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● 横浜北部のドライブスポット

 都筑区、青葉区のエリア。

観光施設 横浜市歴史博物館横浜市歴史博物館

 大塚・歳勝土遺跡の隣りにある博物館。

 港北ニュータウンの、県道13号横浜生田線・新羽新道と、その名も歴博通りの角にある。入口は北側なので、歴博通りから西へ入り、さらに左折してぐるっとまわっていく必要がある。
 駐車場は建物の1階にあり、1時間200円。

 正面玄関を入ると、左手にある受付の人から入場券を買い、大人400円。展示室は、2階へ上がって左端。
 円形になっていて、原始時代から現代まで、横浜の歴史をぐるっと一周できる。以下、印象に残ったものを挙げていく。

 原始時代では、縄文式土器、ムラの暮らしのジオラマ模型、隣の大塚遺跡の説明。
 古代では、人・馬・鳥の形のはにわ、横浜市内の古墳の説明。
 中世では、戦国時代の武士と足軽の軍装模型。
 近世では、吉田新田の埋め立て。
 近代では、明治初期の横浜港のジオラマ模型。

 ところどころに、さらに詳しく説明した解説シートが置いてあり、ボタンを押すと流れるビデオもある。
 パソコンやビデオで学習するコーナーもあり、全部見ていたら、かなり時間がかかりそう。

 玄関ホールの受付の脇に、売店がある。はにわのぬいぐるみがあり、人の形と馬の形があって、それぞれ色が2種類。どれにしようかなぁ、と思ったら、人のはにわが腕を組んでディスプレイしてあって、それがほほえましかったので、2個買ってしまった。

 屋上から、大塚・歳勝土遺跡公園へ歩道橋でつながっている。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆ (午前中に行ったのですいていた)
行った日時 :2008年3月23日(日) 10〜11時頃

Webリンク 横浜市歴史博物館のホームページ (別ウィンドウに開く)

観光施設公園 大塚・歳勝土遺跡公園大塚遺跡

 弥生時代のムラと墓地の遺跡のある公園。

 駐車場はないので、横浜市歴史博物館の有料駐車場に車を置いたまま、歩いて行った。隣には、ノースポートモールというショッピングモールがあり、買い物額により駐車無料サービスがあるので、買い物をかねて行くのもいいかもしれない。

 博物館の屋上から、遺跡公園歩道橋歴博通りを渡ったところが、公園の正面入口。そこに園内案内図のほか、「港北ニュータウン地域の遺跡のうつりかわり」という先土器時代から中世までの遺跡を写真・絵入りで説明したものと、「大塚ムラのむカシばなし」という弥生時代の暮らしを説明したマンガがあって、なかなか読みごたえがあった。こども向けにも、おとな向けにも、よくできている。

 そこから遊歩道は2本あるが、右はわりとすんなりとした道で、左は竹林の中をくねくねとした道。
 右へ進むと、2〜3分で広場へ出て、その中に歳勝土遺跡がある。周囲の広場ではこどもが遊んでいて、なかなかにぎやかな遺跡だった。方形周溝墓という、ほぼ正方形の盛土の四辺に溝を掘ったものが復元されている。(左下写真)
 そのうちひとつには、中央に木の棺を復元したものもあって、当時の様子がうかがえる。

 その奥には、大塚・歳勝土遺跡周辺地形模型がある。水平1/100、垂直1/50の縮尺で、このあたりの複雑な形の台地を表したもので、わりと凹凸があるのがよくわかる。

 右奥へすこし下ったところには、都筑民家園がある。江戸時代の民家を移築したもので、かやぶき屋根の主屋と馬屋が横につながった形。中にも入れて、かまどなどがあるほか、観光パンフレットが置いてあった。昔話や手打ちそばなど、いろいろなイベントをやっているようだ。利用時間:9時〜17時、休園日:毎月第3月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日という表示。(右下写真)

 引き返して、大塚遺跡のエリアは、柵で仕切られていて、開園時間:9時〜17時、休園日は月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日という表示。
 周囲の柵と堀も、昔の集落を再現したものというのは、よくできている。弥生時代の竪穴式住居が7個と、高床式倉庫が1つ復元されているほか、住居跡を再生した穴もある。住居の中にも入れて、土器がいくつか置いてあるのと、からっぽなのがあった。(右上写真)

 全体をざっと見て、30分くらい。

歳勝土遺跡  都筑民家園

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2008年3月23日(日) 11〜12時頃

観光施設 稲荷前古墳群稲荷前古墳群

 神奈川県指定史跡の古墳。

 青葉区役所の脇から、県道12号横浜上麻生線より100メートルほど北東を併走する市道を北上。この道は横浜上麻生線の旧道のようで、2車線道。区役所より北へ約800メートルで、道路の北東側に駐車場があるが、案内表示が小さいので、最初は通過してしまった。「水道局青葉営業所前」のバス停があり、「内野設備」という会社の隣り。
 5台分で無料。利用時間は特に書いてなかった。脇に飲料自販機あり。

 そこから階段を登っていく。途中で左右に分かれるが、どちらから行っても古墳に着く。
 左ルートはそのままずっと登っていく。右ルートは途中にあずまやとベンチがある、のんびりコース。時間はそれほど違わないと思うが、2〜3分。

 10基の古墳と9基の横穴墓が発見されたらしいが、そのうち3基の古墳が保存されている。中心にあるのは、前方後方墳で、2つの正方形を連結した、全国的にも数少ない形ということ。
 隣に方墳が1つ。すこし下に、方墳がもう1つある。

 わりと高い場所にあり、古墳の上に登ると、周囲をぐるっと見渡せる。ところどころの方角に高い木があって、360度完全な視界というわけではないが、このあたりでは、かなり眺めのいい場所と言えそうだった。古墳の脇にも、ベンチがある。
 桜が咲きはじめていて、ウグイスが鳴いていた。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年3月23日(日) 13時頃

 

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