★★★ Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 兵庫 >
● 播磨町のドライブスポット
弥生時代後期を中心とした集落遺跡。
国道2号(加古川バイパスでない方)から南西へ入る交差点には、案内標識が出ていた。
そこからカーナビの表示では遺跡のマークを通りすぎてしまったので、入口を見落としたかと思って、うろうろしてしまったが、結局、その道から左へ入って駐車場まで、ちゃんと案内表示があった。
駐車場は、遺跡から池をはさんだ南側、住宅地の中にある。有料で1回200円。出るときに支払う。60台分くらい。
帰りは左折で出るように表示があり、南側の県道553号に出た。来た道へ戻るにはどうすればいいという案内表示はないので、カーナビがないと迷うかも?
近くの道路沿いには、別の方へ「臨時駐車場 土日祝日のみ」という表示もあった。
入園無料で、夜間は閉鎖。月曜、祝日の翌日は休園なので注意。
駐車場からは、ため池の中央を橋で渡っていくというアプローチ。
芝生の広場があり、周囲は木に囲まれている。中央を、であいのみちという緑道が貫いていて、JR土山駅までつづいているとのこと。
園内の遊歩道は、あってないようなもの。好きなところを歩きまわれる。
竪穴住居が7軒くらい、復元されている。ほとんど中へ入れるが、入れないのもあった。説明板も、あるのとないのがあった。灌木に囲まれているもあったが、花は咲いていなかった。ツツジとかではないようだ。
住居跡も4軒分あり、なぜか1つだけチェーンで囲まれていた。
南側に、兵庫県立考古博物館と播磨町郷土資料館がある。
遊具とか乗物とか花畑とかないピュアな史跡公園なので、本来は静かな公園なのだと思う。この日は、カレンダー上の連休の前日ということもあってか、一時は百人以上の小学生で、ごったがえしていた。休日に来た方が、かえって静かだったかも。
国指定史跡。
あとで調べてたら、であいのみちのつづき、隣の喜瀬川を渡るふるさと橋が、鉄琴のついたメロディー橋だという話が…
園内に、であいのみちの説明板もあったのに、そういう肝心なことが書いてないんだものなぁ。渡りたかった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2009年5月1日(金) 12〜14時頃
播磨町のサイトより、大中遺跡のページ (別ウィンドウに開く)
兵庫県の歴史を感覚的に展示。
大中遺跡公園・大中古代の村にあるので、駐車場はそちらを参照。
入館料は大人が通常200円だが、このときは特別展をやっていて500円だった。常設展だけという選択肢はないようだ。
まず、縄文・弥生・古墳の3時代について、時代や顔の特徴の説明がある。ふと上を見ると、サイレントのビデオが3本流れていたが、どれがいつ始まるのかわからず、ひととおり見るには、気長に待つ必要がある。
明石原人については、なんだかあいまいな説明だった。
ボタンを押すと、弥生時代の祈とう師のビデオが始まったが、なんだかよくわからないので、途中でやめた。
古代の武器のコーナーでは、壁から手が出て武器を握っているという展示が、おもしろい。
選択式のビデオが2本あり、古墳から寺へと、道と駅について。後者だけ見たが、ここには数人分の椅子がある。
古代の洞窟壁画に出てくるような、簡単な人の形が動くアニメがあったが、これもよくわからず。
大きな石室と木の船があり、これは苦労して復元したものらしい。
最後も椅子付きのビデオがあり、女の子の人形が座って見ているのが凝っている。ちらっと見ると、神戸ルミナリエが映っていた。
体験コーナーは多く、子どもにはいいかもしれない。
途中から、小学生の団体が入ってきてしまい、落ち着いて見ていられる状況ではなくなってしまった。
感覚的・イメージ的な展示が多く、説明を読んで理解するというより、感性で感じるべき博物館なのかも?
特別展は、「王朝国家の光芒」というテーマで、ここはふつうにガラスケースに展示品と説明文というスタイルだった。
常設展が200円なら安いと思うが、特別展が+300円というのは、高いと思う。
以下は無料で入れるエリア。
展望塔には、エレベーターと階段のどちらでも登れる。5階くらいの高さか。周囲は低層住宅街なので、ぐるっと360度の視界があるが、見えるのはほとんど住宅街で、南の方に工場の煙突群。まあ、大中遺跡を見渡すというのが主旨なのだろう。
建物の屋上や壁の一部が、芝生で覆われているのは、ナチュラルな感じで、いいデザインの建物だ。
1階の図書室には、本がたくさんのほか、パソコンが何台か置いてあったが、全部小学生に占領されていた。クイズみたいだったが。
小さなカフェがあり、喫茶と軽食。落ち着いた雰囲気だった。その一画がミュージアム・ショップで、小さなものだが、考古博物館らしい品揃え。埴輪の湯飲みを買ってしまった。(1312円)
地下1階では、埋蔵文化財の作業室を上から見ることができる。組立・製図・保存などの作業を、3段階に分けてビデオで説明。12時〜13時の昼休み時間は、カーテンが閉まっているので注意。
埋蔵文化財が保存展示されているコーナーもあり、ガラス棚に土器や陶器などが詰まっている。引き出しを開けると、石器もある。奥の収蔵庫もガラス張りで、なかなかオープンだった。
選択式のビデオブースがいくつかあったが、小学生に占領されていた。
ネットワーク広場というところには、同系の博物館のパンフレットが置いてあるが、展示用で持ち帰りはできない。
見学時間は、1時間強だった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2009年5月1日(金) 12〜13時頃
兵庫県立考古博物館のサイト (別ウィンドウに開く)
播磨町の歴史を展示。
大中遺跡公園・大中古代の村にあるので、駐車場はそちらを参照。
入館無料で、受付は特になし。
玄関ホールには、火起こしの道具などが、子どものおもちゃのように置いてあった。
展示室に入ると、弥生時代の土器のほか、叩ける銅鐸や、回転する銅鏡があるのも、動きがある。
ボタンを押すと、古代の言葉であいさつが流れる。こういうのはあまりないので、貴重かも。同じ日本語とは思えないほど、聞き取れないのだけど。
あとは、漂流してアメリカへ行き、日本の新聞の父となった浜田彦蔵についてなど。
玄関前には、いせき君とやよいちゃんという、マスコットキャラクターの人形と、顔出しパネルがあった。館内の展示説明にも使えばいいのに。
建物は、シンプルな長方形の平屋建てで、兵庫県立考古博物館と対照的だった。
屋外には、別府鉄道の機関車と客車がある。事務所に申し込めば、乗ることができるとの表示。九州の鉄道がどうしてここに?と思ったが、近くに別府(べふ)という地名があり、すぐ前のであいのみちという緑道が、その廃線跡らしい。
見学時間は、10分ほどだった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年5月1日(金) 14時頃
播磨町のサイトより、郷土資料館のページ (別ウィンドウに開く)