★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 石川 >
宝達山への道
県道75号押水福岡線と林道で宝達(ほうだつ)山を越える。
(追記:県道75号は、下記のドライブの後、2キロ半ほど北の県道229号宝達今浜線と重複するルートに変更になったらしい。)
国道471号を宝達志水町の今浜から南下してくると、この県道75号との交差点には、方面標識があったのでわかりやすい。
1キロほど走って山に入りかかると、T字路(→)の先に「この先車両通行不能につき 車両通行止」とあった。
右の林道東間線の方を指して「宝達山頂」という矢印があり、そちらが迂回路になっていた。どうりで、カーナビに宝達山頂を目的地にセットしたら、国道471号でぐるっと回って、東側から登るようなルートを指示したわけだ……
通行止めの表示は一時的に置いた看板ではなく、地面に固定して立てられたものだった。当分のあいだは、通れるようにするつもりはなさそうな感じ。
県道は塞がれてはなく、トラックが出てきたので、工事中なのかもしれないが、道路工事には関係ない車かもしれない。
林道東間線は、ほとんど1車線の山道で、くねくねと登っていく。途中、なかなか眺めのいいところもあった。
山頂近くにT字路(←)があり、左へ行くとすぐに、広い宝達山頂町営駐車場がある。そこからも、景色が眺められるが、そこはまだ山頂ではなかった。
ここに周辺の道の詳しい案内図があって親切だが、この地図では、県道は通行止めとはなっていなかった。
駐車場を背にして左手の、県道75号押水福岡線(金沢方面)は、車両通行止でパイプでしっかりと封鎖されていた。
正面の町道宝達沢川線には、全面通行止予告という看板があって、平成11年10月18日〜平成12年7月28日とあったが、終わりの月日の数字を消そうとしたようにも見られた。終了月日未定ということ? 道はふさがれてはいなかった。迂回路として、北の林道宝達新宮線と、南の林道東間線(来た道)が書かれていた。
右手の上へ登っていく道が、町道宝達山頂線で、これが山頂へ至る道。
宝達山頂線を進んでいくと、1.5〜1車線道の道で、突き当たりが宝達山頂になる。隣に神社がある。
国土地理院の一等三角点という塔があって、標高637.35メートルとあった。空模様が悪化していて、視界がいまいちだったのが残念。
帰りは、町営駐車場を通過してT字路(↑)まで戻って左折し、来た道の先へ進む。これは県道75号押水福岡線(富山方面)になるが、登ってきた林道とそんなに雰囲気は変わらなかった。1.5〜1車線の山道で、こちらも眺めのいいところがある。
富山県・高岡市に入り、沢川まで来ると、部分的に2車線道になる。
右手に五位ダムの湖が見えてくる。湖畔の未舗装路があったが、帰りの時間があるので、探索はやめておいた。五位山大橋で湖を渡り、堀切トンネルを抜けたあと、左への脇道を入ると、五位ダムに出る。ダムの上は車は通れない。コンクリート製ではなく、両側とも土を斜めに積んだダムだった。
ダムから先はほとんど2車線道で山を降りていって、県道32号小矢部伏木港線にぶつかる。
ツーリングマップル中部(1999年3月版)のおすすめルートだが、ワインディング好きな人向け。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2000年5月2日(火) 14〜15時頃
(おまけ)
その後、福岡インターから、能越道に入ったが、小矢部栃波ジャンクションまでの間、前後にまったくほかの車を見なかった。