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● 秦野のドライブスポット (はだの)

展望地 菜の花台菜の花台より望む富士山

 湘南と相模湾富士山を望む展望台。

 県道70号 秦野清川線・宮ヶ瀬レイクラインを、ヤビツ峠から秦野市街へ下ってくる途中にある。峠の南側で、この道が一番西へ突き出しているところの角だ。標高約550メートル。

 駐車場は十数台分くらいで、私が入ったときは数台分の空きがあったが、出るときは満車だった。タイミングのよしあしがありそうだ。

 歩いて2分くらいで、3階くらいの高さの展望台へ。登りと下りの階段は別になっている。
 湘南の市街地と相模湾を広く一望できるほか、西方には富士山も見える。なかなかいいポジションにある。日没の瞬間を待っているらしいカメラマンも数人いた。

おすすめ度 :★★★★★ (通過してしまうのはかなりの損)
人気度    :
★★★★
行った日時 :2001年12月22日(土) 16時頃

名水 護摩屋敷の水

 丹沢湧き水。名水百選のひとつ。

 宮ヶ瀬湖から県道70号 秦野清川線・宮ヶ瀬レイクラインを南下してくると、秦野市に入って4キロくらいのところ。道路の左側に駐車スペースあり。

 道路脇と、短い橋を渡って少し入ったところの2か所に水が出ている。大きなペットボトルを何本も持ってきて水を汲んでいる人が2組いた。

 注意書きがいろいろと書いてあったが、それだけマナーの悪い人がいるということなのだろう。水が汲めるのは日中のみで、朝7時〜夜6時と書いてあった。終了時刻は、7時と印刷された上に、手書きで「六時」と貼ってあったので、季節によるのかもしれない。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2001年12月22日(土) 16時頃

湖公園 震生湖震生湖

 関東大震災の土砂崩壊で生まれた、森の中の湖。

 カーナビを震生湖にセットして向かったら、着いたのは裏側だった。
 やまゆりラインの東端から、北へ。T字路(↑)にぶつかって右折。ここは2車線道。1キロほどで、急角度のT字路(→)を右折して、そこからは狭い道へ。角に「速度落とせ 中井町」という表示だけ。300メートルほどで、左へ降りていく遊歩道に、「震生湖」という小さな案内矢印があるのだが、なぜか反対向きにしか書いてない。通りすぎてから、引き返してきて見つけた。その左脇に、2台くらいは車を置けそうなスペースがある。車を止めていい場所なのかどうかは不明だが、何も書いてなかった。

 遊歩道を降りていくと、ちょっとした梅林があって、なかなかきれいだった。
 そこから森を抜けると、震生湖へ出る。徒歩約2分。森に囲まれた、静かな湖だったが、釣り人がけっこういた。
 狭い橋を渡っていくと、ちゃんとした舗装駐車場があった。無料で十数台分だが、満車だった。夜間使用できませんという表示。

 駐車場から、鳥居をくぐって湖畔の遊歩道を進み、内陸側へ登ったところに福寿弁財天がある。約1分。赤いのぼりがずらっと並んで派手だったが、建物はシャッターが閉まっていた。
 その右の斜面には、子ども用の遊具があり、震生湖公園という表示。スイセンの花がけっこう咲いていた。

 トイレあり。飲料自販機は、ふつう120円のが120円だったり130円だったりと、よくわからない値段だった。こんな市街地に近く、車で入って来れるところで、一部でも割高な値段をつけるというのが、信じられないけど。
 梅林への案内表示はなかったので、表側から行ってたら、わからなかったろう。橋を渡って、遊歩道で湖畔をたどらずに、森の奥へ抜けたところ。
 すぐ隣には、ゴルフ練習場がある。

 車で2車線道まで戻り、北へ進むと、左カーブの外側に、「震生湖駐車場」と表示されていた。湖畔の駐車場が満車の場合は、そこから歩くべきだったのだろう。あとで調べたら、その駐車場自体が、秦野市街を望む展望場所だったらしい。寄ればよかった。
 県道62号平塚秦野線に出た十字路は、震生湖入口という交差点名だったので、そちらが正面入口なのだろう。
 湖の半分くらいは中井町だが、秦野市街の方に近いので、秦野のページに入れておく。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★★
行った日時 :2009年2月7日(土) 15時頃

Webリンク 秦野市観光協会のサイトより、震生湖のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設公園 桜土手古墳公園桜土手古墳公園 復原古墳

 古墳が保存・復原された公園。

 県道県道62号平塚秦野線震生湖入口から北上。国道246号より先は、市道になるようだが、そのまま直進していくと、テクノパーク入口交差点の案内標識では、右方向に「古墳公園」の表示。右折レーンあり。
 その名も古墳公園前交差点を左折したところが、駐車場の入口。普通車21台分。17時〜8時半は閉鎖という表示。
 入園・駐車場とも無料。

 公園内には、保存古墳が6個、復原古墳が1個あり、すべて円墳。それぞれに、写真や図入りの説明板がある。
 保存古墳は、直径10〜20メートル、高さ1〜2メートルで、周溝に囲まれている。登ってもいいようで、起伏のある子どもの遊び場のようになっていた。
 復原古墳は、桜土手古墳群で一番大きい1号墳をモデルにして、現代に復原したもの。直径28メートル、高さ5.6メートル。大きな横穴式石室があり、中へ入ることができる。墳丘は2段構造になっていて、斜面には葺石(ふきいし)が敷き詰められていた。墳丘の内部には、石室を取り巻くように石垣状の石組みがあったということで、これは他の地域では見られない得意な構造とのこと。その様子がわかるように、一部を切り取ったような形になっている。斜面を歩けば、上に登ることもできる。(右上写真)

 公園の入口には、バオバブの木のようなモニュメントがあった。古墳とどう関係あるのかは、わからなかったけど。
 古墳の出土品がある展示館があり、入館無料なので見ていくべきだろう。
 西隣りには、野球のできるグラウンドがあり、その練習の掛け声が、にぎやかだった。名前からすると、桜の咲く時期がベストかも。飲料自販機あり。

 帰りは、公園前の水無川沿いの道を東へ進んでいくと、なぜか途中で行き止まりだった。川の左側へ渡らなくてはいけない。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年2月7日(土) 16時頃

観光施設 桜土手古墳展示館桜土手古墳公園 30号墳と展示館

 桜土手古墳公園にある、出土品と古墳全般についての小博物館。

 公園の駐車場のすぐ脇にある。
 入館無料で、受付は特になし。

 桜土手古墳群の出土品を、土器・刀・耳環・勾玉など、それほど多くはないが、いくつか展示。説明パネルでは、ここだけではなくて、古墳全般について説明されている。
 ボタンを押すとスタートするビデオが2本あって、1つは古墳の作り方。古代人が古墳を作る様子をアニメで紹介するだけでなく、現代人がクレーンやパワーショベルで古墳を作る様子を実写で紹介というのが、おもしろかった。
 2つめは、桜土手古墳群の出土品の説明。土器に穴が開いている訳などを説明してくれる。どちらも音声が小さめで、室内も薄暗かったのが、控えめというか、積極性が感じられないというか、高齢化社会に向いてないというか。
 赤い服の女の子と白いウサギが、ここのマスコットキャラクターになっているようだ。
 もう1つ端末装置があったが、壊れているのか、電源が入っていないのか、触れても応答なし。映像室のようなところもあり、頼めばビデオが見られるようだ。

 地下へさらに薄暗い階段を降りていくと、ミュージアム・プロムナードがある。地下通路が、秦野市の古代歴史資料館のようになっている。右側には、土器などの出土品を展示。左側には、時代順に遺跡の特徴などを説明したパネルが並んでいる。
 なんで地下通路になっているのか、わからなかったが、反対側は、公園の奥の端に出る。
 見学時間は、ビデオを2本見て、20分強。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年2月7日(土) 16時頃

Webリンク 秦野市のサイトより、桜土手古墳展示館のページ (別ウィンドウに開く)

展望地公園牧場 弘法山公園弘法山公園 権現山展望台

 弘法山権現山の2つの山がある展望公園。

 国道246号の秦野市街の東、名古木宮前交差点から南下する。信号・右折レーンあり。
 2車線道で坂道をくねくねっと登っていくと、T字路(→)の道なりは右方向だが、直進方向の1.5車線道が、公園の入口。
 その脇道へ入っていくと、最初に、左側に第2駐車場があり、未舗装で十数台分くらい。
 次に、右側に第1駐車場があり、舗装されていて二十数台分。その向かいには、ジンギスカン、しゃぶしゃぶ、アイスの店があった。

 案内図を見て、まず権現山へ向かった。舗装された車道を右上へ。一般車両通行禁止とはなっていなかったが、第1駐車場が中心なのだろうと思い、歩いて行った。車道は左カーブして、遠ざかって行くので、そこから遊歩道を右上へ近道。ここには案内表示なし。
 尾根筋へ出ると、馬場道という名の、3〜4人は並んで歩けそうな広い道。春には桜のトンネルかも? 左手に相模湾を望めるところもあった。

 権現山の山頂まで、徒歩11分。ちょっとした広場になっていて、テーブルとベンチがいくつか。2階くらいの高さの、凝ったデザインの展望台がある。西に秦野市街を見渡し、北に丹沢の山なみ。東と南は周囲の木のかげ。関東の富士見百景になっているが、曇ってしまっていた。(右上写真)
 南側の斜面に、階段状の展望ベンチのようなものや、あずまやもある。ここの木の間からは、相模湾江ノ島が望めた。標高243メートル。
 かながわの探鳥地50選で、バードサンクチュアリという野鳥を観察する壁もあったが、鳥はいなかった。

 さらに西へ400メートルで浅間山があり、そちらにも駐車場があるという表示だが、今回はパス。
 馬場道を引き返していくと、舗装車道の終点部へ。十台弱は駐車できそうだった。かながわの景勝50選の石碑があり、いろんなものに選ばれている。

 さらに直進して、弘法山の山頂まで、徒歩12分。ここの展望は、木の間からのぞくという感じだが、見えなくはない。
 弘法の乳の水という井戸は、桶の下の穴は柵で塞がれていたが、手押しポンプからは水が出た。
 釈迦堂、鐘楼、石碑がいろいろある。(左下写真)

 第1駐車場のすぐ上の斜面には、めんようの里という牧場があり、ヒツジがメーメー鳴いていた。(右下写真)
 その上には、梅林がある。

 帰りは、秦野中井インターへ出るために、車で西へ向かってみた。脇道から2車線道へ戻り、左へ。山の中腹を走っていき、400メートルほどで、斜め右へ分岐。やや狭めの道を降りていくと、県道71号秦野二宮線に出たところは、衛生センター入口交差点。

弘法山公園 弘法山頂 弘法の乳の水 鐘楼  弘法山公園 めんようの里

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年2月7日(土) 17時頃

Webリンク 秦野市観光協会のサイトより、弘法山公園のページ (別ウィンドウに開く)

 

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