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● 笠岡のドライブスポット

カブトガニ博物館

　生きた化石「カブトガニ」をテーマにした博物館。

　県道１９５号神島外浦線を東へ進み、笠岡湾の橋を渡った後、右に入る。または、県道４７号倉敷長浜笹岡線で国道２号線から南下し、海沿いになる前で右に入る。いずれも、ちゃんと看板か標識の表示があったと思う。

　カブトガニの形を模した建物は、１階から２階へ１周半すると終わりで、そんなに広くはなかった。ワンテーマものなので、まあこんなものかもしれない。
　説明書きの漢字には、ふりがなが振ってあり、子供に親切。というか、全体的に大人より子供向けの感じ。
　館の中央にカブトガニシアターというのがあり、３０分毎くらいに短編映画を上映している。展示のどこを見ているときでも、「さあ、はじまるよ」というイントロを聞いてから、すぐに観覧席へ向かえる館内の構造は親切。上映時間を気にしながら展示を見ていく必要がない。
　映画の内容は、やっぱり教育テレビの子供向け番組のような感じ。クイズもあるけど、正解したからといって、なにかもらえるわけではない。

開館時間　：９：００〜１７：００　（入館は１６：３０まで）
休館日　　：毎週月曜日、祝日の翌日、１２月２８日〜１月４日
　　　　　ただし、３月２５日〜４月１０日、４月２７日〜５月１０日、７月１５日〜８月３１日の期間は無休
入館料　　：一般：５２０円、高校生：３１０円、小中学生：２１０円

　博物館の前は公園になっており、アスレチック広場のほか、実物大の恐竜の模型がいくつも配置されている。そこでの、ある典型的な親子の会話。

子供　「わ〜い。乗せて、乗せて！」（自分じゃ登れないので）
父　　「よ〜し」（子供を抱き上げる）
母　　「でも、乗らないでください、って書いてあるわよ」
父　　「ほんとだ……これじゃ意味ないなぁ」
母　　「乗っちゃいけないんだって」（子供へ）
子供　「え〜っ」

　子供が乗っちゃいけない恐竜の模型なんて、完全に客寄せ恐竜である。これを作った人は、一度休日にここへ来て、１日に何人の子供ががっかりするか、数えてみたらいいんじゃないだろうか。

　公園には、飲み物と軽食の売店があったが、カブトガニ・グッズなどの記念品は売っていなかった。博物館の展示や映画では、「カブニ君」とかいうキャラクターがマスコットになっていたので、その関係のものとか、恐竜関係のものがあるんじゃないかと、期待したんだけどなぁ。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★★☆　（家族づれでにぎわう）
行った日時　：1999年5月2日（日）　15時頃

笠岡市のホームページ　カブトガニ博物館のページもあります

笠岡の地図　(44KB、56.6kbpsで約12秒)