★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 高知 > 龍河洞スカイライン龍河洞へ向かうスカイライン。 今では県道385号香北野市線の一部だが、以前は有料道路だったらしい。 野市駅付近から県道22号龍河洞公園線を北上していくと、この道への入口T字路(→)には、スカイラインという表示はなく、「のいち動物公園」という案内表示だった。 動物園をすぎると、ヘアピンカーブを重ねて山を登っていく。その坂道の途中に駐車スペースがあり、南西方向に平野を見渡せて、なかなか眺めがよかった。ただ、このときいた車の1台が、窓開けっ放しで音楽をガンガン鳴らしていて、うるさかったので退散したけど。 前方の山の上に洋風の城のような建物が見えたのだが、近づいていくと、そこへの分岐道の入口ゲートは閉鎖されていた。平成15年10月で閉店したとの表示。シャトー三宝・四万十の風という、かっては四万十川の魚や植物を紹介する入場有料の施設だったようだ。 そのゲートの脇には、龍河洞スカイラインの碑があって、この道の沿革が記されていたので、そのへんに興味のある人は、立ち寄ってみてもいいかもしれない。ただ、その文章の最後に「平成9年4月1日、県道に移管。広く一般に開放して、龍河洞スカイラインはその使命を終えた」と書かれていたのだが、無料になっただけであって、この道の価値が終わったわけではないだろうと、反論したくなる記述だった。株式会社龍河洞スカイラインは終わっても、龍河洞スカイラインは永遠に不滅です、とか書かれていたら感動的な石碑になっただろうに。 さすがに元有料道路で、全線2車線のワインディングロード。センターラインは白と黄色がある。このときは路面がざらざらで、ロードノイズが大きめだったのは、整備のタイミングか? 途中に眺めのよいところがいくつかあったが、明確に展望所とか駐車場となっていないのは残念。左写真のところなど、南東方向に市街地と海を見下ろす絶景のところで道が広くなっているのだが、間にガードレールが作られている。中央部分が途切れているので、入ることはできるが、止められるのは、その前後に2台までだろう。 香美市へ入ってからは、くねくねと降りていく道へ。 坂道を降りていくと、県道22号龍河洞公園線と合流する手前右側に従業員用駐車場、左へ入ったところに一般車用無料駐車場があった。龍河洞自体の駐車場も無料なのだけど、あふれたとき用か?
(おまけ)■ 県道22号龍河洞公園線 龍河洞〜神母ノ木龍河洞から北西へ向かう道。 田んぼの1.5車線道だが、カーナビにVICS渋滞情報が表示されていたので、渋滞することがあるのだろう。一部だけ2車線幅。 最後は集落の中を通過し、国道195号に出る。 龍河洞観光で混雑するのなら、こうすこし整備してもよさそうな道。
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