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● 香美のドライブスポット (かみ)

景勝地 龍河洞

 弥生人が住んでいたという鍾乳洞。

 龍河洞スカイラインを北へ出たところで、駐車場は無料でわりと広い。いくつかに分かれているようだが、明確な案内書きもなく、全体構造がやや複雑。というか不明だったので説明不可。

 駐車場から洞の入口までは、両側にみやげ物店がずらっと並んだ商店街。朝の8時半から店員さんの掛け声もにぎやかで、最後にはエスカレーターまであった。徒歩3分くらい。

龍河洞 記念の滝 入場料は、大人1000円と高め。
 見所には、名前が付いていたり、ちょっとした説明板があったりするのは鍾乳洞にはよくあるが、録音した声が流れているほか、生身の人がいて説明してくれるところまでいくつかあった。入場料が高いのは、人件費がかかっているからか?

 さすがに盆休みで、朝の開始時間に合わせて行ったのに、見物客が前後にぞろぞろといた。やはり鍾乳洞は、子供のはしゃぎ声などしない、静かな中で見物したかったなぁ。
 通路は全体的に狭めで、前のグループを追い越すには、やや気遣いが必要。

 最後の方には、昔の弥生時代の人が住んでいたという跡もある。見物人の1人が、「ここで人骨が発見された」と話していたが、説明員は、「動物の骨は発見されましたが人骨は発見されていません」と言っていた。「いや、人骨が発見されたはずだ。そう読んだことがある」と食い下がっていたけど、現地の説明員がそう言ってるんだから、あきらめたら…

 一般の見学ルートは1本道だが、ヘッドライト付きヘルメットで入る冒険コースというのもあるらしい。(予約制)
 国指定史蹟天然記念物。

 鍾乳洞の出口は、入口よりもけっこう高いところにあって、こんなに登ってきたのかと思うほどだった。森の中の遊歩道を降りていくと、その途中にもみやげ物店があったのは、よくできている。

 入口付近に戻ると、小博物館のようなものがある。1階をざっと見て回っただけだが、勉強したい人や、子供に勉強させたい人にはいいのではないだろうか。入場無料と書かれていたが、まあ鍾乳洞の入場料に含まれているのだろう。

 その先には、珍鳥センターというのがあって、ここも入場無料との表示。いろいろな種類のニワトリがいたが、尾の長いのは、それを見せるためか、ほとんど身動きできないようなところに閉じこめられていて、なんかかわいそうそうだった。
 そこから順路に従って階段を降りていくと、みやげ物店の中を通過しないと出られないようになっていた。あの鳥たちは、みやげ物店のエサだったのか。

 駐車場に戻ったら、45分ほどたっていた。真夏にけっこう歩いたものだが、それほど疲れなかったのは、鍾乳洞内の低温のおかげと、前につかえていた見物客のおかげか。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2006年8月14日(月) 9時頃

 

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