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● 山古志のドライブスポット

　長岡市の南東部、旧山古志村のエリア。

中山隧道

　人道用として日本最長の手掘りトンネル。

　国道２９１号の中山トンネルに並行していて、トンネルの西側出口の横に、１５台分くらいの駐車場がある。
　見学・駐車場とも無料。トイレ・あずまやあり。

　説明板が２枚あり、昭和８年から住民が自ら掘り始め、昭和２４年の完成時は長さ９２２メートル。その後の崩落により、現在の長さは８７７メートル。
　坑口のまわりは、丸太風のコンクリートというのが、昔の様子を残そうとした工夫と見るか、遊園地の遊具風に見えるというか。
　トンネルの入口付近の壁も平らなコンクリートで、ポスターなどがいろいろと貼ってあった。椅子も置かれていて、わりと観光地化している。
　上半分は、金網で覆われていて、天井の落下防止か？
　変な形のスイッチがあり、出るときは反対側のスイッチで消灯してくださいという表示。照明がずらっと点灯するのかと思ったら、奥の方に小さな明かりがポツンとついただけ。入口付近は外からの明かりで、ということなのだろう。薄暗くて、そこまで歩いて行く気になれなかったが。

　敷地の一部が工事中だったので、なにかできるのかも？
　土木学会選奨土木遺産になっている。

　なお、中山トンネルの東側出口には、何も案内表示はなかった。そちら側は離れているのだろう。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★☆☆☆
行った日時　：2009年11月13日（金） 16時頃

竹沢地区公営住宅の横

　復興住宅の横に、棚田を望む展望所がある。

　山古志竹沢で、国道２９１号と県道２４号栃尾山古志線とのＴ字路から、西へ約２００メートル。左カーブの外側にあり、入って左手が、一般車の駐車場。

　駐車場の脇に、中越地震被災地の説明板があり、小学校跡地に建てられた復興住宅とのこと。
　奥の方には、焦げ茶色の木の家が並んでいるが、住宅地なので、よそ者は入らない方がよさそうだ。

　右の方に、屋根のある集会所だかイベント場みたいなのがあり、その奥がちょっとした展望所。「天皇皇后両陛下山古志展望の御地」という木の柱があり、両陛下が詠まれた歌が掲示されていた。
　崖の上で、棚田を見渡せる。その奥には、木がまばらな山裾が広がる。

　ちょっとした展望場所にすぎないが、道路の向かいに飲料自販機もあり、ドライブの休憩場所として使えるだろう。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★☆☆☆☆
行った日時　：2009年11月13日（金） 16時頃