Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 神奈川 >

● 相模原のドライブスポット

公園 相模原麻溝公園

 麻溝台(あさみぞだい)にある公園。

 県道507号 相武台相模原線麻溝台交差点から西へ。
 半キロほど先で、この公園の第2駐車場が右に、第3駐車場が左にある。
 このときは、第2駐車場は、ほぼ満車。第3駐車場は9割以上埋まっていて、駐車区画以外に停めてある車もあったが、時間が遅めだったせいか、数台分は空いていた。
 公園本体は第2駐車場の奥(北)だが、第3駐車場の間の道路に、横断歩道がないのが不思議。

 地図で見ると、緑のエリアが南北に長く広がっているが、公園はこの道の北側だけ。南側はゴミ処分場の緑地のようだ。
 なお、第1駐車場は、公園の西側北寄りにある。

相模原麻溝公園のグリーンタワー相模原 広い芝生広場のある公園で、子供と親が大勢いた。フィールドアスレチックにも、子供がいっぱい。

 公園のシンボル的存在なのがグリーンタワー相模原で、行くときの目印になる。(右写真)

 動物とのふれあい広場というのもあったが、一周したきた頃には、もう閉まっていた。

 北側に県立相模原公園が隣接していて、連絡橋で行き来できる。特に意識しなければ、1つの公園という感じだ。

 公園自体は県立相模原公園も無料だが、中央部にあった大きな温室は入場有料だった。
 また、県立相模原公園の方の駐車場は、平日以外有料のようだ。西端の駐車場近くに売店があり、菓子類のほか、植木を売っていた。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★★
行った日時 :2003年9月28日(日) 16時頃

Webリンク 相模原市のホームページより、相模原麻溝公園のページ (別ウィンドウに開く)

Webリンク 県立相模原公園のホームページ (別ウィンドウに開く)

(帰り道)

 第3駐車場を東に出て、公園東十字路を左折。公園の東端に沿って北上した。
 県道507号 相武台相模原線との合流交差点は、信号なし。流れていると、なかなか入れなさそうだが、このときは相手の県道が渋滞していて、1台づつ交互に入れた。
 その後、県道52号 北里けやき線で東へ向かおうと、右折レーンに入ったのだが、ここがまったく動かなかった。県道52号が渋滞していて、反対方向からの左折車が交差点内に行列を作ってしまうので、右折可信号になっても、右折レーンの先頭にいるバスが前へ進めない状態。
 VICSの渋滞情報では、順調を示す緑色なのに…
 この状況が把握できて直進レーンへ脱出できるまで、青信号何回分か損した。相模原GCの北へ回ったら、こちらは渋滞していなかった。

展望地 グリーンタワー相模原グリーンタワー相模原より、県立相模原公園方面を望む

 相模原麻溝公園にある展望塔

 全高55メートル、展望室の高さ38メートルと、わりと高い展望タワーのわりに、無料だった。

 エレベーター乗り場には係の人がいて、食べかけのアイスクリームを持っている人が注意されていた。飲食禁止。
 エレベーターは、ふつうのビルのと同じ作りで、外がまったく見えないが、タダなので、文句を言ってはいけないか…
 外から見ると、階段もあるようだが、緊急用なのか、少なくともふだんは一般には公開されていないようだ。

 展望室は、4方向にガラス張りで、周辺の景色を望める。下の公園、隣の女子美術大、清掃工場、相模原市街、遠くに丹沢の山々など。
 パノラマ写真に説明を書き加えた展望案内図が四方にあり、わかりやすい。

 この手の展望タワーにありがちな、売店やみやげ物店などは一切なく、ただ純粋に景色を眺めるためだけの、ピュアな展望タワーだった。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★★
行った日時 :2003年9月28日(日) 16時頃

観光施設 勝坂遺跡公園 (かっさかいせき)勝坂遺跡 敷石住居

 縄文時代の集落跡。

 県道46号相模原茅ヶ崎線が、JR下溝駅の南で踏切を渡ってから、南へ700メートル。
 信号はあるが名前のないT字路を東へ入り、100メートルほどで、道路南側に駐車場がある。未舗装の30台分くらいで無料。利用時間は午前8:30〜午後5:00との表示。

 森の中の遊歩道を歩いていくと、途中で左右に分岐し、左へ進むと北端へ、右へ進むと中央付近へ出る。どちらも徒歩3分。
 南北に長細く、遊歩道が一周していて、1キロ以上ありそう。

 北端に管理棟とトイレがある。その外の道路に面した掲示板に、遺跡のパンフレットを入れた箱があった。駐車場から歩いてきた人は、見落としそうだが。
 あと、テーブル&ベンチが数組あり、休憩できる。

 中央には、敷石住居の床が復元されている。(右上写真)
 縄文生活林
の木は、まだ若かった。あとは原っぱが広がっている。

 南端には、竪穴住居が2軒復元されていて、土葺(つちぶき)と笹葺(ささぶき)というのが変わっている。(下写真)
 内部の見学は水〜日曜の午後4時までということで閉まっていた。あと、住居跡の窪地が数個。

 以前行ったときは、ただの原っぱだったが、2010年4月に遺跡公園として整備され、見て回る意味のある場所になっていた。
 案内図によると、ここは遺跡のD区で、A区というのが離れた場所にある。
 土の上を歩くので、あまり洒落た靴は避けた方がいいだろう。雨上がりも要注意。
 周囲は森と畑と戸建住宅で、閑静な風景だが、米軍のキャンプ座間が近くにあるせいか、ヘリコプターがブンブン飛び回っていた。
 国指定史跡。

 なお、勝坂歴史公園というのは、別の場所になる。まぎらわしいぞ。

勝坂遺跡 竪穴住居 土葺  勝坂遺跡 竪穴住居 笹葺

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :
2010年9月19日(日) 17時頃

Webリンク 相模原市のサイトより、勝坂遺跡のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設公園 史跡 田名向原遺跡公園史跡 田名向原遺跡公園 谷原12号墳

 旧石器時代の遺跡や古墳がある小公園。

 相模原市中央区の南端にある。
 県道48号鍛冶谷相模原線を、南端の昭和橋から、北西へ1キロ半。この県道は、国道129号・厚相バイパスとは立体交差で、接続路がないので注意。

 公園は道路の西側にあるが、駐車場は東へ入ったところにある。県道を南から行くと、小さい案内表示があったが、北からはなかった。東へ入る塩田下交差点は、信号と右折レーンのあるT字路で、角にコンビニ。
 50メートルほどで右へ入る、信号のない十字路には、小さい案内表示がある。
 送電線の鉄塔の手前に駐車場があり、20台分くらいで無料。利用時間は午前8時20分〜午後6時10分(11月〜3月は午後5時10分)という表示。

 駐車場の隣に、旧石器ハテナ館がある。その前の坂道を降りて、信号を渡り、公園まで徒歩2〜3分。
 公園の開園時間は、午前8時30分〜午後6時(11月〜3月は午後5時)という表示。

 まず、谷原12号墳という小型円墳を移築復元したものがある。横穴式石室は、扉が閉じられていて、中が見えないのが残念。せめて格子戸にしてくれれば見えるのに。周囲を柵で囲まれていて、上には登れない。(右上写真)

 縄文時代中期の竪穴住居を復元したものは、わりと小型。中に入れて、中央に炉がある。(左下写真)

 住居状遺構という、後期旧石器時代の建物の痕跡を復元した場所がある。扉が閉ざされていて、中には入れないが、こういうものはあまりないので、ちょっとおもしろかった。(右下写真)
 隣には、そこから出土した黒曜石が展示されていて、長野県の蓼科、静岡県の箱根・天城、栃木県の高原山など、各地から来ているという説明。

 それぞれには、説明板が建っているほか、さらに詳しいパンフレットを入れた箱がある。

 公園の南端には、地層展示パネルがある。なぜか、公園の中から行けないので、いったん外に出て歩道をまわっていく必要があるが。

 トイレと水飲み場あり。飲料自販機はないが、斜め向かいにコンビニがある。遊具はないが、旧石器ハテナ館の脇にある。
 国指定史跡。

 展望広場からは、相模川圏央道・相模原インター(仮称)を望める。相模川の上をまたぐ橋は、もうできていて、当初は2010年度に開通予定だったが、2年延期になった。土地を売り渋っている人がいるらしい。

史跡 田名向原遺跡公園 竪穴住居  史跡 田名向原遺跡公園 住居状遺構

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年3月23日(日) 16〜17時頃、 2010年9月19日(日) 16時頃

観光施設 旧石器ハテナ館旧石器ハテナ館

 田名向原遺跡の旧石器時代を中心に展示。

 田名向原遺跡公園の向かいにあり、駐車場は共用。
 入館無料で、受付は特になし。

 展示室は、長細いのが1つだが、中央が仕切られていて、U字型に見て回る。
 石器を使っている姿の人形から始まるのは、わかりやすい導入だと思う。
 石器の作り方と使い方について、押しボタンでスタートするビデオがあり、約5分。現代人が黒曜石を加工している様子。

 住居状遺構がこの遺跡の特長で、石器の工房だったと言われている。そこにも押しボタンでスタートするビデオがあり、最初のよりすこし長いが、こちらはベンチがある。
 壁に、石器が種類別にずらりと並んでいるのは、なかなかのコレクション。

 小さな図書コーナーがあり、そこで終わりかと思ったら、最後に縄文時代以後をまとめた展示があった。わりと凝った造形の縄文土器があったが、全体からすると、おまけという感じ。
 見学時間は約30分だった。

 2009年4月にオープンしたばかりで、真新しい。
 建物前に、竹を叩く楽器のようなものがあったが、旧石器時代には関係なさそう。裏庭に、幼児用の遊具もあるが、遺跡には関係なさそう。
 変わった名前だが、クイズが掲示されているわけでもなく、なにがハテナなのか不明で、それが最大のハテナだった。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2010年9月19日(日) 16時頃

Webリンク 相模原市のサイトより、旧石器ハテナ館のページ (別ウィンドウに開く)

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所