★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 神奈川 > ● 横浜北部のドライブスポット都筑区、青葉区のエリア。 横浜市歴史博物館大塚・歳勝土遺跡の隣りにある博物館。 港北ニュータウンの、県道13号横浜生田線・新羽新道と、その名も歴博通りの角にある。入口は北側なので、歴博通りから西へ入り、さらに左折してぐるっとまわっていく必要がある。 正面玄関を入ると、左手にある受付の人から入場券を買い、大人400円。展示室は、2階へ上がって左端。 原始時代では、縄文式土器、ムラの暮らしのジオラマ模型、隣の大塚遺跡の説明。 ところどころに、さらに詳しく説明した解説シートが置いてあり、ボタンを押すと流れるビデオもある。 玄関ホールの受付の脇に、売店がある。はにわのぬいぐるみがあり、人の形と馬の形があって、それぞれ色が2種類。どれにしようかなぁ、と思ったら、人のはにわが腕を組んでディスプレイしてあって、それがほほえましかったので、2個買ってしまった。 屋上から、大塚・歳勝土遺跡公園へ歩道橋でつながっている。
横浜市歴史博物館のホームページ (別ウィンドウに開く) 大塚・歳勝土遺跡公園弥生時代のムラと墓地の遺跡のある公園。 駐車場はないので、横浜市歴史博物館の有料駐車場に車を置いたまま、歩いて行った。隣には、ノースポートモールというショッピングモールがあり、買い物額により駐車無料サービスがあるので、買い物をかねて行くのもいいかもしれない。 博物館の屋上から、遺跡公園歩道橋で歴博通りを渡ったところが、公園の正面入口。そこに園内案内図のほか、「港北ニュータウン地域の遺跡のうつりかわり」という先土器時代から中世までの遺跡を写真・絵入りで説明したものと、「大塚ムラのむカシばなし」という弥生時代の暮らしを説明したマンガがあって、なかなか読みごたえがあった。こども向けにも、おとな向けにも、よくできている。 そこから遊歩道は2本あるが、右はわりとすんなりとした道で、左は竹林の中をくねくねとした道。 その奥には、大塚・歳勝土遺跡周辺地形模型がある。水平1/100、垂直1/50の縮尺で、このあたりの複雑な形の台地を表したもので、わりと凹凸があるのがよくわかる。 右奥へすこし下ったところには、都筑民家園がある。江戸時代の民家を移築したもので、かやぶき屋根の主屋と馬屋が横につながった形。中にも入れて、かまどなどがあるほか、観光パンフレットが置いてあった。昔話や手打ちそばなど、いろいろなイベントをやっているようだ。利用時間:9時〜17時、休園日:毎月第3月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日という表示。(右下写真) 引き返して、大塚遺跡のエリアは、柵で仕切られていて、開園時間:9時〜17時、休園日は月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日という表示。 全体をざっと見て、30分くらい。
稲荷前古墳群神奈川県指定史跡の古墳。 青葉区役所の脇から、県道12号横浜上麻生線より100メートルほど北東を併走する市道を北上。この道は横浜上麻生線の旧道のようで、2車線道。区役所より北へ約800メートルで、道路の北東側に駐車場があるが、案内表示が小さいので、最初は通過してしまった。「水道局青葉営業所前」のバス停があり、「内野設備」という会社の隣り。 そこから階段を登っていく。途中で左右に分かれるが、どちらから行っても古墳に着く。 10基の古墳と9基の横穴墓が発見されたらしいが、そのうち3基の古墳が保存されている。中心にあるのは、前方後方墳で、2つの正方形を連結した、全国的にも数少ない形ということ。 わりと高い場所にあり、古墳の上に登ると、周囲をぐるっと見渡せる。ところどころの方角に高い木があって、360度完全な視界というわけではないが、このあたりでは、かなり眺めのいい場所と言えそうだった。古墳の脇にも、ベンチがある。
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