★★★
Precious
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● 八千代のドライブスポット

平安時代に製鉄炉があった場所。
県道20号結城坂東線の八千代町と常総市の境界付近から、東の狭い道へ入ったところ。角に案内標識がある。
その1車線道の左側に遺跡があるのだが、そこを通り過ぎて、入口から500メートルほどのところに、史跡見学者用の駐車場がある。十台弱分の、区画線もない未舗装の場所だけど、ちゃんと駐車場所を用意してあるというのは、いいよね。
歩いて戻って2分弱。路上には、栗がたくさん落ちていた。
柵の扉が閉じていたので、休園日?かと思ったが、よく見ると鍵はついてなくて、開けられた。かんぬきがかかっていたのは、そうしておかないと、扉が開いて道路にはみ出してしまうからのようだった。扉自体がいらないだろうと思ったけど。
斜面の階段をすこし登ったところに、昔の製鉄炉を復元したものが1つある。名菓「ひよ子」のような形をした石窯?に、大小の穴がいくつかあいていて、そのへんの形が工夫の跡なのだろうなぁと思えた。
「パンフレットをどうぞ」という箱があったが、空っぽだった。
あとはベンチが1つあるだけの狭い場所で、あまり期待して行かない方がいいだろう。
ここで作られたという鉄の剣などが、八千代町歴史民俗資料館に展示されていたので、セットで見学するといいかも。
駐車場の隣には、秋葉山古墳もある。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月3日(日) 12時頃

神社のある前方後円墳。
駐車場は、尾崎前山遺跡製鉄炉跡と共用で、県道脇の案内標識には、この古墳も書いてあった。
駐車場のすぐ隣に、全長45メートルという古墳がある。古墳の上へよじ登っていく踏み跡道もあったが、横の1車線幅の坂道を登っていくと、反対側から楽に上へ入ることができた。
全体に木がみっしりと茂っていて、全形はよくわからなかったが、北側は台地にそのままつながっていて、小さな神社があった。しめ縄のようなものが左右の木に渡してあったけど、あれは古墳というより、神社のものなんだろうなぁ。石室などはよくわからず。
北隣りは、自動車の販売所のようなところにつながっていて、車が何台も置いてあった。
狭い道沿いに、きれいな花がいろいろ咲いていたのは、そこの人が花好きなのだろう。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月3日(日) 12時頃

八千代町の歴史と民俗を展示。あたりまえだけど。
八千代町の中心街の近く。県道20号結城坂東線を、県道137号若境線との十字路から北へ約100メートル。道路左側の門の脇に、案内板が出ていたので、わかりやすいだろう。
なお、県道20号結城坂東線は、古い地図だとクランク状に曲がっているが、県道137号若境線より南に新道が開通していて、道なりに走っていればいいようになっている。
駐車場は十数台分くらい。駐車場・入場とも無料。
玄関へ入ったところに、入館票に記入してくださいとあって、町内外・年齢・性別などの区分の人数を記入。
石器・土器から、昔の道具まで、コンパクトに展示されていた。あまり広くはないとも言う。
けっこう立派な人物埴輪は、写真だけで、実物は別の博物館にあるようだ。
竪穴式住居の模型は、中に小道具がいろいろと置いてあるのが、凝っていた。
尾崎前山遺跡の製鉄炉で作られたという鉄の剣などもあった。
民族系の展示では、人力車が真ん中に置いてあるのが印象的だった。
右脇の小部屋では、町民から寄贈されたという昔の道具をいくつか企画展示。
機械式の計算機があり、足し算・引き算の繰り返しで、掛け算・割り算ができるものらしかった。昔の人はよく考えたね。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月3日(日) 13時頃
八千代町教育委員会のサイトより、歴史民俗資料館のページ (別ウィンドウに開く)