★★★
Precious
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八風街道 国道421号
滋賀県の近江八幡市から、三重県の桑名市まで東西に走る国道。
ここでは、滋賀県の八日市から三重県桑名まで。
■ 八日市〜永源寺
国道307号からこの国道に入り、東へ走る。2車線道。
永源寺の周辺では渋滞中。人気のある観光地のようだ。観光バスが路上駐車して片車線ふさいでいるうえ、橋を渡りたい車と、橋から出てきたい車と、駐車場へ入りたい車と、駐車場から出たい車と、道を渡りたい観光客とが入り交じって混乱のさなか。こういうときは、警官の一人でも派遣してくれるといいのになぁ。こんどから、ああいう迷惑なバスは会社名を覚えてきて書くことにしようかな。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :1999年11月23日(祝) 15時頃
■ 永源寺〜大安(だいあん)
永源寺ダムをすぎると、湖岸の道はすこし狭くなり、1.5車線。湖の先で、再び2車線道になる(右写真)。橋の完成が平成10年3月とあったから、最近改良されたのだろうか。このあたりまでは、まだ家がある。
杠葉尾で神崎川を渡ると、その先は狭くなり、1〜1.5車線道の山道に入る。
ツーリングマップル中部(1999年3月版)には「通る車もない1車線国道」とコメントがあって、マイペースで走れることを期待していたのだが、とんでもなかった。
たしかに道自体は、カーブが連続する狭い山道。しかし、祝日だったせいか、紅葉シーズンだったせいか、交通量は結構あった。前の車に追いついてしまって、すこし停車してやりすごしてから発車しようとすると、もう次の車が来てしまう感じ。
こういう道にしては、対向車も頻繁だったのだが、国道のくせに、カーブにミラーがあまりない。昼間だけど、ライトを付けて走る。
へたな主要地方道よりもハードな道で、みんな、こういう道だとわかって来てるのかなぁ、と思えた。国道という名前につられて来た車が、けっこうあったんじゃないかと思えたくらい。まあ、単に国道とか主要地方道とかいった、「管理上の区分」で色分けしているだけの地図が多いのも事実で、ドライバーにとって重要なのは、管理区分なんかよりも道幅などの道路状況の方だという、利用者の立場に立った地図が増えてくれることを望みたい。
石榑峠(いしぐれとうげ)には、2メートル間隔に設置したコンクリート・ブロックがあって、大型車が通れないようになっている。普通車でもぎりぎりの幅なので、みんな慎重に通るものだから、そこを先頭に数台並んでいたりした。
ブロックの先は、1車線幅の急な下り坂。こんなところでバックはしたくない。
もう一度ブロックの間を通ると、まあふつうの山道に戻る。
このあたり、特に駐車場や休憩所などはなく、適当なところに車を止めて、景色を眺めることになる。紅葉としてはまあまあで、鈴鹿スカイラインに劣らなかった。
石榑峠の道 写真集 (53KB、56.6kbpsで約14秒)
(追記:2008年9月以降、豪雨による崩落で峠付近は通行止らしい。2011年3月26日、峠の下に石榑トンネルが開通したらしい。)
宇賀渓の国民宿舎登竜荘まで降りてくると、その先から2車線道となる。
山の中からしだいに農村へ入っていく。(右写真)
石榑交差点で、国道306号と交差する。ここまでは、ツーリングマップル中部のおすすめルート。永源寺ダムからの所要時間は、約1時間。
おすすめ度 :★★★☆☆ (すいていればいいかも)
人気度 :★★★☆☆ (★☆☆☆☆かと思っていた)
行った日時 :1999年11月23日(祝) 16時頃
■ 大安〜桑名
員弁(いなべ)の宇野交差点で、国道はT字路(↑)を右折。市街地の中の2車線で、交通量は多い。
2キロほど先で、国道はT字路(←)を左折していく。地図で見ると、直進路もいずれ合流しているので、あとからできたバイパスかなと思う。しかし、このバイパス部の中程から渋滞。なかなか進まないと思ったら、先頭は工事中の片側通行だった。
近鉄安濃駅の近くで、T字路(↑)を再び左折。桑名市に入り、すこし行くと、また渋滞。こちらは自然渋滞だった。沿道に店が多いので、買い物客が多そうだ。
星川交差点では、道なりに直進して県道63号に入り、東名阪自動車道・桑名インターへ。
石榑交差点からの所要時間は、約50分だった。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :1999年11月23日(祝) 17時頃