★★★
Precious
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● 千曲市のドライブスポット
長野県の歴史を総合展示。
国道403号の横町・信号T字路から、県道392号白石千曲線を東へ。
県道上に案内標識が出ているので、場所はわかりやすい。
脇道を経て入っていくと、右手が歴史館で、左手が古墳館だが、駐車場は共用と言ってよく、何十台分もあり無料。
入館料は常設展が大人300円で、企画展も含めると500円。玄関の奥に券売機があるが、その横の受付では提示不要だった。展示室は2階にあり、その入口で提示する。
このときは、小学生の団体が大挙して押し寄せていて、平日に行くんじゃなかった。
常設展示室は、左右にくねりながら、時代順に進む順路。
縄文土器は、凝った造形のがあった。土偶は、縄文のビーナスや仮面の女神など立派なのは複製品。竪穴住居があったが、子どもでいっぱいで、大人が中へ入れる雰囲気ではなかった。
古墳時代は、合掌式石室の模型や、鎧など。埴輪はシンプルなものだけ。ボタンでスタートする、短いビデオがある。
江戸時代の家や、製糸工場を再現したものなど、大がかりな展示がけっこうあり、さすがに県立という貫禄があった。
昔の子どものおもちゃが置いてあり、それは自由に遊べる。
情報端末装置が点在していたが、子どもがいじっていたので、あきらめた。
常設展示室を出たところに、外への通路がある。石室などがある庭を見おろせるのだが、庭に出ることはできず、再び屋内へ入って、そこは玄関ホールだった。庭への出方は不明。
玄関ホールの売店コーナーでは、竪穴住居の模型とか、黒曜石のアクセサリーとか、わりといろいろ売っていた。
企画展示室は、立派な仏像があり、そういうのが好きな人にはいいだろう。
見学時間は、約30分だった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2010年10月1日(金) 11時頃
長野県立歴史館のサイト (別ウィンドウに開く)
森将軍塚古墳の内部を展示。
科野の里歴史公園の一角で、長野県立歴史館の東隣にある。
入館料は大人200円。玄関を入った脇に受付があるのだが、券売機は奥にある。いったん奥へ入って券を買い、戻って受付で券を提示するという、動線が無計画だと思う。
通常の観覧券のほか、森将軍塚古墳へのバスの乗車券も売っている。受付でくれたパンフレットを読むまで、なんでバス券を売っているのかわからなかったが。
展示室は2階建てで、中央に森将軍塚古墳の竪穴式石室の複製がデーンとある。これは迫力があった。
周囲には、古墳から出土した円筒埴輪などを展示。
奥に、大画面のビデオがあるが、始まる時間は決まっているので、自由には見られない。内容は2種類あり、古墳の築造は、入口付近にある押しボタンでスタートするビデオと同じだった。もうひとつは、古墳の四季のイメージビデオのようなもので、あまり意味はなかった。ベンチあり。
1階へ降りると、石室内部を横から覗くことができるが、団体見学の子どもがいっぱいで、近寄れなかった。
学習室という部屋は、奈良時代の出土品の企画展だった。撮影禁止だと怒られている学校関係者がいた。常識だと思うが。
見学時間は、約25分だった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2010年10月1日(金) 11時頃
千曲市のサイトより、森将軍塚古墳館のページ (別ウィンドウに開く)
古墳時代の屋代清水遺跡のムラを復元。
科野の里歴史公園の一角で、長野県立歴史館と森将軍塚古墳館の間にあり、駐車場は共用。
茅葺きの家が8軒あり、それぞれ中に入ることができる。2軒は、煙で薫蒸中だったが、説明はなかった。
高床倉庫は、中に入れないのが多いが、ここのはハシゴを登って中に入れた。とくになにもなかったが。
周囲には、池・小川・水田もあり、刈った古代稲が干してあった。
説明書きが全然ないなぁと思ったら、駐車場側から見て、右端に全体説明板があり、そこが入口だったようだ。手前にある古墳館の方から行くと、最後にそれを見ることになり、動線が無計画だと思うが。
家はそれぞれ、住居・納屋・工房と作り分けられていたようだ。個々に説明板を付けた方がいいと思うな。
なお、科野の里ふれあい公園という似たような名前のが、半キロほど北西にある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2010年10月1日(金) 11時頃
山上にあり、埴輪が並ぶ前方後円墳。
科野の里歴史公園の一角で、駐車場は長野県立歴史館と森将軍塚古墳館と共用。
古墳までの車道は一般車通行禁止なので、専用のバスに乗るか、歩いて行く。
バスは片道200円だが、往復+古墳館だと500円なので、帰りは100円相当になる。
徒歩の登り口は、科野のムラの両端にあり、駐車場側から見て、左端が車道、右端が遊歩道。どちらも約1キロ・20分という表示。
遊歩道の方を登ったが、ずっと坂道と階段で疲れる。12分で着いたものの、見学前にベンチで一休みが必要だった。
全長約100メートルの前方後円墳に、埴輪や葺石がきれいに復元されている。円筒形・朝顔形・壺型の埴輪が混在。
階段が左右に設けられていて、上へ登ることができる。後円部の上からは、北側の千曲川両岸の平地を見渡すことができて、眺めは素晴らしい。
前方部の先に、古墳全体を見渡せる場所もあり、よく整備されている。
国指定史跡。
隣には、3号墳の石室もあり、これは小さな円墳。
帰りは、2号墳を経由して戻った。
森将軍塚古墳 写真集
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2010年10月1日(金) 12時頃
森将軍塚古墳の近くにある円墳。
森将軍塚古墳の後円部の脇から、遊歩道を徒歩1分半。
森の中の小山が、フェンスに囲まれているだけで、こちらはまったく整備されていない。
説明板だけはあり、森将軍塚古墳の周囲の小円墳群の中では最大で、直径18メートル。
わざわざ見に行く価値はなく、同じ道を歩いて戻るよりはいいかな、というくらいだった。
2号墳から下の遊歩道は、急な坂道。足がズリッと滑らないように、踏ん張りながら降りていかねばならず、下りのわりに疲れた。
案内図には「森の小道」と書かれているが、近くを上信越道が通っているので、そこを走る車の音がひっきりなしに聞こえて、静かな森ではなかった。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年10月1日(金) 12時頃