写真は全部見るという選択肢があれば、もっと便利だろう。 スポーツの方は、人見絹枝さんと有森裕子さんの2人について、記念の品など。 部屋の中央部には、会議室のような大きなテーブルがあり、椅子が囲んでいる。テーブルの上には、岡山県内の遺跡の資料などが並べてあった。 おすすめ度 :★★★★☆ 岡山県のサイトより、遺跡&スポーツ・ミュージアムのページ (別ウィンドウに開く) 造山古墳自由に立ち入りできる、日本最大の前方後円墳 吉備路風土記の丘から、県道270号清音真金線を東へ。約2キロの信号付きT字路(←)で、左へ案内標識があったので、そこへ入っていくと、右手の畑の奥に古墳が見えるのだが、遠巻きにしていき、遠ざかっていってしまう。(右写真) 駐車場は、古墳の東側にあり、普通車の区画は約20台で、残りはバス用。周辺の小古墳も含めた古墳群の案内図・説明板・立体模型があり、わかりやい。金色の変な人形、飲料自販機、トイレもあった。 住宅の間を歩いていくと、古墳を登る階段遊歩道へ。 後円部へ行くと、森に囲まれた草むら。一周してみたが、特になにがあるというわけではなかった。傾斜が急なところもあり、遊歩道としてあまり整備はされていない。駐車場からここまで、神社・石棺の見学時間を除いて、約5分。 前方部の説明板によると、全長約350メートル、後円部直径約200メートル、高さ約24メートルの前方後円墳。その規模は、岡山県内で第1位、全国でも第4位、自由に立ち入りできる古墳としては日本最大とのこと。 国指定史跡。 おすすめ度 :★★★☆☆ 岡山市のサイトより、造山古墳のページ (別ウィンドウに開く)
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