★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 宮城 >
● 栗原のドライブスポット
花山湖のそばにある、自然薯の館。
国道398号・仙北通りが座主橋で花山湖を渡った北側。湖畔ではない。
駐車場は、左半分がロータリー(路田里)になっていて、スイセンの花で飾られていた。右半分は普通の駐車区画というのが中途半端だが、せっかくなら左に止めればよかったかな。トイレは左だが、店は右が近い。
食事処は、サブタイトルにもなっている自然薯ざるそばを食べたが、おいしかった。100円増しのセットで、ミニ炊き込みご飯とおしんこが付くのもいい。(計1100円)
箸袋に道の駅のマークが入っているので、道の駅マニアはゲットしよう。
みやげ物店は、ちょっと山奥のわりには、まずまず以上の品揃えだろう。地産品を各種取りそろえたうえ、内陸なのに海産物もあり、近県コーナーや宮崎アニメグッズまで、幅を広げている。
店の前には、野菜と植木というのは、農村風。
ソフトクリームとたこ焼きの売店というのは、どこでもありがち。
左奥に、ちょっとした広場とあずまやがある。
水路らしきものには、水が流れていなかったが、夏限定か?
右隣には、ふるさと交流館というのがあるが、有料だったので、入らなかった。
なお、座主橋はふつうの桁橋だが、親柱の上に屋根付きの門の模型が載っている。
隣に旧座主橋があり、2つの橋脚部が上へ盛り上がった、歴史のありそうなトラス橋。歩道になっている。
道の駅 路田里はなやま周辺 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2011年5月5日(祝) 12時頃
縦長に見えたダム。
花山湖の西岸を国道398号・仙北通りが走っているが、ダムへの入口は、南へ湖畔を離れたところにある、信号のないT字路。北からは交差点自体に、南からは手前に案内標識がある。
くねくねとした道を入って行くと、分岐の右の駐車場は普通車6台+大型車4台、左の駐車場は普通車5台くらい。
右の駐車場から奥は、歩道と階段で、ダムまで徒歩2分。
左の駐車場の横に、花山ダム資料室というプレハブ小屋があるのだが、閉まっているうえ、休館日とか何も表示がないのが寂しい。その先の車道には、ゲートはないが、一般車は進入禁止・徒歩2分の表示。どちらから行っても、たいして変わらない。
花山ダムは、上の2つのクレスト・ゲートからきれいに放流していた。水の多い時期だったのかな。
説明板によると、昭和33年完成という古いダムだが、平成17年に施設改良事業が完了ともあり、たしかに一部の設備は新しそうだった。
ダムのある迫川は、栗駒山に発し、二迫川、三迫川を合流しながら、旧北上川に合流する。
ダム自体は、一般人が入れるところよりも下にあり、斜め横から見おろす形。ダムの上へ入れないだけでなく、横へ張り出した管理橋も立入禁止なのが残念。ちゃんとした柵があるのに、落っこちた人でもいたのかな? 危険なので柵には寄りかからないよう、表示されていた。
柵には、花、屋根付きの門、火縄銃を持った兵のレリーフがあるのだが、説明がなにもないので、予習して行かないと理解不能。
花山湖は、複雑な形をしているので、そこからは湖のごく一部しか見えない。新緑には、ちょっと早かった。
戻ると、大型車駐車場の脇に、石碑が3つ。昭和33年の石碑が老朽化したので改築したと書いてあったが、それすら字がかすれてしまっていた。
展望台まで、さらに徒歩1分。地面より高くなっていないが、地形を利用した場所。ダムをほぼ正面から望むことができて、ちゃんと見えるように木を切ってあるのはいいが、もっと下の方まで見えればなぁ、という構図だった。
渓谷のような地形を利用した、縦長のダムかと思ったのだが、あとで説明板を撮った写真をよく読むと、高さ48.5メートル、長さ72.0メートルなので、横長だった。
案内図はないものの、案内矢印は充実している。説明板・レリーフ・展望台など、見学者への配慮は感じられるのだが、いまひとつが点在するダムでもあった。
花山ダム 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2011年5月5日(祝) 12時頃
宮城県のサイトより、花山ダムのページ (別ウィンドウに開く)
縄文時代の布が出土した遺跡。
国道398号の一迫(いちはさま)市街の西。国道沿い北側にある、あやめの里の駐車場に、遺跡と公園の表示もあったので、駐車場は共用で20台分くらい。そこからみちのく縄文橋を渡って入る。
山王ろまん館にも駐車場があるが、わかりにくい。
入園・駐車場とも無料。
公園として整備されていて、広場に竪穴住居が2軒。扉が閉まっていたが、中を覗いてみると、青いポリバケツが置いてあるのが投げやり。
それ以外には、遺跡として見る物はないのが寂しい。説明板も全体のが2枚だけ。
縄文時代から弥生時代の集落跡。縄文時代の布や漆製品が出土したのが特長。
公園としては、カモのいる池と、あずまやがあるくらい。
山王ろまん館が左奥にあり、そこは有料。
山王考古館は閉まっていた。ほかに建物ないよな、でも何も表示がないな、と思いつつ、念のためドア前まで行くと、やっと名前が見えた。休館日とか何も表示がなかったので、そもそも公開してないのかも。
国指定史跡。
あやめの里は、地域産物展示販売施設。基本的には野菜の直売所で、観光みやげ物店ではない。「縄文」という名の食事処が中に入っているが、メニューはごくふつうで、縄文時代とは関係なさそうだった。飲料自販機あり。
縄文ハウスという木の小屋があったが、閉まっていて、なんなのかの表示もなかった。
あやめ園が奥に隣接しているが、季節はずれで閉園。(大人500円)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2011年5月5日(祝) 14時頃
宮城県のサイトより、山王囲遺跡のページ (別ウィンドウに開く)
栗原市一迫埋蔵文化財センター。
山王囲遺跡・山王史跡公園の西端にある。公園も見て回るのなら、そこに書いたアクセスがわかりやすいだろう。
あやめの里より国道398号を200メートルほど西のT字路から、北へ入って行くと、その道路右側にある建物なのだが、その道路に面した側には何も表示がない。右へ「あやめ園」という案内表示のあるT字路(→)を右折すると、右側の入口脇に、やっと地味な表示が見つかる。駐車場は15台分くらいで無料。
入館料は、大人200円。
縄文時代の布が見つかったのが、ここの遺跡の最大の特長で、編布(あんぎん)という。編み方の説明が詳しかった。
現代の人が作った縄文服も展示されていて、なかなかおしゃれ。
石器や土器などの展示品は、わりとコンパクトだった。
見学時間は、約25分だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2011年5月5日(祝) 13時頃
山王囲遺跡へのエントランス・ブリッジ。
国道398号沿いにあるあやめの里と、奥にある山王囲遺跡・山王史跡公園を結んでいる。
一迫川の支流の長崎川を渡る。
丸太をくりぬいたような形だが、コンクリート製。ところどころの穴が、明かり取りになっている。
内部には、壁画が描かれている。土偶、土器、竪穴住居は縄文時代なのだろうが、鎧甲は戦国時代か。近代的なビルや、軍艦・戦車もあった。間には、動物や魚や植物。宇宙怪獣みたいなのもいたが、あとで調べると、鹿踊りか? ちょっと傷んでるのが残念。
説明板によると、現代と古代遺跡を結ぶ、夢の架け橋らしい。
みちのく縄文橋 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2011年5月5日(祝) 14時頃