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道路 山道路 森 奈良奥山ドライブウェイ

 若草山から、春日山原始林の中を抜けて、高円山(たかまどやま)へ至る有料道路。
 3つのコースから構成されている。

新若草山コース奈良奥山ドライブウェイ 新若草山コース

 若草山を登るコース。

 国道369号から東へ入る交差点の上には、案内標識あり。入ったところは、有料道路の入口とは思えない狭い道だった。あとは案内表示に従って正倉院の脇を回っていくと、料金所があり、どこまで行くかを聞かれる。通行券のほか、カラーパンフレット1枚と単色パンフレット2枚をくれて、それには沿道の見どころが詳しく説明されていて、役に立った。

 カーブを重ねて、くねくねと登っていく坂道。ハンドル操作が忙しい。白いセンターラインの2車線道だが、追い越しはまず無理。下り方向の方が眺めがよさそうだ。

 途中、十国台という場所に駐車場があるが、樹木の生長で眺めがなくなってしまった展望所跡らしく、見るものはなかった。そこ以外には、ほんの小さな駐車可能スペースがたまにあったくらい。パンフレットに書いてある物をいろいろ見て回るには、歩いた方がよさそうだった。

 T字路(↑)に出て、左が奈良奥山コースの検札所で、右へ行くと若草山の駐車場へ。

おすすめ度 :★★★☆☆ (登り方向だったためか、坂を登っただけという印象)
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2006年5月1日(月) 10〜11時頃

奈良奥山コース 春日山周遊道路奈良奥山ドライブウェイ 春日山周遊道路

 春日山原始林の中を抜けるコース。

 入口検札所では、最初の料金所で受け取った通行券を渡して、半券をもぎられる。

 この区間は北から南への一方通行。未舗装で道は狭いが、一方通行なので対向車の心配はない。うっそうとした森の中で、探索コースという感じ。
 国の天然記念物であり世界遺産を保護するため、あえて舗装していないらしい。

 1キロ半ほどのところに、休憩所と橋があり、そこが鶯の滝への入口。

 鶯の滝への分岐道は、同じような1車線幅の未舗装道だが、ここは同じ道を戻ってくるしかないので、対向車があり得る。待避できる場所はかなり限られているので、ガードレールのない山道をバックしたくなければ、車で入って行かない方がよい。現地の表示で滝まで「1.6km」とあったが、地図からすると駐車場までは500メートルくらいの距離。

 出口検札所は停止不要だった。

おすすめ度 :★★★★ (奥山を探索する風情)
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2006年5月1日(月) 11時頃

高円山コース

 高円山を降りるコース。古そうな案内板によると、万葉ドライブウェイという名もあったようだ。

奈良奥山ドライブウェイ 高円山コース 一方通行区間を出たところで道路が広くなっており、駐車およびUターンスペースになっている。そこから春日山石窟仏まで徒歩50メートル。

 その後、舗装された2車線道になる。1キロ弱で、地獄谷石窟仏への入口には、駐車場があった。

 さらに進むと、高円山へ。そこから上へ分岐している道があるので、入ってみたら、すぐ上のホテル前で終点だった。

 そこからは、くねくねと降りていく道へ。新若草山コースよりは、カーブの間の直線が長めなので、やや走りやすい。
 坂の途中に、大和三山展望所がある。

 さらに600メートルほど下ると、ヘアピンカーブの外側に駐車場があり、地面に落ちた花びらからすると、桜の見どころのようだ。
 新緑の明るい緑がきれいな道で、もうすこし早い季節なら桜並木なのだろう。

 県道80号奈良名張線に出て終点。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2006年5月1日(月) 11〜12時頃

 全線で、普通乗用車の小中型車1720円、大型車1820円。新若草山コースや高円山コースのみの選択もできる。新若草山自動車道(株)。

Webリンク 新若草山自動車道(株)のホームページ

 

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